裏ヤビツ&半原越でバターさん復活試走ライド

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みなさんお久しぶりです。
ちょっと諸事情で更新が滞っておりましたが、忙しさも一段落着きましたのでボチボチ更新していきます。
しかしこんな私のクソブログでも読んでいてくれる方がいるようで更新が無い期間に「ロードやめちゃったんですか?」「最近更新がないようですが…」など暖かいお言葉をいただけて本当に嬉しい限りです(;_:)
お声掛け頂いた皆様、ありがとうございましたm(_ _)m


ブログの更新が滞っている間もロードバイク自体は乗っていたので特にモチベーションが下がった訳ではないのですが、ロードバイクって結構モチベーションが必要な趣味だと思います。

基本的には朝早いので仕事で疲れて眠い体にムチ打って起床しまければ行けませんし、私の場合は目的地までに車の多い幹線道路を通る場合などは想像するだけでうんざりしてしまいます。
特に冬の寒い時期は朝が辛く一層そんなネガティブが増加、私のモチベーションを蝕んでいきます。

そんなネガティブ怪獣にバターさんも飲みこまれてしまいここ暫く凍結していました。
各位う私も、モチベーションが皆無になり4ヶ月程凍結していた事もあるので気持ちはよくわかります。
理由は人によって少しづつ違うのでなんとも言えませんが、こうなると気持ちが再燃するのを待つしかありません。


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そして2ヶ月近く経った3月のある日、そろそろ長野に行ける季節も近づいてきたな~と思っていると、突然バターさんに自転車に乗る気持ちが再燃してきたようで復活宣言。

仕事が少し落ち着いたのか、苦手な冬が過ぎ去って暖かくなったからなのか、とにかく仲間が戻ってくることは嬉しい事です。みんな暖かく歓迎します。

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ハイスペックレンタルサイクル

ただ、一つ問題があります。
それはバターさんはもう二度と自転車には乗らないだろうと、ホイール含めた自転車一式を売り払ってしまっいたようです。
バターさんは今までフラッグシップに近いピナレロのプリンスに乗っていましたが話を聞くと、速く走る為のプリンスはどうも合わなくてずっと気に入っていなかったとか。
確かにバターさんがプリンスについて「硬すぎる…」「乗りこなせるようにトレーニングしなきゃ」といつも言っていた記憶があります。
本人曰く、もうフレームに振り回されたくないとの事。
なるほど、フレームと乗り手の方向性が全然違ってそれがずっとストレスになっていたのかもしれませんね。
それならむしろ売り払った事は良かったのかもしれません。もう一度、一から見た目も乗り味も拘った自分の自転車が買えるのですから(*^_^*)

色々自転車を見ているバターさんですが、ここでコーラさんが「自転車選びの参考になれば」とペンナローラを貸してくれたようです。
しかも「サイズが合えばフレームは格安で譲ってもらえる」との事。
フレームだけでは乗れないのでとりあえずコーラさんの家にあるコンポやホイールを付けて試乗できるようにしてレンタルしてもらったとか。
ちなみにコンポはスーパーレコード、ホイールは風で飛ぶエンヴィのカーボンリムの手組ホイール、カンパのシルバーハブというものすごいハイスペックなレンタサイクルが爆誕していました。

バターさんはある程度買いたいフレームも絞れてきたようですが、折角なのでコーラさんのペンナローラにも試乗してみようという話へ。
数値だけ見ると明らかに小さいようですが実際乗った感じどうなるかわかりませんし、今後の機材選びの参考にもなるかもしれません。
ゆるポタという条件の元、裏ヤビツを目的地にして午前中でサクッと走ってみようという話になりました。

町田からトランポして半原へ

今は既に新しい愛車を手に入れているバターさんですが、この時は帰りに相模原のショップに気になる自転車を見に行きたいとの事なので町田駅から宮ケ瀬付近へトランポして帰りにそのまま車でショップへ行こうという事になり町田駅で合流、半原越近くの駐車場へ車を止めて出発します。

ちなみにこの日バターさんはスピードプレイにスニーカーという何故か自らを追い込んだ仕様になっています。
何故こうなってしまったかというと、スピードプレイのペダルの外し方がどうやってもわからず、だからと言って試乗の為だけに買うにはスピードプレイのクリートがボッタ高すぎてひよった結果らしいです。

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コーラさんに聞いてみれば良かったのでは?と思いましたが「わからないっす!」と言われる事が確定しているのでバターさんは自力で調べる道を選んだようです。


確かに!(ちなみに後日火曜日のライドでコーラさんに改めて聞いてみたところ「わからねぇっす!」と仰っておりました)


スニーカーと言えば美食倶輪部で行った東伊豆でSPDシューズを忘れた私はフラペにスニーカーを余儀なくされエライ目に遭いました。
本当に大丈夫かなと思って本人に聞くと、「家の周りで少し乗って見たけどスニーカーでもいけた」との事。
まぁ、それなら…。
と早速走りはじめます。

まずは半原越を宮ケ瀬へ向けて登ります。
スピードプレイにスニーカーですがコーラさんの自転車はとても軽いようでスイスイと登って行きます。
そんなに良いのなら…と私の自転車と少し交換してもらいます。
すると…


バターさん「ちょwwwyakiさんいつもこんなの乗ってるんですかwww」


yaki「今更何言ってるんですかw明神三国もそれで言ってますよ!」


バターさん「これは一刻も早くフレーム変えた方がいいですよwww」


yaki「だまれ小僧!!!!」


バターさんの嫌がらせに腹を立てながらも少しの間坂道でコーラさんの自転車に乗せてもらったのですが、めちゃくちゃ進みます。
よく自転車のインプレの表現で「進む」という言葉が使われますが今まで私「そりゃ漕げば進むのは当たり前、要するにエンジンでしょ。」等と思っていたのですが、
私の自転車とコーラさんの自転車を比べると「進まない」と「進む」の表現が一目瞭然。
そりゃぁエントリーグレードの105完成車とカーボンホイールにスーパーレコードで組んだ自転車を比べるのだからそれくらいの違いがあって当然と言えば当然なのですが・・・。

何と言えば良いかコーラさんの自転車が100パワーを推進力に伝達できているとしたら私の自転車は30%位をロスして70パワーしか推進力に伝達できていない。
そんな感じがします。
結果、コーラさんの自転車では2段くらい重いギアを踏んでいるのにスルスル登れてしまうのです。(本当です)

このままコーラさんの自転車にシレっと乗り続けようかと思ったのですがバターさんに即座に回収されてしまいます。

そう言えば忘れていましたがこのフレーム、気に入れば格安で譲ってもらえるんです。
今日はそのための試乗でもあるのです。
スーパーレコードやホイールの影響も多大な気もしますが乗り心地等は最高で非常にバターさんは気に入っているようです。
ちなみにこれが乗っているところ。

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yaki「ちっちゃwwwwwww」


バターさん「地面が近いwww」


コーラさんの御好意はとても神がかっていて、というよりむしろ神様だったのですが、さすがにサイズが合わな過ぎて常用するのは厳しいようです。
残念ですがペンナローラさん(このフレーム)は再度コーラさんの自転車部屋のスーパーレコードの置き場フレームとして保管される事でしょう…。


そして半原越のこちら側は斜度がキツイ部分があるのですが、そこで何故かバターさんがアタック。


yaki「バターさん!先は長いですよ!?」


バターさん「この自転車、リムが高くて速度乗ると気持ちいいんですよ!ヒャッハー!」


~2分後~


バターさん「ゼーハー…ゼーハー…クソ坂が終わらないんですけど(怒)」


yaki「だから続くっていったじゃないですかwww」


謎に加速したバターさんは半原越の後半でかなり体力を消耗したようですが普通に登頂完了。
とは言ってもさすがにスニーカー&ブランク有だと疲れるようで少しだけ休憩をして先へ進みます。

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ここから先は宮ケ瀬側へ下ったら土山峠を登って宮ケ瀬湖の湖畔を走り裏ヤビツへ向かいます。
土山峠は短いですし、裏ヤビツはかなり緩い峠なのでバターさんのリハビリに丁度良いといえます。

ちなみに下りでバターさんが「コーラさんの自転車はやっぱりカーボンリムだから少しブレーキの利きが悪いっぽいです。」と言っているのでためしに私が乗ってみたのですがめちゃくちゃ利きました。
バターさんがブレーキ利かないと言うのでいつもの感覚で強めにかけたら前に吹っ飛びそうになる程です。
カーボンリムはブレーキの利きが…とよく言われておりますがこれならまったく問題ないです。
というか私のブレーキより数倍よく利きます。

これならダウンヒルもストレスなく最高だなと思いました。
というかバターさんはこれでも利きが悪いってミレはどんだけブレーキ良かったのでしょうか…。
バターさん曰く私のように山へよく行き必然的に下りが多くなる人にとってはミレ等のエグザリット加工のホイールはブレーキのストレスがないのでオススメという事でした。

ちなみに、この時私の自転車にバターさんを乗せたところ「本当に止まらなくてクソ怖い」という事なのでなんか色々と何とかしようと本格的に思い始めました。(諸々なんとかすると全とっかえになる予感)

平和な裏ヤビツ

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土山峠と宮ケ瀬湖畔をサクッと走ったら裏ヤビツに突入です。
裏ヤビツはいつ走っても平和です。
本当に最後の最後まで峠っぽい斜度もなく、緩い登りかアップダウンが永遠と続いていく感じです。
なのでここはスニーカーバターさんも余裕の登頂!
ドヤ顔で記念撮影しています。
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ひとしきりヤビツの頂上で休んだら今日のランチ予定のオレンジツリーを目指して裏ヤビツを下ります。
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前日までは小春日和だったのに何故かこの日は10℃以下の気温でダウンヒルで凍死しかけましたがギリギリ、オレンジツリーに到着。
ランチとコーヒーをいただきます。
オレンジツリーはログハウスで森の中の洋食屋さんといった感じのとても雰囲気の良いお店です。
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【食べログ】オレンジツリー

バターさんの死闘~半原越~

凍死寸前の我々でしたが暖かい店内で御飯も食べてコーヒーも飲み完全復活。
ここからは来た道を戻って半原越を登り返して車へと戻ります。
半原越は宮ケ瀬側は特に急斜面もないのでバターさんにはまぁ余裕なはずです。

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???


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!!!????


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死んだwwwwwwwww


バターさん「ゼェゼェゼェ…なんだこのクソ坂!クソ坂!(怒)」


yaki「いや、そんなに斜度はないですよwwwやっぱりスニーカーというのとブランクがジワジワ効いてきましたねw」


バターさん「私、純粋に峠の途中で疲れて脚着いて休んだ事初めてです(›´ω`‹ )」


yaki「いいですね~wwwバターさん初々しくていいですよ~!そうこなくっちゃ!」


バターさん「(›´ω`‹ )」


yaki「バターさん、やっぱりそのスピードプレイとスニーカーは無理があるんですよ。」


yaki「私のSPDのフラペ側の方がまだマシかもしれませんよ?」


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という事で、再度自転車を交換してみますが…

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バターさん「これはこれで全然キツイですwww」


yaki「贅沢言うんじゃねぇ!!!!」


バターさんが私の自転車では特に変わらない、むしろコーラさんの自転車の方が楽だとか悪態をつくので自転車を元に戻して先へ進みます。


yaki「バターさん!ここ越えればもう駐車場までは下りのみですからwww頑張ってwww」


バターさん「ここマジで明神三国と同じくらいキツイです。景色の無い明神三国でクソ坂です(›´ω`‹ )」


yaki「半原越が明神三国ってwww」


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半原に明神三国を見たバターさんですがこの後、根性で登頂。
こんなヘロヘロの彼は見たことない私としては大はしゃぎで登ってくるバターさんを激写します。


yaki「いいですね~!もうひと踏ん張りですよ~(ヘラヘラ)」


バターさん「クソ峠爆破します(怒)」


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バターさんのニューフレームの行方

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車へ到着するなり倒れ込むバターさんですが、この後ショップを巡り今では新しいフレーム(LOOK)を手に入れています。
人それぞれモチベーションは違いますが誰にでも言える事は義務化すると強迫観念に追われて趣味が楽しくなくなってしまう事があります。
それぞれが丁度いい距離間で趣味と付き合っていくのが長続きの秘訣なのかもしれません。
何はともあれ今回は仲間が戻ってきてくれてまたみんなで走りに行ける事を嬉しく思います。
しかも何故か自ら「リハビリにクソ坂に行きたい」と謎の言動を発しているので今度本物の明神三国かそれ以上のクソ坂をおみまいしてあげようかな?
と思う今日この頃でございます。

コメント

  1. コーラ より:

    バターさん復活おめでとうですね☆彡

    でも2ヶ月程度だと普段のおいらの冬眠(12~3月の間テニスw)よりも短いような(笑)

    何にせよゆるゆる走ってくれるチャリダーさんが増えるのは良い事です(≧∇≦)b

    おいらとyakiさんの違いが
    《エンジンではなくマテリアル》
    ということがバレてしまったようですねwww
    おいらは怠惰な自分を良い機材で誤魔化してるだけなんですよー^^;
    だからyakiさんの方が走れると思うのにって言ってるぢゃないですか(o^^o)

    風で飛ばされる例のホイール何時でもOKですよ(ΦωΦ)

    またゆるゆる皆で走りましょー(//∇//)

    • yakiそばパン より:

      コーラさん

      いつもコメントありがとうございます(*^_^*)
      コーラさんと私の違いは《エンジンでもマテリアルでも》という絶望的な差がある事がわかってしまいまいた…。

      これからは気持ちの良いシーズンですから、是非色々御一緒して下さい♪