皆さん輪行ってしたことありますか?
輪行とは電車で自転車を専用の袋に入れて移動する事なのですが、駅で自転車をバラしたり組み立てたりしなければいけないので面倒臭かったり、電車に大きな自転車を持ちこむ事自体に躊躇している方も多いと思います。
実は私もその中の一人でした。
駅で人混みの中、輪行袋を広げて自転車を組み立てたり仕舞ったりするのが最高にめんどくさい!
ホームを歩く時や電車内に置くのが誰かにぶつかったり、またカーボンフレームは心配。
そして、なにより輪行袋を持ち運ぶのが考えただけでめんどくさい。
等と考えていて輪行には消極的でした・・・。
ただ、デスルートで心が折れたり何かあってDNFしたい時に駅があればいつでも離脱できる道具として輪行袋は必須でもあります。
輪行で積極的に使うか使わないかは置いといて長距離を自走する場合は保険として持っていた方が良い物でもあるのです。
そんな考えもあり実際購入してみると、「慣れれば平気」という意見が多いように、自転車の組み立て等は慣れれば5分位で完了し、電車の中も時間帯、降りる駅や乗る電車、車両等を工夫すればなんてことはありませんでした。
ただ一つだけ・・・。
輪行袋の持ち運びが私にとっては最大のネックとなりました。
駅のロッカーに入れておくなどの手もありますが、それだと途中で気が変わった時や何かあった時にもその駅まで戻らないといけません。
何より一々ロッカーを探すのが手間なうえ、ロッカーが無かったら詰みます。
ですので基本的には輪行袋は持ち運ぶ事になるのですが、私はただでさえ面倒くさがり屋なうえに荷物を持つのが嫌いな人間。
最初は輪行袋の為に自転車用のリュックまで購入しましたが、なるべく軽くコンパクトにそして楽に輪行ができないものか試行錯誤しておりました。
そして何気に輪行袋沼にハマり、現在3つ所有しております。
その結果現段階で行きついた、私の中のベストオブ輪行バッグを紹介したいと思います。
Contents
今までの輪行袋の利点と欠点
オーストリッチ(L100)
まず最初にゲットしたのは皆さんご存知のオーストリッチの輪行袋。
これは知り合いから中古で譲って頂きました。
しかし今はまったく使っていません・・・。
利点としては所謂縦置きなので横置きの物と比べるとスペースが少なくて済みます。
新幹線なんかは置き場所次第では横置きだとディレーラーやフォークが通路にはみ出してしまう心配もしなければ行けない事もあるようなので、そういった場合は便利です。
欠点としてはエンド金具が必須な事です。
置き方として一番下にリアエンドが来るのでエンドはもちろん、ディレイラ―等が直接地面と接しないようにエンド金具を取り付ける必要があります。
これが個人的にかなりウザったい!
背中のポケットにいれると転倒した時に危険そう、ツール缶はいっぱいでそんなスペースはない、てな具合で巨大なサドルバッグを付けるかリュックを背負うかする必要があり、早々にお蔵入りになった輪行バッグです・・・。
リュックに抵抗なかったりそもそもリュックを背負う事が習慣化している方にはいいかもしれません。
モンベル コンパクトリンコウバッグ
これはへるはうんどさんのブログ「しおいんですけど」で知った輪行バッグです。
ツイッタ―の皆さんも使われていたので買ってみました。
所謂横置きの輪行袋で、スペースは多少取りますが生地もしっかりしていて、何よりエンド金具を取り付ける必要が無い分袋の装着がめちゃくちゃ楽です。
自転車をまとめたら上からかぶせて下を絞るだけ。
一瞬で終わって非常に楽ちん。
注意点としては、ディレイラ―が上にくるのでぶつけないように注意する点と、下が空いているのでボトルやツール缶等付けておくと外れた時に普通に外に転がり落ちます。
ボトル位ならまだいいのですが、ホイールのクイックをきちんと締めておかないと抜け落ちてしまう事があるのだとか。
そうなったらホイールを固定できなくてその日のライドがパーになってしまうので気を付けたいところです。
実際に使用してみてですが、装着の簡単さは予想通りぶっちぎりでまったく不満はなかったのですが、生地がしっかりしているからなのかちょっと大きいんです。
重さもまぁまぁあるので、大きさ的にはオーストリッチとあまり変わらない部類かと思います。
持ち運んでいる皆さんを見ても、背中のポケットに入れるには無理があり、直接サドルに括り付けたりしています。
こちらもオーストリッチ同様、サドルバッグにいれるには大きなサドルバッグが必要になります。
Pocket in(ポケットイン) 輪行袋
そんな折に見つけたのがこの輪行バッグ。
探した時のポイントは3つ。
この3つを満たす夢の輪行袋を探して見つけたのがこのポケットイン輪行袋です。
この輪行袋の特徴は何と言っても小さくて軽い事。
iPhone7と比べてもこの大きさです。
見た目にもその小ささに驚きましたが、その重さは実測値で約200g。
ご覧の通り、raphaのクラシックジャージのポケットにも余裕でスッポリ。
ウィンドブレーカーより小さいです。
そして、袋タイプでジッパーで閉めるのでクイックが知らない間に抜け落ちて紛失する事もありません。
被せるよりは少しだけ手間ですが、何か物が落ちてしまう事に気を遣うよりは気楽で良いです。
ただ、一つだけ欠点があり付属の肩紐が非常に細くて頼りないのと細いので肩に食い込んで痛かったです。(amazonの評価でもぶっちぎれてバイクが落下したという書き込みもありました。)
そこで、私の手持ちのモンベルの肩紐とコラボレーション!
肩紐だけモンベルにチェンジしたらとても使い勝手がよくなりました\(^o^)/
ちなみに、こちらのトピークのサドルバッグ(Mサイズ)には余裕で入ります。
私は普段からクルクルっと包むタイプのトピークのMより小さいサドルバッグを使っており、それに入れています。
よく「えっ!?そこに輪行袋入ってるの!?」と驚かれる小ささです(*^_^*)
これは渋峠へ行った時の物ですが、この写真のサドルに付いてるのがそのサドルバッグです。
ポケットインの輪行袋はこんなに小さくまとまるので、これなら輪行袋の存在をあまり気にせずに持ち運びできています\(^o^)/
ポケットインの輪行袋は最高
この輪行袋のおかげで輪行袋を持つ事が億劫ではなくなりました。
結果、今はポケットインの輪行袋しか使ってなく、緊急用にも備えて長距離を自走する際は持ち運ぶ事も多くなりました(*^_^*)
ウィンドブレーカーがいらない時期はポケットに入れても良いですし、私は必要な時は小さなサドルバッグに入れています。
ポケットインは肩紐だけなんとかすればとてもオススメできる輪行袋です。
慣れてしまえば輪行は速くて楽でリーズナブルと良いことづくめ。
折角ロードバイクを持っているなら一度やって見てもいいかもしれません。
トランポできる方は無理に必要ではありませんが、自走遠征時は保険として持っていた方がいい物でもあります。
トランポできない方で輪行を躊躇している方は一度輪行をしてみるといいかもしれません。
私は持ち運びに重きを置いたのでポケットインがベストでしたが、梱包はただ被せるだけのモンベルの方が全然楽だし早かったりします (*´∀`*)
それぞれの輪行袋に長所もあるので、スペース、持ち運びやすさ、梱包の簡単さ、など自分が重きを置いている点から選んでみるといいと思います。
きっと新しい世界が開けると思いますよ♪
ただし、ルールは守っていてもあくまで他の乗客からしたら私達輪行者は異質。
デカい自転車は邪魔以外の何者でもないですので、お互い嫌な思いをしないようになるべく邪魔にならないように気は配りましょう(*^_^*)
でも最近、最後に温泉入りたくてトランポがやめられません(^q^)
コメント
yakiさん、こんばんは( ^ω^ )
今回の輪行講座、大変参考になりました。私も一応、ドッペルギャンカーってメーカーのヤッスイ輪行袋を2年前位にアマゾンで購入して、持ってますが袋も開けてません。(笑)
何時か使う時が来るだろうと思いますが、最寄駅が結構なターミナル駅でして迷惑になっちゃうだろーなーって考えちゃうのです。ですのでトランポ命です。でも、ローディー仲間と3月に、さいたま市から熱川まで一泊ライドの予定がありまして、仲間からDNFした時の為に輪行袋を用意しましょうって話なのです。^^;
で‥私は考えました、DNFするって事は、身体に異常を感じてるはず!そんな身体で輪行袋に入れて熱川から帰るスキルは、私にはありません。(^◇^;)
そして、あまちゃんの私は、万一そんな事態が起こってしまったらトヨタレンタカーの乗り捨てプランで帰ろうと‥調べると幸い、下田と伊東のトヨタレンタは、乗り捨てプランのお店でしたので、少し安心してます。根性無しの僕を笑って下さい。一泊ライドは、片道約170キロです!私には未知の領域ですし、熱海から熱川までは、yakiさんもご存知と思いますが、まぁまぁのアップダウンです。1400位です!私は、今年で49歳!大人の力を発揮するしかありません(笑)ただ、心配は三連休なので予約無しでレンタ出来るか?です。念の為、家内に最悪お迎え頼みますと伝えました。( ^ω^ )
また、楽しいblogお願いします。
masaさん
まずさいたま市から熱川までなんてすごい冒険ライドになりそうですね!
私はあまり距離走れないので距離走れる人はすごいです(^_^)
確かに車があればトランポの方が気楽でいいですよね~。帰りに温泉とか入れるのもデカいです(*^_^*)
ただ、おっしゃる通りオール自走でいざDNFする時のピックアップ方法は悩みますね。。。輪行袋の他の選択肢として、レンタカーはDNF地点から近くに営業所があれば良いですが、遠かったり仮に近場にあっても飛び込みだと車が用意されてなかったりは不安ですよね・・・。
私は最悪の事態に備えてロードサービス付の保険に入っていたりしまが、これも距離制限があったり基本的に人間は同乗できなかったりと賛否あるようで、応急的な物ですね(^_^;)
色々考えると、何かあったら奥様に迎えに来ていただくのがベストな気がしますねw(怒られそうですが…)
備えあれば憂いなしとは言いますが、まずはDNFのような事態にならない事を願っております!道によっては車通りやアップダウンは結構あると思うのでどうぞ、ケガだけはしないように楽しい旅にしてください\(^o^)/