前回曇り&濃霧の野反湖をご紹介しましたが今回はそのリベンジで念願の快晴の野反湖へ行って参りました。
思えば今年の7月から何度企画して雨でつぶれてきたか…本来はニッコウキスゲの咲き乱れる野反湖を見たかったのですが背に腹はかえれません。
とりあえず晴れていけるときに行っておく。
絶景は狙って確実に出会えるものでもなく、運もかなり必要です。
なので好条件の行けるときに行っておくのです!これ大事!
いつもの道の駅六合へ集合
今回ご一緒させていただくのは
コーラさん
けいたさん
バターさん
しんぱちさん
の4名です。
こういう遠征の時はこれくらいの少人数でできればみんな同じ交通手段(今回は全員トランポ)で集合すると場所や時間が合わせやすくていいと思います。
とりあえず私とコーラさんは先に到着してのんびり準備して待っているとけいたさん達もやってきました。
しかしこんなに心からライドが楽しみなのはどれくらいぶりでしょうか。
ピークスの参加を決めてから今まで、どんなに今日はゆるポタだと思っていても心のどこかで「トレーニングしなきゃ」「獲得標高稼がなきゃ」と気負い、焦ってしまう自分がいました。
それに引き換え今日は気負う事もなく、これから先に絶景が約束された「晴れ」という天気。
ライドが始まる前からニコニコです(*´ω`*)
野反湖へ
野反湖へは六合を出てすぐの分岐を右へいきます。
しんぱちさんがスピーカーを自転車につけて音楽を流し初めましたがこれはいいですね。
静かな雰囲気も好きですが好きな音楽が流れるのはテンションがあがります(^-^)
そしてすぐに登りがスタート。
道の駅からはだいたい16kmほど、野反湖の標高は1513メートルとありますので焦らずゆるゆると登っていきます。
しばらく登っていると高度が上がったからなのか時々開けて景色が見渡せる場所が現れます。
久しぶりの晴れ空と景色にテンション上昇です(*´ω`*)
野反湖へはまぁまぁの斜度(10%前後)がちょくちょくやってきますが、笑い話でもしながらゆっくりとクランクを回していきます。
そしていよいよ野反湖のレストハウスの駐車場へ到着。
到着するなり迎えてくれたのは今までずっと追いかけていた快晴の野反湖!
最高の瞬間です(*´ω`*)
これをずっと見たかった(歓喜)
そしてけいたさんがレストハウスで「コケモモジュース」なるものを飲んでいました。
すっぱくて美味しかったようです。
とりあえず思い思いにお約束の自転車撮影をしたらレストハウスを後にして野反湖のもっと奥へと目指します。
私と同じようにピークスの呪縛から解放されたバターさん
「最高だーーー!!!!ゆるぽただーーー!!!」
とハイテンションでご機嫌です。
湖畔のサイクリングはとても爽やかです(*´ω`*)
しばらく行くとキャンプ場の入り口で行き止まりなのですが、その手前のダムの上を渡れてここでも絶景が拝めます。
まるでバブル期のクソドラマのオープニングのような写真が撮れました(*´ω`*)
しかしチタニオは写真写り最高ですね~。
もっといいレンズで撮りたいなと思わせてくれます。
ある程度キャッキャしたら次は湖畔へ移動します。
前回来たときはしげさんとコーラさんと1時間トレッキングした後「ここからくれば5分で済んだじゃん!」という学習をしているので今回は五分で辿り着きました(^-^)
この一本道をまっすぐ行くと湖畔にでれます。
雨が降ってないからでしょうか?前来た時より水が透明で綺麗な気がします。
遠くの方も野反湖ブルーといいましょうか、綺麗に青色がかっていて思わずため息がもれます。
さて、前回はここで駐車場へ折り返しましたが今回はバターさんが渋峠へ行ったことがない事と、この天気では絶景が約束されているのでこのまま渋峠へ向かう事になりました。
今来た道をびゅーんと下って(下りすぎたので少し登り返して(←!?))渋峠へ向かいます。
コーラさん立ったまま寝ないでくださいwww
渋峠へ
さて、ここから渋峠へ向かうには注意点があります。
実はここから渋峠へ向かうには道の駅六合からの最初の分岐までひたすらもどって草津を抜けて向かうパターンと、そこまで降りないで「チャツボミゴケ公園」や「焼尻温泉」などがある国道55号の方へ抜けるパターンがあるのです。
これ、草津側の方がかなり下るし以前来た時に斜度がまぁまぁあったので楽そうな55号(上の矢印が55号です)へ行ったのですが、楽なのは草側です(T_T)
確かに草津へ登るまでまぁまぁの斜度を登り続けないといけないのですが、55号も負けないくらいの斜度をひたすら登ります。しかもそのあと下ります。そしてまた登ります(マジキチ)
さらに林道のような道なのでくねくねしており結果、距離がおそらく草津側の2倍程になっているうえ、コンビニなどの補給ポイントは自販機しかありません。
唯一のポイントとしてはチャツボミゴケ公園という天然記念物のコケの群生と綺麗な滝がある事、なんか川の中にそのまま入る混浴(←!?) の温泉があることです。
ちなみにこの温泉は普通に道路横の下にあるので完全に丸見えです。
女性は水着を着るか(着ていいのかわかりませんが)なんらかの対策がないとオススメできないと思います(´Д`)
※バターさんのように「混浴」という情報を聞くなり「渋峠なんてほっといて戻って違う山を登りましょう!」とかいう輩もいるので気を付けましょう。(帰りの駐車場でも言ってました)
それでは話は戻して楽だと思って曲がった55号の様子をご覧ください。
yaki「ごめんなさいクソ坂でしたwww」
しんぱちさん「腹減った…死ぬ…(›´ω`‹ ) 」
yaki「大丈夫です!ここだけです!こんなアップダウンはなかったはずです(たぶん)」
yaki「ほら!しんぱちさん頂上ですよ!自販機もありますよ!あとは下りですよ!(たぶん)」
しんぱちさん「・・・」
(´-`).。oO(やべぇ、本当にこれで終わりか調べようと思ったら看板が廃れすぎててサッパリわからない)
もはやこの先どんな道があるのか全くわかりませんがとにかく進むしかありません。
唯一の救いは最近モチベーションが落ちていて渋峠大嫌いでテンションダダ下がりのコーラさんが
「この道は好きですねぇ♪(´ε` )」
と少し楽しんでいただけた?のか、お褒めの言葉をいただいたくらいです。
そしてまた始まる登り(>ω・)てへぺろ
しんぱちさん「 ピキ(# ゚Д゚)」
お!コーラさんが止まってる!今度こそ頂上で下りか!
と、思いきやまた登り。
しんぱちさん「…_(´ཀ`」 ∠)_」
この辺りでしんぱちさんに声をかけると軽くハンガーノックになりかけてしまっているようだったので、すかさずポケットからアスリーチューンの補給ゼリーを取り出して補給してもらいます(補給食はいつも多めに持っている私)。
水はさっき補充していたのでこれである程度は大丈夫なはず!無理はせずゆっくりと登ってきてもらいます。
そして今度こそこの登りが最後だったようで、登りを越えた後に「天狗山レストハウス」が出てきました。
ここは渋峠の登りの起点のような場所です。
お昼がまだなのでここのレストハウスでランチを食べてから渋峠を登る事にして休憩します。
ところが休憩をしていると渋峠の上の方に雲がモクモクし始めています。
さっきまでは快晴だったのにおそらく頂上は雲の中?というほどの雲の量です。
さらに時間が14時を過ぎていて夕方までに駐車場へ戻りたい我々は「とりあえずロープウェー乗り場まで行って、そのあとは時間と天候を見て応相談」という条件を掲げて再スタートします。
天狗山レストハウスからロープウェー乗り場までは比較的近くてすぐに到着。
ただ、雲は減るどころかどんどん増えていて恐らく上へ行っても絶景はありません。
ここでバターさんの心が折れたようで「ここから引き返しましょう(›´ω`‹ )」と意見がまとまります。
ただ折角ここまで来たんだし、しんぱちさんを待っている間にあのカーブの先を見てみようと私が行ってみると・・・
うお!!!なんか絶景が広がってるぞ!!!!
慌ててみんなの元へ戻ってこの先の景色の説明してやる気を失ったバターさん達を連れてきます。
バターさん「!!!!!!」
一目見るとバターさんのテンションが再燃。
もうちょっともうちょっと…と、ペースを上げながら思わず先へ進みます。
こちらがさわりだけですが、当日の渋峠の景色です。
もっともっと先へ進みたかったのですが、時間も時間でしんぱちさんをロープウェー乗り場で待たせているのと、この先へ行っても雲だらけなので今回はここで折り返します。
実は私も雲のない渋峠は見たことがないので必ず近いうちにリベンジしようと誓い、絶景をダウンヒルしてロープウェー乗り場へ急ぎます。
そして帰りは草津へ行ったことがないというバターさんの願いを叶える為に草津経由で下ってあっという間に道の駅六合へ。
※草津ではしゃぐバターさんと周りと距離感
ダウンヒルは1時間くらいとか私言っていましたが草津から六合はかなり距離が短くてたぶん20分くらいで着いちゃいました(*´ω`*)
コーラさんもこっちの方が登りが好みって言っていましたし、55号より断然こっちから登った方が無駄に時間を食わないので良いと思います。
色々とありましたが、なんだかんだで4時に道の駅六合へ到着して温泉に入り、前回いったソースカツ丼のお店(竹の家さん)へ(^-^)
このお店は私イチ押しで、群馬のソースカツというより新潟のタレかつ丼の味そのまんまという感じですw
しかもかなりおいしいタレかつ丼で今回も満足です♪
ソースカツ丼以外の天丼や他の丼物もおいしいようでコーラさんもお気に入りになっていましたので間違いないかと思います(*´ω`*)
機会があれば是非行ってみてください!
「竹の家」
おまけ~コーラさんの夕食~
先ほどの「竹の家」で天丼と卵とじカツ丼の2人前を平らげたコーラさん。
帰りの車内でも「デザートに…」とフレンチトースト?とパンケーキみたいなパン?等2~3個を食べてサービスエリアでは「揚げうどん」というスナック菓子(デカい一袋)を完食。
竹の家からの合計カロリーがとんでもないことになっております。
そしてコーラさんの家の近くでコーラさんが一言。
コーラさん「yakiさんyakiさん…。」
yaki「どうしました?」
コーラさん「奥さんから「夕飯においしいローストビーフができたよ♡」というメールが来ました(・ω・)」
yaki「ちょwww夕飯いらないって言わなかったのですかw」
コーラさん「yakiさん。いかなる理由があろうとも奥さんが夕飯を用意したら黙って喜んで食べるのが家庭円満の秘訣です(・ω・)」
コーラさん「なのでこれから私はローストビーフを食べますwww」
yaki「頑張ってくださいwww」
コーラ伝説が止まりません!(色んな意味で)
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