先日、立ちごけでディレイラ―ハンガーが曲がった記事を書きましたが実はその前の金曜日の仕事終わり、夜の尾根幹でグループトレーニングが開催されておりました。
ちなみに、ディレイラ―ハンガーは予備が合わずに詰んでいましたが、なんと先週奇跡的に新宿ワイズロードにピナレロラザの純正ハンガーが一個だけあると聞きつけ即購入。
現在はスポークの干渉ももちろんなくなり、変速も異常なしです\(^o^)/
通常、ディレイラ―ハンガーは在庫してなくて取り寄せらしいので私は運がよかったようです。
取り急ぎの自転車完治の報告でありました(*・∀・)ゞ
さて、尾根幹トレーニングに話を戻しますと、このライドの切っ掛けは昼間のツイートから始まりました。
なんと、みなさん先週も夜に尾根幹走られていたようで話が盛り上がっています。
しかし、果たして「花金」とも称される貴重な金曜日の夜にわざわざ太股千切って呼吸困難になりたがるもの好きはいるのでしょうか・・・。
という、私の心配をよそにあれよあれよと人数が集まり、最終的にはなんと8人にもなりました(白目)
それでは、金曜日の夜なのに集まったハングリーなパーリーピーポーを紹介します。
カッシーさん
とりにくさん
スケケンさん
katsupapaさん
とっきーさん
じゅりさん
とにくさんのお友達(お名前聞きそびれました、すみません…)
と、私yakiそばパン
私は全員初めましてなので、カッシーさんのブログ等で予習をしておいたのですが。
ふむふむ、先週も走ったのか。
おお~。楽しそうですなぁ(^ω^)
お?あれwww
カッシーさん、夜尾根幹で走行距離が110km、帰りが朝の六時って
何をしたらそうなるのですかwww
Contents
いざ、尾根幹の矢野口ローソンへ
さて、集合は矢野口のローソンに10時~徐々にとの事なので、15分位着になりそうと連絡をして向かいます。
矢野口へは私の家からは尾根幹を通って行くことになります。
尾根幹と言えば私がロードバイクを購入して右も左も分からない時に一番最初に走った道ですが、実は尾根幹を矢野口まで行くのは初めてなのでどれ位のアップダウンなのか未知数で少し緊張しながら走ります。
ちなみに東京や神奈川在住のローディなら一度は尾根幹(おねかん)という言葉は聞いた事があると思いますが、正式名称は「南多摩尾根幹線」といいます。
地図で見るとこの赤い部分が尾根幹で多摩地区を東西に分断するように通っているのが特徴です。
また、この尾根幹は道が綺麗で広くて路肩も広めに設計されている部分も多く、信号も少ないのでロードバイクで非常に走り安いというのが人気たる所以です。
ただし、ほとんど平地はなく長いアップダウンが続くのが特徴で決して楽に走れる道ではありません。
考えてみれば「尾根幹」という名前の通り、元は山の尾根に作っている幹線道路なのでジグザグアップダウンなのは当然と言えます。
従って、とてもいいインターバルトレーニングやヒルクライムのトレーニングのできる貴重な場所としてロードバイク乗りに人気という事になります。
そう、人気なのは走り安いトレーニング道路だからなのです。
初心者が尾根幹って走り安いんだ!気持ち良さそうだから行ってみよう♪とか言って何も調べずに突っ込むと一年前の私のようにバーミヤンの坂で走馬灯を見る事になりかねませんのでご注意ください。
現に尾根幹を通っていても、ほとんどは黙々とトレーニングしている方で、特においしいカフェやお店がある訳でもないのでぐるポタやゆるポタにはまったく向きません。
大概の人はその先に目的地があって走り安い道だから走る位で、初心者の方はライドを楽しむために行くような場所じゃない事は知っておいた方がいいです_:(‘Θ’ 」 ∠):_
矢野口ローソンに到着
それにしても、尾根幹は10時も過ぎると車通りもグッと減ってきてとても走り安くなります。
気温も低いし、車も少ないので明るいライトさえあればトレーニングに限って言えば夜の方が捗るような気もしてきます。
そんな事を考えながら走っていると、あっという間に矢野口のローソンに到着!
私が到着した時には既に何人か到着されていたのでご挨拶。
yaki「こんばんわ~、初めましてyakiそばパンです。」
カッシーさん「カッシーです。初めまして。」
ちなみに、カッシーさんのブログで予習をしていたので少しだけメンバーの事はわかります。
最初、とりにくさんのお連れの方を「ジレ+赤黒ヘルメット=れーやんさんだ!」と完全にれーやんさんだと思って、「れーやんさんですよね?」とか言うところでした (;´∀`).。oO(あぶねーあぶねー)
ちなみにこの日、れーやんさんはお仕事の都合上、DNS。そしてこのお連れの方がヤバい方でした・・・。
この時点でじゅりさんとスケケンさん、とっきーさん以外はみなさん揃っている様子。
とっきーさんは仕事が遅くなって走りながらの合流という事で、車でこちらに向かっているスケケンさんとじゅりさんが到着するまでの間しばし談笑です。
とりにくさん「さすがにディープリムにしたら嫁に気付かれるかな。。。」
カッシーさん「明らかに形状が違いますからねw」
yaki「なんか走ってたらリムが伸びてきたってのも苦しい言い訳ですからねw」
katsupapaさん「私はガーミンを変えたらバレましたよ。」
yaki「奥さんめっちゃよく見てるじゃないですかw」
自転車の事わからない奥さんからしたらホイールに10万、20万とか気が狂ってるとしか思えないもんなぁ。
理解してもらうのも大変だよなぁ。とか思ってるととりにくさんと、お連れの方がブルべの話をしています。
とりにくさん「伊豆の方のブルべってどうだろう。」
お連れの方「200kmなら余裕っしょ!」
yaki(え?今余裕って言った?)
お連れの方「でも400kmはヤバいね~。」
yaki「あの。400kmって一日でですか?どれくらいで走るんですか?」
とりにくさん「27時間以内です(^ω^)」
ちょっと何言ってんだかよくわからない(真顔)
なんか、ちょとよくわからない次元の話を聞いてるとふと、ツイッタ―のある書き込みの事を思い出してとりにくさんに聞いてみます。
yaki「ち…ちなみにとりにくさんはこの後、このまま三浦イチって本気ですか(震え声)」
とりにくさん「眠気が持てば(^ω^)」
夜、明けるやないかい(困惑)
こんな顔で聞いていましたが、私は始めてだったので色々とみなさんのお話が聞けて刺激にもなって楽しかったです(*´ω`*)
そんな話をしているとスケケンさんとじゅりさんが到着。
ミクジャージがきまってます。
スケケンさんは「ふとももにまりおさんの頭が詰まってる」という事前情報があったので一発でわかりました。
全体的にガッチリしてる印象ですが競輪選手かな?って位の脚をしていて見た目からヤバいオーラを醸し出しています。
とりあえず、途中合流のとっきーさん以外のみなさん揃ったところで自転車を見ていると、とりにくさんのお連れの方の自転車がFONDRIEST(フォンドリエスト)という見慣れない自転車の乗っています。
こちらのメーカーですが、1988年の世界選手権ロードレースで優勝したフォンドリエストさんが選手時代に立ち上げたブランドらしいです。
私は始めて知るブランドですが、ショップでたまたまそこにあったピナレロを勧められて見た目が気に入って購入したミーハー丸出しな私からすると、とても拘りを感じて素敵です。
尾根幹周辺は坂の宝庫
みなさん揃ったところでスタートですが、どうやら尾根幹をただ走るだけではなさそうです。
尾根幹は元々山の尾根だった場所に道路を作っているようにこの辺一帯は昔は山だったのでしょう。
そのなごりで尾根幹周辺には坂がたくさんあります。
その坂道を片っ端から登って行こう!というのが今日のライドの主旨なようです。
よみうりランドのV坂や連光寺の坂もそのうち行ってみたいな~。と思っていましたがまさか今日、このメンツでどちらも経験するとは思ってもいませんでしたので冷や汗が流れます。
よみうりランドV坂はキツイけど良い坂だ!
矢野口のローソンを出発して早速でてくるのがよみうりランドのV坂です。
写真はありませんが距離は600m位、長くはありませんが中盤から最後まで斜度が10%位に上がってそのまま維持するいやらしい仕様の坂道です。
しかし、まだ走り出したばかりなので余裕はあります。
とりにくさんの連れの方、とりにくさん、スケケンさんは先行して消えて行きますが、なんとか途中で加速してくっ付いて一気に上まで登ります。
yaki「ゼハーゼハーゼハー(心拍187←活動限界)」
とにくさんの連れの方「全然心拍上がらないな~。(まったく息乱れてない)」
なんか同じ人間なのか?って位能力に差がある気が・・・。
この人ヤバいと心の中で思いながら、全員登板した事を確認して下ります。
すると、当然のようにまさかの2回目スタンバイ!
ちょwwwおかわりとか頼んでないのにw
2回目スタートすると同時にとりにくさんの連れの方はダンシングでジレをはためかせて一瞬で上の方へ消えて行きます。
あれにはついて行ける訳もないので、冷静に見送りゆっくり自分のペースで登ります。
確かこの時、丁度私の前にじゅりさんがいたのですがじゅりさん速い。
ゆっくり登ろうと思っていたのですが「よし、ちょっとついて行ってみよう」と思って頑張ってみたらついていくので精一杯でした(´д`*)
普段、女性と言えば相方かT氏の奥さんくらいとしか走らず、彼女達は坂道は4km/h!という人達なので、同じ女性として努力すればじゅりさんみたいに速くなる可能性もあるのかな・・・(困惑)。等と思いながら走っていました。
yaki「ヤバい。脚が終わったかも。」
とりにくさん「さっき食べた夕飯ががががが」
なんか色々とクライマックスですが、この坂は斜度もあるので高負荷でパワーを伸ばしたり、ヒルクライムのトレーニングにはすごく良さそうです。
ヒルクライムって優しい峠でも必ず10%程度の斜度は一度は出てくるもんです。
そしてそれを知っていたとしても、山で10%の坂道を見るとげんなりしてしまいます。
そこで手頃な坂道で日々10%の斜度を体感して高負荷で回すトレーニングをする事によって少しは精神的にも慣れるでしょうし、体力的にも色々な峠を楽に登る為に非常に有効だと思います。
私は初めて来ましたが、今度から外でトレーニングする時はここまで来ようと思います\(^o^)/
余談ですが、人によってはここを10往復するらしいです・・・。むろん、私には無理です。
ダラダラ長い連光寺の坂
さて、さすがにV坂3回目とはいかず連光寺坂へ向かいます。
連光寺坂も初めてなのでドキドキしながら途中の交差点で信号待ちをしていると・・・。
スケケンさんのヘルメットについてるテールランプ、ハート型やん!見た感じガッチリ体形でふとももにまりおさんの頭をつめている彼ですがこんなキュートな一面を垣間見た瞬間でした。
スケケンさんの光るハートの後を走っていると、
とっきーさん「すみません、カッシーさんはどちらでしょうか?」
とりにくさん「あ。あの一番前のカペルの人ですよ~。」
yaki「とっきーさん来ましたよ~。」
じゅりさん「おーい!とっきーさーん!!!」
とっきーさん「これ、どちらに向かってるんですか?」
yaki「連光寺坂らしいです。とっきーさんにもよみうりランドのV坂を味あわせてあげたかったです(*´д`)ガッカリ」
とっきーさん「え・・・?(´д`;)」
ここでとっきーさんが合流!
このまま連光寺坂に突入です。
ここも私は初めての坂なのでとりにくさんに詳細をヒアリングします。
とりにくさん「連光寺坂はなんかネットみたいのが出てきたらもうすぐ終わる合図です。」
yaki「おお。ネットですか!見ておきます。ちなみに距離はどれ位ですか?」
とりにくさん「たぶん1km位?V坂より長いです。」
yaki「結構長めなんですね~。ちなみに、これどこから連光寺坂ですか?」
とりにくさん「もうここがそうですよ(^ω^)」
yaki「え!」
なんと、登り基調だと思っていた道がすでに連光寺坂の始まりでした。
どうりでみんなの速度が上がっている訳だ・・・。
ちなみに、先頭集団に追いついてドラフティングの恩恵にあやかろうとセコイ事を考えて頑張ったのですが、追いつけず結局一人旅になってしまいました( ̄◇ ̄;)
この坂ですが、斜度こそ緩いのですが後でSTRAVAで確認すると2km位あるらしく、ずっと坂が続きます。
斜度が緩いので足付きは大丈夫でしょうが、しょっぱなから調子に乗って行くといつまでもネットが見えてこなくて心が折れる可能性はあるので注意です。
V坂のようにグワッときて終わるのではなくジワジワと脚を削ってくる感じの坂なのでこれはこれで負荷をかけたトレーニングをしたい時には良いのかもしれません。
おなじみのバーミヤン前の坂
バーミヤンの前の坂というのは、尾根幹の若葉台辺りにあるバーミンヤンの前の道の事を言います。
尾根幹の中でも一番キツイ坂のようで、私もトレーニングで外を走る時はよくここまできて折り返しています。
ここでも、とりにくさんの連れの方はジレをはためかせてぶっ飛んで行きます。
彼は何者なのでしょうか・・・。道中何度か坂道を見つけると無尽蔵なスタミナでダンシングで加速して消えて行くこと数回。
バーミヤンの坂も例外ではありません。
ちなみに私はというと、ちゃんとさっき食べたご飯がキラキラしそうなので大丈夫です。
この日はこのまま、町田方面に走って鎌倉街道で私だけ流れ解散させていただきました。
みなさん、この後も尾根幹を爆走されたようなので本当にキツかったのはこれからだったのかも・・・( ゜Д゜;)
そしてまた
夜、明けとるやないかい(驚愕)
ちなみに、とりにくさんは三浦へ行くのは諦めたようです(*´-`*)
グループライドでトレーニングって初めてでしたが楽しかったです♪
それに速い人は筋力なのか心肺なのか、どちらもなのか、とにかく私と比べると優れていて異次元の加速と持続力を兼ね備えているようです。
私ももっと頑張らないとな~。と思ったライドでした╭( ・ㅂ・)و ̑̑
あ。昼間の普通のグループライドも是非よろしくお願いしますねw