ロードバイクを購入してから約3年。
ピナレロのRazhaを購入して色々な場所へ走りに行ってきました。
実際そこまで重い訳ではないのですが巷では「アルミ」とか「ママチャリ」「砂鉄が入ってる」等といじめられ続けたマイフレーム。
その度にこの右腕一本で黙らせてきました。
そして前回のブログにも書いた通り、新しいフレームを購入する運びとなった私。
今後はローラーや自転車から降りて歩く機会の多そうなゆるポタ、輪行はピナレロで、レースやTT、ペースの速そうなライドはLookと使い分けて行こうかなと考えています。
その為に今後ピナレロはSPDペダルへ、LookはSPD-SLを装着するつもりです。
つまり、SPD-SLで走る事は今回で最後になるであろう我がピナレロRazha。
今回はそんな一つの節目とするラストラン。
本当はしげさんや輪たろうさん達と毎年恒例の絶景アルプスライドで陣馬形山を登りたかったのですが火曜日が雨で消えてもうワンチャンの土曜日も曇りで消えて私だけ行けず。
へそを曲げた私はもう半原越でも往復してやる!と一時は思っていましたが(気の迷い)、冷静に考えた結果コーラさんがあざみラインへ行くというのでご一緒させていただく事にしました。
Contents
あざみラインとは
あざみラインと言えば登りの王と言っても過言ではない誰もが認めるハードな登りです。
その由来はそのスペック
全長11.4kmで平均勾配10.5%、最大勾配22%にして一気に1200m近くの獲得標高を稼ぐ日本屈指の激坂です。
しかもこの登りには「馬返し」という激坂の中の激坂区間があり本当かどうかわかりませんが20%程度が3km続くとか恐ろしい情報もあります。
実は富士山には大きく分けて3つの登りが存在します。
あざみラインがどれくらいキツイのか分かりやすく他の2つとあざみラインとを比べてみましょう。
一つは富士ヒルでも有名な「スバルライン」(距離25km、平均勾配5.2%、標高差1,270m)
二つ目は距離と標高差がとんでもない「スカイライン」(距離26km、平均勾配6.9%、標高差1,800m)
そして今回の「あざみライン」(距離11.4km、平均勾配10.5%、標高差1,200m)
あざみラインのみ拡大したのがコチラ
スバルラインとスカイラインが比較的うねうねしているのに対してあざみラインはただの直線!?
見た目からしてヤバい形をしています(真顔)
他の二つが楽だとはいいませんが、このように他の二つと比べてあざみラインが激坂なのは明らかであり10kmレベルの峠の平均勾配が10%以上というのはローディにとって数値を聞いただけでゲッソリする程キツイ事を示しているのです。
事前情報では特に景色もないしただただキツイ。「明神三国峠が優しさに溢れてる」「天城ハイランドよりキツイ」「馬返しは20%前後が3km続く」「斜度がありすぎて下りがクソ」などなど「車が少ない」という事以外はクソ坂要素が強すぎて正直全く行く気にはなれない食わず嫌いな登りでありました。
ただ今回は一つの節目としてのライド。
思えば絶対無理と思ったピークスも完走してきたこのピナレロのフレーム。
何か自分の中でも一つ記憶に残したいなぁと思った時に浮かんだのが「あざみライン」でした。
私のロードバイク歴の一つの節目に相応しく、相手に取って不足なしと思いコーラさんにご一緒させていただきました。
今回はあざみラインを初めて登る方の参考になれるようにじっくり2回(←!?)登って感じた事、分かった事、攻略のポイントを紹介したいと思います!
スタートは道の駅すばしり
相模原界隈からは高速を使えば1時間くらいで到着してしまう「道の駅すばしり」ここからあざみラインは始まります。
コーラさんに事前情報を聞いても「明神三国より全然キツイッす!」「明神三国のドーナッツ区間が3km続くと思ってください(ФωФ)」と誰も幸せにならないような事を言うので事前情報はここら辺でシャットアウト!(現実逃避)
なんとなくまとめるととにかく「馬返し」という区間がヤバいらしいです。
軽くストレッチしたら寒いのでスタートします!
道の駅を出てすぐ、ここを右に行くと登り開始です。
今日の目標はあんまりゼーハーしないように(心拍数を上げないように)走り切る事。
コーラさんは4往復を目標に頑張るらしいので私はできれば2回以上登る!
180以下を意識して淡々と長時間登れるようにの訓練です。
右に曲がると綺麗な一本道の登りがズドーンと続いています。
ちょっと雲がかかってしまっていますが朝一は綺麗に富士山が目の前にドンと見えて路面も綺麗ないい道です。
大弛みたいな直登なので目の錯覚で見た目よりも斜度はありますが大体8%前後。
ずっと10%前後を覚悟していたのでこの辺はゆっくり走る分には特に問題は無さそうです。
この謎の壁画が出てきたら直登が終わりの合図。
ここからは気持ちの良い九十九折が続きます。
ただし一個一個の九十九折がでかいのでなんというか、休める九十九折ではなく登り続ける九十九折りですので気を付けてください(苦笑)
そしてここで大体全体の1/4くらい。
ここから本番だぜ!という目印だと思ってください(残酷な事実)
ちなみにこの先の九十九折区間も斜度は大体8~10%、時折12%くらいにもなりますが「明神三国や天城ハイランドが霞む程キツイ」という事は全然なく。
むしろ車は少なくて道は綺麗で広い、気温も涼しくてコーラさんとおしゃべりしながら楽しく登れておりました。
あざみラインの激震部「馬返し」
気になるのはこの後現れる「馬返し」
これがどのタイミングで現れてどれくらいの斜度でどれくらい続くのか。
コーラさん曰く何故か斜度の上がる馬返しからは路面も悪くなるという事なのでこの「馬返し」には相当警戒しています。
そしてこのままコーラさんとお話しながらゆるゆると登っているとついに「馬返し」区間に突入しますが、実は「馬返し」突入前の目印という物が存在ます。
それを教えますので初めて行かれる方は要チェックしてください(真顔)
まず一つ目の目印は「下り坂」
このあざみラインほどんど登りっぱなしで平地や下り部分などはほとんど皆無なのですがその数少ない下り部分の一発目がこの「馬返し」の直前に現れます。
下りといっても10mくらいの短い気休め程度でその後グイっと登り返しているので休めるという訳でもありませんが一つの目印として意識していて下さい。
覚えておくことは「最初に出てきた下りの後に馬返し」
そしてこちらの画像をご覧下さい
「毒キノコに注意しましょう」とありますね?
これが馬返し突入の合図です。
風張林道の激震部にもキノコセンターという合図がありましたがキノコと激坂はなんか共通点があるのでしょうか…。
ちなみにこの反対側には馬返しのバス停もありますが眺めている余裕はないと思うので記念撮影は下りの時にしてください(苦笑)
さて、この毒キノコから明らかにクランクにかかる力が増して平均的に上がる斜度を体感する事になります。
何かの嫌がらせの様に丁度ここから路面がガタガタになり、恐らくこの辺りの斜度は15%前後。
確かにキツイですがあまHL(天城ハイランド)等で感じた「怖い」という感覚まではいきません。
一瞬キツい部分はありますがここまで登ってこれた方ならなんとか耐えられると思います。
問題はこの後。
実は馬返しは2回の波状攻撃で形成されています。
その激震部は2回あって、2回目が本番なのです。
一回目はこの毒キノコを過ぎた辺りで100mくらいでしょうか、ラスボスの前の中ボスだと思ってください。
短いので耐えられると思いますが問題はこの次です。
九十九折でいったんは斜度が落ちて林道の平和な雰囲気になります。
「あれ?馬返しもう終わったのかな?」
なんて都合の良い考えが頭に浮かびますが、「3kmキツイ坂が続く」と言われる馬返しのバス停から2kmも来ていないのにそんなはずはありません。
油断して九十九折を曲がっていると突然今までで一番の斜度が現れます。
恐らくここからの一帯が18~20%あるかないかくらいなのでしょうか?
感覚で言うと丁度明神三国の18%区間(ワッフル区間)と同じくらいに感じます。
そしてこれがたぶん1kmくらい続きます(マジキチ)
yaki「このままだったらあざみラインて思ったより全然楽ですね~(*´ω`*)」
コーラさん「そうですねぇ。こんな楽だったかな~。もっとキツク感じてました(*´ω`*)」
なんてコーラさんと話していましたが、流石にこれには悶絶。
ある程度斜度が上がるとヘラヘラ走れないのとひっくり返りそうで怖い私。
「これがたぶん一番キツイ場所です(≧▽≦)」
と笑顔で話しかけてくるコーラさんに
yaki「私がいつ落車、急減速しても避けれるように私から離れて絶対に近づかないでください(真顔)」
と距離を取り、無言のペダリングの始まりです。
この馬返し第二波のヤバいところは路面がガタガタの上、この斜度で大きいグレーチングが2箇所現れる事です。
これが二つ目の目印「グレーチング」です。
正直、路面や斜度で暴れるハンドルを必死に抑えながら耐えてる時にこのグレーチングが見えた瞬間「歩こうかな?」とも思いました。
というか濡れてたらたぶん滑るのが怖くて歩いてたと思いますw
今回は濡れていなかったので
グレーチング絶許!!!!
と心の中でグレーチングにマジギレしながらトルクをかけて滑らないように意識して通り過ぎました。
でもこのクソみたいなグレーチングですが一つだけ役に立つ事があります。
馬返しのクッソキツイ部分に出てくるグレーチングは2つ。
2つも出てくる事に殺意がわいてしまいますが、この2つ目を過ぎたら馬返しの激坂部分は終了します。
なので、2つ目のグレーチングが見えたら「絶許!!」と思いながらもここを越えれば楽になる!(ならない)と馬返しの激坂部分終了の一つの目印として生かす事ができるのです(*´ω`*)
気付けば今日の目標である心拍180以下の180という上限まで心拍は上がってしまいましたが呼吸を素早く深く意識して酸素を摂取。
なんとかそこで踏みとどまりました。
あざみラインのラスト2km「鬼のアップダウン(ダウンはない)」
さて、第二のグレーチングが過ぎたら残りは大体2kmくらいでしょうか。
一気に斜度は緩まり今までの殺人的な雰囲気は消えます。
体感的に平地に感じるような部分も多く実際結構休めます。
が、実はこの2kmがまぁまぁの曲者。
斜度は緩まるのですが登り切った訳ではなくまだ獲得標高は残されているのです。
どういう事かというと緩い休憩部分の分、そのすぐあとにそれを相殺するグイっと嫌らしい登りがあるのです。
なんというか最後の2kmはそれの繰り返し。
要するにアップダウンのダウンが無くなって(クソ坂)アップ(緩斜面)アップのアップアップみたいな状況で、ここに来てのインターバルトレーニングです(マジキチ)
緩んではその分登り、緩んではその分登り、緩んではその分のぼry=死
で、最後はコーラさんの「ここでゴールです(≧▽≦)」
という言葉を信じて加速したらその先にまだ「緩んではその分登り」が2~3回出てくるという事件(絶許)が起こりつつなんとか登頂。
記念撮影をパシャパシャ撮ります。
あんなに遠かった富士山がこんなに近くに見える事に感動。
実は私、この須走口5合目には学生時代に友人と星を見に来たことがあるのですが、まさかその時よりも歳を重ねた自分が自転車で登るなんて思ってもいませんでした。
感慨にふけっているところですが須走口5合目の標高は2000m、さすがに半袖&ビブだったので寒い!
ウインドブレーカーを着込みさっさと下ります。
あざみラインは下りもクソ!と聞いていましたがあまHL(天城ハイランド)などを経験した私からしたら確かに馬返しのガタガタ部分はダメですが全体的に路面は綺麗で広く車も少ないので気持ちよく、むしろダウンヒルしやすい道という印象を受けました(*´ω`*)
あざみラインをピストンしてみた
そして戻ってきた道の駅すばしり。
この時点でコーラさんと私は奇跡的に元気いっぱい。
コーラさんは4回ピストンしたい(マジキチ)と話していたので2回目へ向けてストレッチ。
そして先に行ってしまいます。
私も、前評判でかなり警戒していたあざみラインでしたが思ってたよりずっといい道で休憩できる斜度が案外多かった事とおしゃべりしながら緩く登った事などが功を奏したようで何だか2回くらいは行ける気がしています(フラグ)
まぁ、2回目はブログ用に写真を撮りながらさらにゆっくり行けば大丈夫だろう(*´ω`*)
と2回目に突入しました。
そして3km地点
あざみさん、思ったより楽とか言ってごめんなさい(心の声)
まだ一番楽なところなのに早くも脚がピクピクしてます。というか力が入りません。
ここから地獄の9kmになりましたとさ…。

2回目(白目)
まぁ薄々分かってはいましたがあざみラインはピストンするもんじゃぁないですね(小並感)
ちなみにコーラさんは結局3回登頂(すごすぎぃ!!)
ただ、3回目終わって降りてきた時にストレッチしようとすると脚が攣りそうでどうにもならない!と4回目は却下してました/(^o^)\
コーラさんも1回目はあんなに楽に感じたのに2回目から一気にキツくなって3回目は瀕死だったようです。
思えば私が2回目登頂したのち死にかけの表情で下っている時に3回目登板中のコーラさんと擦れ違ったのですが、コーラさんのスタイルでは見た事ないハイケイデンス登板をしていました。実はその時脚がもうダメでインナローで頑張っていたようです。
私の中では「無敵」の立ち位置にいるコーラさんがこんなに弱っている姿は初めて見ました。
やはりあざみライン…なめてかかったらダメですね…。
あざみの2回目には魔物が住んでます(迷言)
4枚目が超級山岳でした/(^o^)\ pic.twitter.com/MDyqVyOaLb
— コーラ@食い道楽 (@_shirotantan_) 2018年5月26日
気の向くままに自転車で
コーラさんが登っている間、寒かったのでとりあえずはちみつカプチーノなるものを飲んで待っていた私ですがちょっと周りを探索してみる事に。
ガーミンも止めて敢えてスマホは封印(通信制限で使い物にならない)、とりあえず道の駅の看板やマップで目ぼしい場所を探していると
!!!
ほう…。悪くない。
と、フラフラと神社へ
かなり立派な神社で楽しいひと時を過ごせました(*´ω`*)
ただ神社の中は基本的に自転車乗り入れは禁止。こういう時は歩きやすいSPDが便利ですね!
コーラさんも戻ってくるのでお賽銭してお参りしたら道の駅へ撤退。
コーラさんはまだ戻っていないようなので「はちみつがけ牛乳ソフト」なるものを食べながら待っていました。
はちみつが結構たっぷりかかっていて美味しかったです!
ルートも決めずに看板だけを頼りにスマホもサイコンも気にせずに気の向くままに走り気の向くままに立ち寄る。
こういうのは自転車でなければ出来ない事でもあり、たまにはいいもんです。
短い時間でしたが新鮮でとても楽しかったです(*´ω`*)
まとめ
あざみラインを始めて登ってみた感想ですが、2回目はアレでしたがそれでもやっぱり思ったよりクソではなかったです(*´ω`*)
むしろ路面は綺麗(馬返しは除く)、車が少ない(規制期間になれば尚更)、神奈川から近い(家は町田だけど)、ダラダラ長くない(その分キツイけど)、とメリハリがあって好きな登りと言ってもいいです。
単純にクソ坂だからか、標高がそれなりなので酸素濃度の影響などもあるのかもしれませんが何故か1回目から2回目が一気に力が出なくなってしまいました。
それは私だけではなく、あのコーラさんもだったのでこれは「あざみの魔物」の仕業に間違いないです。
そして今回得た私の個人的な攻略のポイントはあざみラインを3つのフェーズに分ける事。
第一フェーズ
第一フェーズは馬返しより前の比較的緩く淡々と登る区間。
ここはあまり無理をせずに淡々と登る事をオススメします。
道も広くて路面も綺麗で意外に景色や雰囲気もよくて気持ちのいい区間です(*´ω`*)
第二フェーズ
第二フェーズは頑張りどころの「馬返し」区間。
ポイントは毒キノコと最初の下り、そして2段階の波状攻撃と急斜面に出てくる2回のグレーチングです。
とにかく下りが出てきたら要注意。
そして一回目のキツイ区間が終わってもその後、もっとキツくて長い区間がくるので心の緊張を解かない事です。
グレーチングはいくつかあったかもしれませんがポイントになるのは”急斜面に出てくるフレーチング”です。「急斜面て言われても…。」と思うかもしれませんが「は!?ここでグレーチング!?ふざけんな!」というのが2回ありますので走ってればわかると思います(苦笑)
ただ、ぶっちゃけここはキツイとこは3kmもないような気がします。
少なくともマジでキツイ16~20%くらいのところは1kmくらいだと思います(それでもキツイ)
とにかくヤバいところにある2つ目のグレーチングまで耐えて下さい。
あとは、道の左はしに今〇kmみたいな標識があるのですが、確かこの「8.2km」を越えたら終わりだったと思います。
第三フェーズ
で、馬返しが終わったからと言って油断しては行けないのが第三フェーズ。
コーラさんも地味にここが一番嫌だと言っていました。
ひたすらに続く急勾配と緩斜面のアップアップがインターバルトレーニングのように襲ってきます。
そして地味に長い。
馬返しが終わったからと言ってあざみラインが終わりという訳ではなく後2~3kmくらいある訳なのです(絶望)
正直、馬返しをクリアできればこの後は根性でなんとかなると思いますがここでかなり疲れさせられます(›´ω`‹ )
この三つを意識して登れば「一つクリア!もう一つクリア!次はあそこまで!」と精神的に幾分かマシかもしれません。
実際私は2回目この方法で精神をかなり救われました(^_^;)
こんな感じで楽な登りではありませんが、私は結構気に入ったのでまた登りに来たいと思います(*´ω`*)
晴れていれば意外に景色も良くて走りやすい道なので腕試しをしたい人は騙されたと思って是非行ってみて下さい!案外楽しいですよ(*´ω`*)
今回はニューフレーム(Look)導入の節目としてあざみラインを登ってみましたが、実はこの日のピナレロのRazhaはシェイクダウンで初めて走った完成車状態とホイールやタイヤなどほぼ同じ状態でのライドでした。
初めてロードバイクを買って尾根幹がいいと聞き出向いてはバーミヤン坂で脚を着きかけてから約3年。
あの日とほぼ同じ装備であざみラインを登れるようになっているとは感慨深いものがあります。
そんな事を考えているともっと色々な場所で、色々な走りをしたいと思えてきて、ロードバイク続けていてよかったと思える一日でした(*´ω`*)
今回ご一緒していただいたコーラさんありがとうございました!
ニューフレームでまたよろしくお願いします(*´ω`*)
ちなみにペースは一回目が私のSTRAVAでは92分、コーラさんのSTRAVAだと86分と同時スタート同時ゴールなのに謎のタイム差が(;´∀`)
大体90分くらいかけてゆっくり登ったと思ってくださいw
ちなみに2回目は103分です(落ちすぎワロタ)
おまけ~相模原の超級山岳~
あざみラインを登って満足した私とコーラさんは輪たろうさんオススメの「麵屋 歩夢」というラーメン屋(相模原)を目指して珍しく温泉をカットして帰路へつきます。
そして到着した「歩夢」
最近食欲が落ちている事に悩んでいるコーラさんですがこの日も例外でないようで全然お腹が空いていないとの事。
そしてここは二郎のインスパイアなので普通の量がヤバいらしいのでミスってはいけないところ。(ここすごく大事)
とりあえず私は辛い小ラーメン、コーラさんは辛い小豚ラーメンを注文。
yaki「コーラさん、豚ラーメンてチャーシューメンみたいな感じで肉もりもりじゃないんですか?」
コーラさん「そんな事ないと思いますが…」
ちょっと危険な匂いを感じたので(第六感)私は普通に「豚」と書いてない辛い小ラーメンを券売機で購入。
そして席に座ると何やら「トッピングを選んでください」の張り紙が。
トッピングは「ニンニク、野菜、あぶら、からめ」の4種類。
yaki「嫌な予感がします。」(過去に初めて行った二郎で何にも知らずに肉マシ野菜マシを頼んでからトラウマ)
コーラさん「からめってなんですか?辛いラーメンなのにもっと辛くなるんでしょうか?」
yaki「トッピング全無しってできるんでしょうか」
オロオロする私達ですがこういう時に頼りになるのが美食倶輪部の麺たろうさんとも名高い輪たろうさん。
教えて麺たろうさ~ん!
とりあえず全マシはダメだという事はわかりましたがそれは最初からわかっていた事です。
あ!でもカラメは濃いめの事だったんですね!とコーラさんと納得してトッピングと厨房を凝視。
必死に周りのお客さんの注文を見てみますが皆さん100%何かしらトッピングは伝えていて「全無しで(*´ω`*)」とか言っている人は一人もいないのでそんな事言える空気ではありません。
そしてついに我々の番。
店員さん「え~っと、小辛豚ラーメンの方は?」
コーラさん「あぶらと野菜で!」
店員さん「はいよ!小辛ラーメンの方は?」
yaki「あ…あぶ…あぶらと野菜で!」
なんであぶらと言ってしまったかと言われるとコーラさんにつられて口が滑ったとしか言えません。
周りのお客さんのチョモランマしているラーメンを見ながら「え?あれ大盛だよね?小ラーメンのお客さんはどれ?」とビクビクして待っていると…。
店員さん「はい!辛い小ラーメンお待ちッ!!!!」
これで小!?思ってたのと違う!でも少し肉入ってる!(肉食べたかった)
そうするとコーラさんのは…チラッ
!?
yaki「やっぱり肉もりもりwwwwww」
コーラさん「食べきれる気がしませんwww」
とりあえず食べ始めますがいつまでもモヤシとキャベツで麺まで辿り着きません。
その時
コーラさん「スッ…」
yaki「ちょっとwww何肉を私の丼に移してるんですかwww」
醜い大人の争いがスタート。
結果、
なんとコーラさんがお残しでお店の方に平謝り。
一方私は。
これは最終形態で麺を箸で持ち上げては戻して持ち上げては戻しているところです。
コーラさん「yakiさん!二人揃って残すというのは許されませんからね( ー`дー´)キリッ」
yaki「えらそーにwwwwww」
そして最後の力を振り絞ってあざみラインより汗かいたんじゃないかくらい汗ダラダラになりながら見事完食
おわり
コメント
ワシは馬返しだけフルウェットだったり馬返しだけ雨降ってたことがあった( ‘ᾥ’ )
わしの偉業も書けよ( ‘д’⊂ 彡☆))Д´) パーン
アウターおじさんのアウター縛りですね:(っ`ω´c):
いつも大変楽しく読ませて頂いてます。たまたま鑑賞していた動画に記事当日らしきものが映っていました。6:28から映っているのはコーラさんでしょうか。動画の中でも、ウルトラマンと呼ばれていましたので、良かったらご確認下さい。
ご拝読ありがとうございます!
動画見てみました!
間違いなくコーラさんですねwww
この方たちはたぶん私もすれ違いましたが楽しそうに登られていました(*´ω`*)
教えていただきありがとうございます!
ウルトラマンコーラさんにも動画教えてあげようと思います。
CAFEMAG5さんもあざみラインいかれるんですか?もし行かれるようなら頑張って下さい٩( ‘ω’ )و
お返事いただきまして、ありがとうございます。
残念ながら、まだまだ宮ヶ瀬や裏ヤビツ辺りが限界のため、あざみのラインは来年以降に行けると良いなと思っています。
美食倶楽部の皆様のルートは、いつか走ってみたいと思っていますので、今後とも宜しくお願い致します。
あと、SPDペダルの導入を検討していますので、インプレをして頂けると助かります。
そうなのですね!もし挑戦される場合は一度明神三国など行かれて長めの激坂に慣れておくのはいいかもしれません。
頑張ってくださいね(*´ω`*)
美食倶輪部の走っているルートは坂がヤバいですが景色が素晴らしくオススメですのでいずれ是非!
あと、SPDペダルの件ですが過去にインプレした記事があるのでここら辺を参考にしてみて下さい
https://bike-life-japan.com/2015/11/05/post-474/
今の私はシューズを忘れてスニーカーで山岳ルートを余儀なくされた事もあるのでより正確に比較できるつもりですが、「ペダルから足がずれない」というのがいかに楽できるか。そのSPDの効果は登りでは大きいです。
特に斜度が上がるほど、追い込んだり疲れている時ほどそれは顕著になります。
CAFEMAG5さんが今後、長距離や山岳ルートを走られるなら是非SPDの導入をオススメします(*´ω`*)
すみません。貼りますれていました。
https://www.youtube.com/watch?v=LlXCgnyT4cY