晩秋の瑞牆山と野辺山とRaphaおじさん

DSC06753

約1週間前の11月7日(火曜日)、私は終末の雨とか色々あって50km以上のライドは約1ヵ月ぶり。
待ちに待った実走ライドへ行って来ました。

10月は自転車に全く乗れないまま紅葉も終盤の11月になってしまいましたが、今回の目的地はギリギリ紅葉見れるかな?と期待を込めて瑞牆山と野辺山へ行くことになりました。

久しぶりの晴れ予報のライドにワクワクしながら前日布団へ潜り込みます。

そして翌朝4時に眠い目をこすりながら起床。起きてカーテンの外を見てもまだ日の出前で真っ暗。この時間帯に起きるのも久しぶりです。
今日のメンバーはコーラさんを除く美食倶輪部のメンバーであるしげさんと輪たろうさん。


支度をはじめるとこんなDMが


2525

実は数日前、私が風邪気味だったのですが早めに薬局ゴリ推しのルルアタックを飲んで完治!完全に症状を治める事に成功(セーフ!)
二人に「移したら絶許!」と言われていましたが、私が移すまでもなく輪たろうさんが前日から風邪気味になってしまったようです(アウト!)
まぁ、本人も乗りながら治す!と元気そうですし大丈夫でしょう(^ω^)(フラグ)

しげさんが何故か翌日にアラームをセットしていたおかげで少しゆっくりしていつもの駐車場へ行き、しげさんの乗って来た車へ荷物を積みかえて出発です。

目的地が相模原から1時間半程度でいけるのであっという間に到着。この近さはいいですねぇ。
ちなみにこの日、毎回執拗にルート(主に勾配と坂の長さ)を調べて覚えてくる私をもっと楽しませようと(←!?)しげさんがルートをくれませんでした。


「 全て任せて私に着いてきてください( ´_ゝ`)」


という意味深なフレーズにガクブルしながら準備を完了させます。

DSC06642

今回の目的地~瑞牆山と野辺山&平沢峠~

ここでちょっと今回のライドのコースをご紹介。
まず瑞牆山と言いましたが正確には「みずがき山自然公園」
目の前にドーンと瑞牆山が見渡せるとても綺麗な自然公園です。

※みずがき山自然公園のHPの写真から引用

※みずがき山自然公園のHPの写真から引用


さらにRapha好きは知っているかもしれませんがRaphaの日本本拠地がある野辺山。
そこから平沢峠を通り、八ヶ岳・南アルプスを一望します。

そして最後にランチ&牛乳飲み放題という三本立ての企画となっております。

さらにしつこく聞いたところ約100kmで2300mアップとの事。
まぁ、何がどこにあるのかなどはサッパリわかりませんがねぇ(諦めムード)

ザックリまとめるとメインを瑞牆山こ据えて八ヶ岳、南アルプスに囲まれた絶景の中を走りましょう!というのが今回のライドの趣旨となります。

ライドスタート!まずは瑞牆山へ

DSC06647

走り始めると早速の絶景ロード。
山梨って開けているので平地を走っていても絶景というのがいいですね。
あとはトランポなので時間を気にせず早朝からいきなり田舎区間へワープできる点も最高で、トランポ様様でございます(*´ω`*)

さて、今日は私のガーミンにはルートが入ってないので特にチェックする訳でもなく何も考えずにしげさんの後ろを着いていきます。
最初は不安でしたがやってみるとこれはとても楽。
道のチェックやこれから出てくる峠などの事で余計な心配事なしに走れて写真を撮る余裕も生まれます。
まぁ、変わりに心の準備なしに峠が出てきたり、ルートはしげさんが逐一チェックしてくれてるからできる事ですが(笑)

DSC06649

先導してくれる人への信頼も大きいですがルートを気にしないってこんなに楽なんだ!と久しぶりの実走と併せて感動です。
T氏や嫁と走る時はもちろんですが、普段のライドも必ずルートを入れて常にチェックしていたのでこんな自由に走れたのは久しぶりな気がします。
しげさんを信じて何も考えずに景色に見とれながらただただ後ろを着いて行きます。
誰かを信頼するってとってもいい事ですね(ゲス顔)

そんな感じで絶景の中を他人任せ仲間を信頼して走っていると突如アスファルトがなくなります(マジキチ)

DSC06650

DSC06651



「しげさん!!!???」



一瞬驚きましたが数十メートルでアスファルトが復活。
再び気持ちのいい道を走ります。

DSC06652

DSC06653

DSC06657

この日の走り始めの気温は3度。
シューズカバーも持って来ないで3/4ビブショーツの私は完全に恰好を間違ったと思いましたが日が昇ると意外に暖かくなってきて動いている分には適温で気持ちがいいです。

DSC06660

DSC06661


しばらく盆地を気持ちよく走っていると段々と視界が狭くなり、いよいよ「みずがき山自然公園」への山道が始まります。


DSC06666

DSC06668


盆地の開けた雰囲気もいいですが、紅葉に囲まれた道、山の麓の山村の雰囲気も最高です。


DSC06671


住んだら不便なんでしょうけど、こういう場所はいいなぁ…と思わず止まって写真を撮ります。

山村とラジウム温泉郷を抜けると本格的な山道へ。


DSC06673

DSC06674

DSC06677


本格的な山道といってもここの道は斜度も適度でとても綺麗で最高です。
また、道路脇に流れている川との高低差もほとんどなく距離も近いので、写真でしか見たことはありませんが奥入瀬渓流のような雰囲気がありました。


DSC06694

DSC06699


あまりに道の雰囲気が良くて数十メートル事に止まって写真を撮っていて全く先へ進めない嬉しい悲鳴です。


DSC06684

DSC06683


DSC06685


秋の柔らかい日差しが差し込む中、思い思いに写真を撮りながらゆっくりと進んでいきます。


DSC06688

DSC06695

DSC06693

DSC06703

DSC06705

DSC06706


紅葉はもう終わりかけていたので色鮮やかとはいきませんでしたが、黄色と茶色の世界の中も美しいものでした。
山の斜面に光が降り注いでまるで紅葉が黄色く光っているような光景も(下の写真)


DSC06711


ある程度走っていると道の雰囲気が普通の林道のように変わりました。
しげさん曰く「ここからは普通の道」という事なのでカメラの出番は無さそうです。

と思った瞬間しげさんがペースアップ。

このまま一気にピークへ…。
千切れまいと思い切りゼーハーして着いて行きましたがしげさんは特にゼーハーしてなく格の違いを見せつけられました(T_T)


DSC06713

DSC06712


ちなみにここで輪たろうさんが大幅に遅れ始めます。
完全に風邪を乗りながら治す事に失敗しているようですが、とりあえず登りは一旦終了なのと「まだ平気」という事なのでこのまま「みずがき山自然公園」へ向かいます。

瑞牆山が近づいてくるのと比例して途中にはこんな絶景も。
紅葉している針葉樹と対比がとても美しいです。


DSC06716

DSC06718


そしていよいよ「みずがき山自然公園」へ到着。
事前情報の通り、綺麗な草原からドーン!と瑞牆山が見渡せる最高のロケーションです。


DSC06719

DSC06721


ここでもみんなで思い思いに写真を撮ります


DSC06724

DSC06730

DSC06732

DSC06734


少し補給したら再度スタート。

野辺山&平沢峠へ


DSC06735


とある場所で振り返るとこれまた瑞牆山が見える絶景。
このまま瑞牆山を背に信州峠という峠を越えて野辺山を目指します。


DSC06736

DSC06737

DSC06738


信州峠を越えた後の道はまるで北海道のようでとても気持ちいいです。


IMG_8r4a62 (1)

DSC06739

DSC06745

DSC06748

_20171107_202745
※raphaおじさん


気持ちよく走っていると一台の廃バスを発見。


DSC06750


「廃」の付くものは基本的に大好物の私。
とりあえずインスタ映えする写真をパシャリ。


DSC06753


割れたフロントから中を除いてみると飾りではなく昔はちゃんと運行していたバスのようです。
一体どれくらい前まで運行していたのか、いつからここにあるのか。
かつては人々を乗せてたであろうバスを見ると色々想像が掻き立てられます。


DSC06756

DSC06757


この窓から写真を撮ったのは私でいつぶりで何番目なのだろう…などと考えながらシャッターを切ります(にじみ出るむぎ焼酎 二階堂感)

二階堂感を醸し出しながら一行は畑の真ん中の道を進んでいきます。
なんでもこの先に「やまなしの木」という野辺山高原のシンボル的な木があるとか。
折角ここまで来たので行ってみましょう!


DSC06762

DSC06763


到着した「やまなしの木」がコチラ


DSC06766

DSC06768

DSC06767


感想はノーコメント(心遣い)

(たぶん葉っぱのある時期に行けば綺麗なのと星空バックにとか写真の撮り方で化けるタイプの被写体です)


DSC06769

DSC06771

DSC06772


そしてこのままRapha本拠地の前を通りコンビニへピットイン!
軽く補給を済ませます。

心配なのは風邪気味の輪たろうさん。
見た感じ辛そうなのでここからのルートはショートカットしましょう。
と、しげさんと話しつつ輪たろうさんに聞いてみます。


しげさん「輪たろうさん風邪は大丈夫ですか?」


輪たろうさん「・・・・」


yaki「ダメですねw」


しげさん「ショートカットしましょうw」


輪たろうさん「・・・はい(消え入りそうな声)」



何がどうショートカットされるのかは私は分かりませんがとにかくショートカットです。

このまま平沢峠を経てランチ食べて車へ戻るルートを取ります。
平沢峠は峠というより長い坂道。

輪たろうさんも「ダンシングすれば脚攣らないから大丈夫!」

と言いながらオールダンシングで登板

ちょっと霞んでしまいましたが目の前に八ヶ岳が見える景色は圧巻です。


DSC06776

DSC06774


景色を楽しんだらそのまま「キープファームショップ」でランチへ。
ちなみに私はカレーと牛乳を2杯おかわりしました(*´ω`*)


DSC06778

DSC06779


そしてここからは20km位ほぼずっと下り。
途中で輪たろうさんのチューブラーの予備タイヤが落下するという事がありましたが、幸運にも気づいてその後はお腹に抱えて事なきを得ました。

そして最後に駐車場までにちょっとしたクソ坂を登って終了。
明るい内に帰って来て95km2200mでした。

DSC06780

まとめ

やっぱり実走は楽しい!
今回初めての瑞牆山と野辺山でしたがこの辺りはアルプスや八ヶ岳が冠雪している時期に是非行きたいと思いました。
道も最初から絶景の中を走れますしバリエーションもあって飽きなくてとてもいい場所だと思います。

交通量は平日という事もあり終始少な目ですが広い道路は大型トラックが多いのでそこだけ注意が必要かもしれません。

伊豆や奥多摩では味わえない北海道のような開放感のある道と南アルプスと八ヶ岳に囲まれた絶景の中を走れる道、そして瑞牆山では綺麗な林道を走る事ができます。
何より相模原から1時間ちょいでこれるアクセスの良さも高評価で、来年の春先に必ず冠雪の南アルプスと八ヶ岳を見に行こうと心の中で固く誓いました。
南アルプスと八ヶ岳がまだ冠雪している5月頃の新緑の時期は絶対にオススメです(^O^)/
是非皆さんもチャレンジしてみてください♪

ちなみに風邪が心配されていた輪たろうさんは次の日には復活してきたようで一安心でした(*´ω`*)



一人を除いて…


キャプチャ

コメント

  1. 謎のパピヨン より:

    廃が好きなアルミさんを今度、奥多摩で廃人か産廃にしてさしあげますね(*´ω`*)

  2. コーラ より:

    あれ?
    おいら好きなルートでしたね☆
    何で一緒に行かなかったんだろうと困惑してます(笑)
    増冨ラジウム温泉の坂とかめっちゃ好きなんですよおいら\(^o^)/

    牛乳2杯ぢゃまだまだですね(ーωー)
    お勧めのお店もまだまだ沢山あるので♪
    今度はグルメメインで行きましょう(^^ゞ
    勿論峠は勝手に先に行って貰ってかまいませんからΨ( ̄∇ ̄)Ψ

    • yakiそばパン より:

      コーラさん

      ラジウム温泉のところの林道は本当によかったです(*´ω`*)
      あそこは一年中良さそうですね♪

      グルメラインいいですね!
      ただ最近、グルメと大食いを履き違えてる事があるのでそこだけ注意してくださいw

  3. しげ より:

    yakiさんはもっと感覚で走ったらいいですよ、応用力も身に付かないし、何より楽しいですよ(*´ω`*)
    と、ぶどうぢるさんが言ってました

    • yakiそばパン より:

      ぶどうぢるさん(しげさん)

      本当に楽しかったです(*´ω`*)
      なにもかもお世話になり、ありがとうございました!

      負んぶに抱っこライドはぶどうぢるさんとのライドじゃないとできないのが悲しいところですw

  4. きくと より:

    少しコースに行き詰まってたので助かります!!あっでも行くとしたら来年になりそうですが、行ってみます

    • yakiそばパン より:

      きくとさん

      来年の春、冠雪が残ってる時期がオススメかと思います(*´ω`*)
      ラジウム温泉郷の先の林道は本当に最高なので是非行ってみて下さい!

  5. kelsie より:

    My name is Kelsie. And I am a professional academic writer with many years of experience in writing.

    My interest is to solve problems related to writing. And I have been doing it for many years. I have been with several organizations as a volunteer and have assisted people in many ways.
    My love for writing has no end. It is like the air we breathe, something I cherish with all my being. I am a passionate writer who started at an early age.
    I’m happy that I`ve already sold several copies of my books in different countries like Canada and China and others too numerous to mention.
    I also work in an organization that provides assistance to many clients from different parts of the world. Clients always come to me because I work no matter how hard their projects are. I help them to save time, because I feel happy when people come to me for writing help.

    Professional academic Writer – Kelsie – supportthedandelionschool.com Corp