荒川サイクリングロード(浅草⇔森林公園)160kmライドをリベンジした結果

荒川サイクリングロード 看板

約一年前、ロードバイクなど持ってない私はT氏のクロスバイクを借り、パンクキットも持たずに浅草から荒川サイクリングロードを走り約80km先、埼玉県の「森林公園」を目指しました。
正式名称は「国営武蔵丘陵森林公園」。
 
 
そこで【バーベキューをしてる仲間と合流→お昼ご飯はバーベキュー→浅草に帰宅→銭湯】
 
 
というゴールデンルートを想定した結果、道に迷いまくり片道で100km程走りパンクでDNF。朝7時に浅草を出発して結局夕方4時の時点で到着できず、飯が待ってる!と補給を我慢してハンガーノック、ホームセンターに自転車を置かせてもらい、タクシーで森林公園へ向かい、帰りはホムセンでビニールシートなどを買って輪行というクソ展開となったのは今ではいい黒歴史です。
 
このライドでスケボー用のヘルメットでは重すぎて首がもげる事、お尻に合ってないサドルで走ってるとケツがとれる事、輪行袋・ロードサービス付の保険の必要性、パンク修理の重要性、補給の大切さ、等々ロードバイクに乗る上で大切な事を一気に経験したライドとなりました。
⇒「荒川サイクリングロード~初心者が100km走るとどうなるか→」
 

T氏にしても私にしても、この自転車で初めての失敗だらけのロングライドはロードバイクを購入して本格的に始めるきっかけになったライドでもあります。
T氏とはそのうちリベンジしなきゃだな~。等と話していましたが、なんやかんやで気付けば1年。
 
この1年で我々はグループライドの経験からハンドサインや走行マナーを学び、ロードバイク用のヘルメットにサイクルウェア、自分のロードバイク(ピナレロ)、修理キット等も揃えて1年前の自分とは大きく変わっています。
 
何かの節目として丁度いい1年間という時間。
我々もいつまでも負けたままでいるわけにもいきません。
 
私とT氏も”1年間でどれくらい成長したのか、森林公園を一つのゴール目標としてあの時の自分達にできなかった事がどこまでできるようになっているのか挑戦する時だろう”と考え、ロードバイク人生の一つの節目として「浅草から森林公園の往復リベンジライド」を企画しました。
 

荒川サイクリングロードで浅草⇒森林公園へ行くルート


 

一年前はなんとなく、グーグルマップとアプリでルートを検索して片道60kmか!と予定を立てていましたが、それはサイクリングロードを正確に考慮した距離ではありません。
今ではルートラボをある程度使いこなし正確なルートと距離、獲得標高を出せますので作成したルートに無理がないか、何回補給や休憩が必要そうか、等ある程度正確に計画できます。
 
ふむふむ・・・って往復約160kmって過去最長記録やん。
1年前のルートがいかに役に立たなかったのかよくかります。
私の最高走行距離はたぶんヤビツに自走でいった時の100kmちょいだと思うので、まさしく今の実力を計るのに不服無しといったところでしょうか。
 
さらに前回と大きく違う所はガーミンを持っていること。
私の持っているガーミン520Jはルート表示機能があるのでルートラボのルートデーターを入れ込んで表示させればナビとして使えます。
以前のように、どこで曲がるのかいちいち止まってスマホで確認する必要もなく、ルートミスして戻って無駄に走る事もないので、こうした長距離を走る時など、あまり時間をかけずにできるだけ体力を使わずにスムーズな移動が必要な場合は、ルート表示のナビがあるとないとではストレスも進行速度も全然変わってきます。
特に荒川サイクリングロードのように、実は曲がる場所がたくさんあって迷いやすい場所は顕著にその差がでると思います。

 

当日、浅草に集合

コラテック ドロミーティ
当日の朝、浅草のT氏宅に到着。
8:00に出発予定でしたがT氏が朝ごはん食べてなかったのでお茶漬け食わせて8:30出発に少しだけ遅らせます。
待っている間にT氏のロードバイクを撮影します。
 
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ああ~。105のクランク羨ましいわ~。パクろうかな。
 
 
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そして、なんか私の目をひいたのがこのライト。
LEDライトらしいですが、光量をMAXにするとめちゃくちゃ明るいです。
そしてなんかこの薄さと形がX-MENのサイクロプスがつけてるやつみたいでカッコいいです。
 
 
これもパクろうかな。
 
 
浅草
 
私がゴソゴソしている間にT氏は食事を終え準備完了。
あんまりダラダラしていられないので早速出発です。
 
 
ついに、1年越しに森林公園に挑む我々の戦いの火蓋は切って落とされました。
 
 

荒川サイクリングロードへ

浅草からは隅田川を渡り、荒川へ向かいます。
私の計算では160kmはゆっくり行っても平均20km/h位で行けるはず。
休憩時間を2時間位と考えてもどんな遅くても10時間あれば戻ってこれると予想します。
18:30には帰ってこれるかなとT氏と考えて話していて、もうこの辺から前回の我々とは違います。
 
ところで、なんか前日は台東区に強風注意報なんてのも出てたので向かい風を気にしていましたが幸い、今日はそうでもないようです。
 
まずはT氏にどれくらいの速度で走れるか確認をすると、どうやら27~8km/h位なら疲れずに着いて来れるとの事。
私の方が全然走ってるのと奥さんに生きて返すと約束したのと、途中で戦友がいなくなるのも寂しいので今回は常に私が前の布陣で挑みます。
 
荒川サイクリングロードで最初の休憩
 
20km程走ったら最初の休憩です。
さすがに荒川サイクリングロードは走り安く、あっという間に距離が稼げました。
たいして疲れてはいませんが先は長いので休憩は多く、疲れる前から入れていきます。
 

荒川サイクリングロード
 
気持ちいい~!とか言いながら順調に飛ばしていると何やら前方の様子がおかしいです。
 
 
yaki「T氏!事件だ!」
 
T氏「お?どうした?」
 
yaki「道がなくなった。」
 
T氏「」
 
 
荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロード
 
なんと、私が適当に入れたガーミンのルートが一部ずれていて、本来は土手の下の道を走るのが正解でしたが土手の上の道を走っていたのです。結果、土手の上の道は線路の橋によって行き止まり。
一度草むらに降りて獣道みたいなところから橋をくぐらなければいけなくなりました。
 
一瞬、引き返そうか考えましたが野原ゾーンは50m位だったのでこのまま突っ切ります。
 

荒川サイクリングロード
 
野原ゾーンを過ぎたらまた爽快なサイクリングゾーンの始まりです。
次の休憩ポイントの秋ヶ瀬公園まではこのまま荒川サイクリングロードを通って一気に向かいます。
ちなみにこの辺で一体自分は何キロ位の巡航が可能なのかな?と思って色気を出してスピードを上げてみます。
30km/hを越えてくると急に風圧がキツくなって35km/h位でかなりキツい。。。
 
しかもスピードを上げると向かい風なのか風圧なのかわかりませんがなんかすごい抵抗を受けます。
走れるには走れますがこれは長い事は無理だなと判断して速度を落としました。
よく、話で「あいつは40km/h巡航するからヤバい」等たまに聞きますが40km/h巡航ってとんでもないな・・・。と己の無力さと強者とのレベルの違いを感じさせられました。
 
自分的には平地で無風ならたぶん丁度30km/h位が気持ちよくある程度長時間走れる強度みたいです。
この速度を上げれればより遠い距離も短い時間で攻略できます。
そう考えるとロングライドはスタミナも必要ですがスピードもあるは程度必要と言えます。
まだまだ始まったばかり!俺たち元気です!!
 
秋ヶ瀬公園

秋ヶ瀬公園
 
俺達元気なので、あっという間に秋ヶ瀬公園に到着です。
Sさんと来た時は結構ヘトヘトでしたが今回はそんな強度で走ってないし一度休憩もいれているので全然余裕です。
 
秋ヶ瀬公園に入ると至る所に駐車場があってその横に自販機とトイレがありました。
木陰も多くて休憩場所にはとてもいい場所だと思います。
 
秋ヶ瀬公園
 
周りを見ればファミリーが多く、気持ちよさそうにあそんでいます。
まったりとした午前の空気の中休憩したら次のチェックポイントである榎本牧場を目指します。

 

秋ヶ瀬公園から先の区間

荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロード
 
秋ヶ瀬公園を過ぎて走っていると、野球のユニフォームを着た子供達がワイワイ試合の準備をしていました。
荒川サイクリングロード沿いは野球場が多いのか練習等に適しているようで、走っていると野球をしているところをよく見かけます。
私は野球部ではありませんでしたが、小学生の時のミニバス部ではこういう土日の午前中にこうやって練習試合とかしてたな、と思い出します。
 
そういえばここから先の区間は1年ぶりです。
そういえばこんな道通ったなぁ。なんて思い出に浸りながら快適に進んで行くと・・・。
 
荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロード
 
 
緑の回路きたーーー!
 
 
両サイドから植物がうっそうと茂っているゾーンでローディの間では「緑の回路」なんて素敵な名前で呼ばれているようです。
私達が初めて来た一年前はそんな事は知らずに、なんかここすげー!位にしか思わず、それよりもこの時点で既にヘロヘロで私はケツが痛くて周りの景色なんて見ている余裕もありませんでした。
1年前は無言で歯を食いしばり20km/hを割り込むノロノロ運転だった私達がゆっくりで25km/h、景色を見て写真を撮りながら楽しくサイクリングできてるなんて、本当に自転車をやっていてよかったと思える瞬間でした。
 
しかもここは天然のクーラーかという程涼しいです。
強い日差しの下、自転車を漕いで熱くなった体にはとても心地よく感じます(^_^)
 
荒川サイクリングロード
 
緑の回路を抜けると広大な田んぼゾーン。この辺は本当に走っていて飽きません。
楽しくなってパシャパシャ写真を撮りながらゆるゆると進んでいきます。
 
荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロード
 
 

てかここ北海道かwww
 
 

北海道ゾーンが終わると今度はこんなものが。
 
みつばちランド
 
みつばちランドってなんだ?
なにやら看板に趣味で養蜂と書いてあります。
オーナーズ会員募集中という事は養蜂のオーナーという事でしょうか?いったいいくらかかるのかはわかりませんが、定期的に採れたハチミツを送ってくれたり、自分で取りにこれるならなんか楽しそうです。
 
 
yaki「これ、要するにオーナーだよね?つまり馬主ならぬ蜂主だよね?」
 
T氏「まあ、そういう事だな。」
 
yaki「いいわ~。オーナーって響きがそそるわ~。馬主は無理だけど蜂ならなんとか・・・。」
 
T氏「たしかに楽しそうだけど、そんないい?」
 
yaki「だってオーナーやってますって富豪オーラだしてハチミツの♪っていったらモテモテだぜ?」
 
T氏「いや、モテないだろwww」
 
yaki「だって、お金とかわいさと甘いもんに女性は弱いじゃん?」
 
 
なんて馬鹿話をしていると。
 
 
蜂「ぶ~ん♪」
 
T氏「!!!!!」
 
T氏「うわっっ!yakiさん!蜂が俺の顔に飛んできた!!!」
 
yaki「おいおいwww蜜蜂くらいでそんな大げさな、手を出さなきゃ大丈夫だよw」
 
蜂「ぶ~ん♪」
 
 
コツン
 
 
yaki「あいてっ!!蜂が頭に当たった!」
 
蜂「ぶぶっぶぶぶぶ(ヘルメットの中で)」
 
yaki「ぎょわあああああ!!!!ヘルメットの穴に蜂が入って中でつかえてるぅぅ!!!!!」
 
T氏「バロスwwwww」
 
なんと、走っていたらヘルメットの通気口に蜂がホールインワン♪私は進んでいるので蜂も風圧で出るに出れずという悪循環状態です。
慌ててヘルメットを外してキャップを払います。
蜂はどっか飛んでったみたいですがこれ、キャップかぶってなかったら頭刺されていたかもです。
 
ミツバチならまだマシですが、山の中走ってる時にスズメバチとかが入って来たら一大事。
なんか間抜けな話ですがキャップはこういう事にも役立つんだなと身を持って体験しました(汗)
 
荒川サイクリングロード
 

蜜蜂との戦いを終えるとゴルフ場のわきを通ります。
ボール飛んできたらどうすっぺ!とか考えてるうちにゴルフ場は通過してまた田んぼゾーンが現れます。
 
荒川サイクリングロード
 
風景は完全に「ぼくのなつやすみ」状態ですが、この田んぼゾーンを通過すると榎本牧場ももうすぐです。
本来は榎本牧場までこのままいく予定でしたが、川岸屋という何やらおいしそうなうどん屋?定食屋?が出てきたので少し早いけどここでお昼を食べてしまうことにしました。
 
特に荒川サイクリングロードには詳しくないですし、おっさんが二人で行くような場所じゃないカフェとかの情報しかわからなかったので、ご飯は変に粘らず、食べれるときすぐ食べておいた方がいいのです。
 
川岸屋
 
川岸屋というお店ですが、うどんを推しているようですが、モツ煮定食があまりにも旨そうだったので二人ともモツ煮定食をいただきました!
やたり、場所柄、有名な選手も来るみたいでお店の中はアンカーのポスターやサインやら置いてありました。おばちゃんもおじちゃんもいい人でお米は足りるか?水はいるか?等いろいろ気にかけていただきました(*´ω`*)
 
サイクルラックもあるので荒川サイクリングロードを走る際は寄ってみて下さい♪
 
モツ煮込み定食

モツ煮込み定食

バイクラック
 

お腹いっぱいになったあとは榎本牧場のジェラートを目指します。なにこれすごい充実してる。

なんて走っていると視界の隅に変なものが写ったので思わず停車。
 
榎本牧場付近の牛
 
 
 
ん?
 
 
 
榎本牧場付近にいた牛
 
 
牛だ!牛がなんか普通の民家の裏の原っぱで草食ってる!
 
 
yaki「やぁ、T氏見てごらん。野生のホルスタインだよ。さすが埼玉だ。」
 
T氏「埼玉県民に怒られるし、よくみたらヒモついてるだろ!」
 
荒川サイクリングロードの榎本牧場付近にいた牛
 
これは牧場が近い印なのでしょうか。
 
なぜあそこに牛がいるかは謎ですが、周りの道も風景もすごく素敵です(^_^)
都心から自転車で来れる距離にこんな素敵なところがあるんですね。
 
荒川サイクリングロード

荒川河川敷
 
お子さんのいる方は休日に家族を連れて虫捕りや探検等できそうで、荒川サイクリングロードだけで立派な夏休みの想い出にもなりそうです。現に、川では魚釣り、田んぼではザリガニ釣り、草原では虫捕りをしている子供達やご家族が大勢いました。
私も小さいころによく父親や田舎の亡くなった祖父に連れていってもらったなぁ。。と懐かしい気持ちになりました。
 
さて、そんな事を考えているうちに榎本牧場に到着です
榎本牧場 入口

チェックポイントの榎本牧場に到着

榎本牧場 看板

榎本牧場 入口

榎本牧場 入口
 
さすがは大人気の榎本牧場。車も自転車もたくさん止まっています。
取りあえずは1年ぶりの牧場内を見物してみます。
 
榎本牧場 虎

榎本牧場 牛舎

榎本牧場 牛
 
牛舎の横に近づくと頭がかゆいのでしょうか。私が手を伸ばすとしきりに「頭を掻いて掻いて♪」って感じに金網に頭を密着させてくる牛さんがいます。
「あらかわいい♪」と頭を触ってほのぼのタイムをエンジョイしていましたが、横の張り紙の「牛の糞尿が飛び散るので注意!」の記載を見てからは一定の距離を置いて楽しませて頂きました。
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ある程度見学したらデザートのジェラートとヨーグルトを購入しました。
境川サイクリングロードの飯田牧場や宮ケ瀬湖の服部牧場もそうですが、なんかローディの行くところって牧場のある確率がやたら高いのは気のせいではないはず。
きっと、ロードバイクで走っていて気持ちのいい場所が、丁度牧場の立地と一致しやすいのだと思います。
なんだか世のローディの意見を集約すれば「自転車でいく牧場ミシュラン」なんて本も刊行できそうです。
 
榎本牧場 ヨーグルト

榎本牧場 ジェラート
 

外のベンチに座ってT氏とこの後どうするか相談します。
実は、今回のライドで一つの目標だったのが榎本牧場でした。
大体浅草のT氏宅からここまでで50km位なので往復で100km、ここで引き返せば丁度前回と同じくらいの距離なのです。
なので、榎本牧場までいったら疲労の度合いを見て無理はしないで疲れてるなら引き返そうと話していたのです。
 
ところが、実際に到着してみるとこんなもんだっけ?という疲労感。
疲労というよりむしろ気持ちのいい運動をして体が暖まっている程度の疲れ方なのです。
前回はこの時点でふらふらでしたが今回はピンピンしています。
2人ともこの現状が嬉しくて、全然平気だからもっと先へ行こう!と本格的に森林公園を目指す為に覚悟を決めます。
そうと決まればのんびりしてもいられません。
この日は日曜日なので翌日は仕事。私は浅草まで車で来ているのでT氏宅についたら終わりではなくそこから帰宅しないといけないのです。
そう考えると最悪7時までには、できれば6時位には戻っていたいところ。
現時刻は12時頃なので、帰り道の距離を考えると4時間はみて大体2時頃をデッドラインと決めて森林公園へ改めて出発します。
 
荒川サイクリングロード 榎本牧場付近
 

榎本牧場~森林公園≪後半戦≫

DSC01996
 
さてさて、榎本牧場を出発したのはいいですが我々にさっそく問題が。
榎本牧場は荒川の左岸にあるのですが森林公園は右岸にあります。
従って、どこかで橋を渡って右岸に移動しないといけないので、私はホンダエアポートの辺りから右岸へ行くルートを組み込んでいました。
ところが、この私の適当に引っ張ったルートが川を渡った後に右岸のサイクリングロードへ合流するはずが、明らかに道ではない所を指しています。
こういう時はGoogle先生に聞いてみます。
調べて見ると右岸のサイクリングロードはもうちょっと先にあるようなのでそのまま直進して事なきを得ました。
 
ホンダエアポート 飛行機
 
途中、ホンダエアポートが近いせいでしょうか頭上をセスナが一機、低空で飛んでいくのが見えました。
そしてこのあたりからT氏に少しずつ疲労が見え始めます。
これまで大体27km/h程度の速度で走ってきましたが後ろを見るとT氏が千切れ始めまています。
帰りの事を考えると先は長く、様子を見て25km/h位なら大丈夫そうなのでなるべく力を使わせないように進みます。
 
荒川サイクリングロード
 
走っていると荒川サイクリングロード上に「森林公園」の文字の入った看板もでてきてテンションがあがります。
 
 
yaki「ちょっとストップ!」
 
T氏「どうした?」
 
yaki「たどり着けなかった時用にこの看板を撮っておこう。パシャパシャ」
 
T氏「なるほど。さも行ってきました風にアップするんだな。」
 
yaki「うむ、森林公園ではカメラの電池が切れちゃったとか、疲れて撮るの忘れちゃったとかいくらでもいい訳はきくしな。」
 
T氏「一つ問題なのは、お前のそのガーミンからSTRAVAで公開したら一発でバレるって事位だな。」
 
荒川サイクリングロード
 
バカな事を話しながら走ってると荒川サイクリングロードの雰囲気がガラッと変わります。
なんか先月行ったつくばりんりんロードのような、木立の中を走るコースで暑い日などは木陰を走れるので非常に気持ち良さそうです。
 
荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロード

T氏
 
木立の道を抜けるとまた開けた荒川サイクリングロードに戻ります。
このあたりはずーっとこの景色と単調な道が続くので真夏の炎天下ではかなりキツいかもしれません。
ちなみにこの日は最初こそ日差しは強かったですが、途中から雲が増えてきて雨の降りそうな気配と青空とが混在しているような天気で比較的涼しい中を走れました。
 
途中、水道管でしょうか?(後で調べると荒川水道管というらしいです)影になっていて開けた場所で休憩。
この時の時間が1時半位ですが、森林公園まであと8km位だったのでここまできて引き下がれるかと気合を入れ直します。
T氏は結構キツそうですがやはりここまできたらゆっくりでも辿り着きたいという気持ちが勝ります。
速度は上げずにのんびりと目指すことにしてスタートします。
 
荒川サイクリングロードへ
 
森林公園までは国道66号線の橋を右に曲がって荒川サイクリングロードから外れて一般道を走ります。
そしてここから多少のアップダウンがあり、T氏平気かなと後ろを見ると・・・。
 
バテてるT氏
 
 
 
だめっぽいwww
 
 
 
ダメっぽいので近くのサンクスで休憩をして補給をします。
あんまり固形物は食べたくないというT氏ですがハンガーノックになってはヤバいので無理やり食わせます。
 
取りあえず、ノロノロとスタート。
平地は普通に走れますが坂道になったとたんにT氏の速度は一桁に。
焦って急がせても疲れるだけなので私もギアを落としてゆっくりと進んでいきます。
すると見覚えのあるホームセンターが・・・。
 
想い出の場所
 
ここは私とT氏にとっては思い出の地、一年前のあの日ビニールシートを購入したり、修理屋さんが来るまで自転車を置かせてもらったホームセンターです。
この駐車場でパンク修理したなぁ。と感慨深い気持ちになります。
 
ここまで来たら森林公園まであと少し。
T氏もテンションが上がり、さっきまでフラフラだったのに普通にペダルも回り出します。
ロードバイクって不思議と「もう駄目だ」と思っていてもゴールが見えた途端にパワーがでるものです。
自転車はメンタルとはよく言ったようで競技としての自転車は本当にメンタルが占める割合が高いんだなと認識させられます。
 
森林公園

念願の森林公園に到着!

国営武蔵丘陵森林公園

国営武蔵丘陵森林公園到着

DSC02014
 
ついに到着!!苦節1年、等々ここまでこれました!
時刻は2時半、しばらく二人で休憩&ここまでの道のりを振り返ります。
 
 
yaki「いや~、ついにやったな!これで一つ大人になったな!」
 
T氏「ヤバい・・・。HPがヤバい・・・。あと10%位しかない。」
 
yaki「帰りも80km位あるけどwww」
 
T氏「無理無理無理www」
 
 
感動し終わったら帰りの事を考えないといけません。
T氏はここまでで結構出し切ってる模様、特に後半のアップダウンでやられたみたいです。
30km/h近い巡航速度で帰れれば結構速く帰宅できそうですが、T氏の体力を考えてゆっくり&休憩多めで行くことに。
 
渋るT氏に
とりあえずは下りのはずだから!と言い聞かせ重い腰を上げて帰路につきます。

 

森林公園から浅草へ出発

森林公園
 
3時近くになってきて少し夕方の気配のする森林公園を最後まで目と記憶に焼き付けて後にします。
まずは一般道を抜けて荒川サイクリングロードへ出ないといけません。
さあ、まずは下りで距離を稼ごうと前を見ると。
 
森林公園の手前の坂

森林公園の手前の坂
 
 
!!!!!!!!
 
 
yaki「T氏!大変だ!」
 
T氏「あへぇ?」
 
yaki「帰り道なのにいきなり坂が出てきた」
 
T氏「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \(白目)」
 
 
T氏が突然白目で笑い出したのでどうしようかと思いましたが、ランナーズハイ的にそっちの方がテンションが高いのでそのまま進みます。
最初こそ登りがでてきましたがさすがに下り基調でびゅんびゅん進んであっという間に荒川サイクリングロードへ合流できました。
 
荒川サイクリングロード
 
途中、曇ってきて一瞬パラついたりと雨の心配もしていましたが、天気はなんとか好転して引き換えに雨雲から光のスジが降り注ぎます。
 
荒川サイクリングロード

 
荒川サイクリングロードを少し進むと行きには気付かなかった休憩スペースを発見。
少し速い気もしますがT氏が白目だったので取りあえず入って休憩タイム。
 
荒川サイクリングロード 休憩所
 
休憩が済んだらまた出発です。
荒川サイクリングロードのこの辺りの区間は単調で飽きやすいですが、車止めがあまりないので快適に巡航できます。
一般道では中々そうはなりませんが、こうしたサイクリングロードでは例えば30km/hで走っていると本当に1時間後に30km走れてたりします。まさに自転車の高速道路。有料でいいから全国に自転車専用高速道路を作ってくれないかな。偉い人お願いします。
 
とりあえずはそんな快適な荒川サイクリングロードで残り50km地点の榎本牧場を目指します。
 
荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロード 榎本牧場付近
 

やや疲れのたまっているT氏と写真を撮ったり、単調なサイクリングロードや疲れから意識を逸らしながらワイワイとペダルを漕いで榎本牧場に到着しました。
ただ、T氏は結構ぐったりで外のベンチで休憩しながらカロリーメイトを補給します。

 
榎本牧場

DSC02064
 

さて、次のチェックポイントは秋ヶ瀬公園、ここからは20km位です
 
暗くなってきた荒川サイクリングロード
 
T氏は結構やられていて、巡航速度は25km/h程度をギリギリ維持する程度。
下手にはしゃいで体力を消耗するのもアレなので無表情で一定のリズムと速度で淡々とペダルと漕ぎます。
そしてなんとか秋ヶ瀬公園に到着。
なんかもう帰ってきた感じになっていますがここからT氏宅までは30kmと地味にあります。
 
そんな満身創痍のT氏に嫁さんから愛娘の写真とエールがラインで送られてきました。
 
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T氏「体力が0.5位回復した!!!!」
 
yaki「愛娘、たいした効力ねえなおいw」
 
 

0.5でも回復すれば上等です。日も傾いてきたのでそのままの勢いで浅草側(右岸)へ渡り帰路を急ぎます。
ちょっと後ろのT氏を観察しているとさっきまで25km/hでやっとだったのに意外に28km/hでもピッタリついてきます。
さては愛娘効果か!?と思ってコッソリ30km/h位まで速度を上げてみました。
するとすると!T氏はそれでも後ろに着いています。特にクレームもないので問題ないと言う事なのでしょう。
ぶっちゃけ100km以上走った後なので私も辛いですが頑張って引いていきます。
 
荒川サイクリングロードの夕日
 
 
 
【悲報】T氏がいなくなったwwwwww
 
 
 
荒川サイクリングロードの夕日と限界

荒川サイクリングロードの夕日と限界

荒川サイクリングロードの夕日と限界のT氏

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夕日と限界のT氏
 
 
 
どうやら駄目だったみたいですwww
 
 
 
そこには苦悶の表情で夕日に染まるT氏が近づいてきました。
 
 
yaki「なんか色々とヤバそうだけど、すっごい良い感じの写真は撮れたよ!」
 
T氏「お、おう・・・。」
 
yaki「(´-`).。oO(こいつ・・・、もう受け答えする元気もなくなってきてるな)」
 
帰り道の荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロードの夕日

うつむくT氏
 

とりあえず、見覚えのあるいつもの荒川サイクリングロードへは辿り着き、残り距離も15km位です。
T氏は口からエクトプラズムを出しながらほとんど足の自重だけで漕いでるようなゾンビモード。
ここで我々の前に荒川名物「向かい風」が現れます。
T氏の速度は12km/hになり、もはやママチャリにも劣るレベルです。
私も結構疲れてきてるので、この辺からは休憩しながらゆっくり進みます。
浅草へは行に来たように四ツ木橋から荒川サイクリングロードを外れなければいけません。
逆に四ツ木橋が見えてきたら浅草ももうすぐそこという訳なのです。
 
限界を迎えるT氏
 
 
yaki「T氏!あの橋じゃないか!?あそこまでだ!」
 
T氏「よっしゃ!」
 
yaki「あ。ちがった(ゝω・)テヘペロ」
 
T氏「ぎゃあああああ!!!!」
 
 
~5分後~
 
 
yaki「T氏!今度こそあの橋じゃないか!?」
 
T氏「よっしゃ!」
 
yaki「あ。ちがった(ゝω・)テヘペロ」
 
T氏「・・・。」
 
 

~さらに5分後~
 
 
yaki「T氏!今度こそあの橋じゃないか!?てか絶対あれだって!」
 
T氏「おう・・・。」
 
yaki「あ。これ鉄道橋だった(ゝω・)テヘペロ」
 
T氏「」
 
 
なんてやりとりを3~4回繰り返し、ようやく本当の四ツ木橋に到着!
長い長い荒川サイクリングロードともここでお別れです。
 
ただ、ここから数キロと言っても一般道です。
安全運転で改めて気を引き締めます。
 
浅草周辺の帰路

浅草周辺の帰路
 
ちなみに、ここから街中に入った途端、T氏の巡航速度が謎に回復。
どうした?と聞いてみると本人曰く、家が近くになったら急に元気が出てきたとの事。
本当に自転車はメンタルなんだなぁとつくづく思わされます。
 
そしていよいよ、朝8:30にT氏の家を出てから約11時間後の19:20分にT氏宅へ到着しました。
 
 
祝!リベンジ完了!!!
 
 

浅草~森林公園160kmリベンジの勝因

今回の160kmリベンジの勝因はガーミン520Jのルート機能で迷わなかった事と、前半にある程度の速度を維持できて早く進むことができたからだと思います。このスピードというのは中々盲点で、私も補給と休憩をしっかり取っていれば後はその距離を走りきれる体力があれば完走はできると思っていました。
しかし、160km、200kmと距離が伸びるにつれ、実は一番の敵は時間なのかもしれないと今回のライドで思いました。
休憩等はその日に体調を見ながら調整できますが、日照時間等の時間はどうする事もできません。
そう考えるとロングライドでは安全に余裕を持つためにも速く走る事も重要なのかもしれません。
 
みなさんもこれを見て初めてロングライドを企画されてる方がいらっしゃれば、巡航速度と休憩を考えて少し多めに時間を考えておくといいと思います。
 

まとめ”荒川サイクリングロードについて”

荒川サイクリングロードは結構分かりにくい場所もありますがとても走り安くていいサイクリングロードだと思います。
ただ、一つ思ったのが榎本牧場より先が結構単調な景色で飽きてしまうという事です。
一定の速度で走るトレーニングには車止めや曲がり角もないので逆にいいと思いますが、初心者や初めて100kmライドに挑戦される方は河口の方からスタートして榎本牧場を折り返し地点に設定するといいかもしれません。
榎本牧場へたどり着くまでに、秋ヶ瀬公園、緑の回路、田園区間等いろいろ景色が変わるので走っていて新鮮で楽しいと思いますし、カフェや食事する場所も色々あるみたいです。
今度はT氏の奥さんと私の相方も榎本牧場まで連れていってあげたいところです。

 

なんだかんだ荒川サイクリングロードから森林公園はとても楽しい時間でした。
160km走れるという自信にもなりましたし、次は獲得標高2000mに挑戦します!!!
 
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コメント

  1. ななお より:

    こちらでは初めましてになります。ななおです。
    記事中の街中に入った途端、T氏の巡航速度が謎に回復。の下りでものすごいシンパシーを感じましたwローディーあるあるですねw
    しかしこんな北海道みたいな場所もあるんですねぇ〜
    行ってみたくなりましたd(´・ω・`)

    • yakiそばパン より:

      ななおさん

      書き込みありがとうございます( ´∀`)
      目的地が近くなると元気がでるって、ありますよねw

      私も峠とかで、もうダメだ、、、と思っていてもゴールが見えた瞬間頑張れたりします。
      荒川サイクリングロードは自然がいっぱいでとても楽しい場所だったので是非行ってみて下さい♪

  2. バター より:

    焼きそばパンさん

    初めまして。バターと申します。
    160キロ凄いです!!
    最近納車した私には夢のまた夢の様な距離です(^^;;

    記事もとても面白く、一人でクスクス笑ってしまいましたw
    獲得標高2000m編も楽しみにしています。

    • yakiそばパン より:

      バターさん

      初めまして!書き込みありがとうございます( ´∀`)1年前は私も全然でしたが、色々走りに行ってて自然と走力がつきました。
      もし、荒川サイクリングロードでロングライドに挑戦されるなら、オススメは榎本牧場折り返しの100km位のライドです(*^^*)

      2000mは達成できるかわかりませんが、ダメだったらダメだったで楽しんでいただけるように頑張りたいと思いますwww

  3. Heero より:

    初めまして!地元が一緒なので、荒川CRからの帰り道『この橋詐欺』は分かります笑
    お疲れ様でしたm(_ _)m

    • yakiそばパン より:

      Heeroさん

      はじめまして!ご拝読ありがとうございます(*´∀`*)
      なんか全部同じ橋に見えてしまいますよねwww

      峠での「このカーブ詐欺」と同じ匂いがしますw