今年も参加、HINOHARAステージ!都民の森も目指せ1時間切り!

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皆さんお疲れ様です。yakiそばパンでございます。

最近週末に台風が立て続けに来たことによって外出ができずにストレスが溜まっている方も多いのではないでしょうか(T_T)
本来は紅葉ライドの記事を上げていきたかったのですが先月に外を走ったのが那須&福島と尾根幹の2回のみというクソっぷりなので消去法でHINOHARAステージの話をしたいと思います。


私とお会いした事ある方は知っているかもしれませんが実は私、年間で唯一参加しているヒルクライムレースがありましてそれが去年も参加したwiggleが主催している東京ヒルクライムHINOHARAステージというものです。
とは言っても去年初めて参加しただけの今回で2回目ですがね!(ドヤ顔)


そして今回は私と前回一緒に参加したチームの中から一人(TOMさん)と何度かブログにも登場している年間3回くらいしかロードに乗っていないT氏が参戦することになりました。
ちなみにT氏が都民の森を登ったのは遥か昔(2年前?)のこの記事の時が最初で最後。

HINOHARAステージの足切りタイムは細かくあるのですがざっくりいうと確か都民の森で90分。
果たしてT氏は完走することができるのか!私は去年のタイムを更新することができるのか!



実は戦いは前々日から始まっていたのでした…。


戦いは既に始まっている

キャプチャ


チコすけさんからの冷静かつ的確なツッコミが骨身に染みます


そう、私は色々とあってHINOHARAステージの前日に新潟へ行って車を取ってこなければいけない事態に陥ってしまったのです。
しかもその新潟へ行く日の前日は月末の金曜日。
会社のお偉いさんとの飲み会(オール)が1か月前からホールドオン♪

つまり「金曜日仕事からのオール→そのまま朝を迎えたら新幹線で新潟→車を運転して東京へ→HINOHARAステージ」という容赦ないクソスケジュールになってしまったのです(苦笑)

寝ないで新幹線に乗って朝ごはんを買ったけど全く食欲がない私

寝ないで新幹線に乗って朝ごはんを買ったけど全く食欲がない私



新潟から直接行く手も考えましたがT氏が私の家に前泊する事になっていたので夜に間に合うように新潟を出発。なんやかんやで車を取って東京へ帰って来たのは6時頃だったと思います。

そして9時頃T氏がやってきて翌日の準備をして12時頃に就寝。
なんとか4時間程睡眠時間をGET!4時に起床して当日を迎えます。

起床からのスタート地点へ

なんとか睡眠は確保し起きれはしたものの体調はあまりよろしくなく



「マジ今日無理」



とT氏に言いながらHINOHARAステージの駐車場へ入庫。
ちなみにこの時集合時間20分か15分前くらいのギリギリで止めるのに一苦労。
急いで自転車を組み立てて集合場所へ急ぎます。

T氏は第五ウェーブ、私は第二ウェーブなのでここでT氏とはお別れです。


「足切りにならないように頑張る」


と言い残すT氏の後姿を見送って第二ウェーブへ並びます。
第二ウェーブの列へ行くと既にそこは最後尾。
ちなみにT氏も最後尾だったらしく彼は最後尾ウェーブの最後尾という全ての選手の大トリでスタートを切ったそうです。

ちなみにこの時点の気温は10度前後。
「スタートすれば暑くなるっしょ♪」と思い切って上下夏仕様の私は寒すぎて死ぬかと思いましたが、逆にこのキーンと冷えた気温が私の寝不足を吹き飛ばしさっきまでの倦怠感がスッキリと無くなっていきます。

ここで体調が復活し急にやる気がみなぎってきました。

HINOHARAステージスタート

気温のおかげなのか、朝の怠い感じは嘘のように吹き飛びいい感じにスタートを切れました。
ウェーブ事にスタートを切っていますが役場のT字路付近までは測定前なのでまったり走り、役場の辺りで皆さん急激にスピードアップし始めます。

このHINOHARAステージは約25kmと長丁場のヒルクライムですが半分はアップダウンで登りではありません。
ここで本来は高速列車に乗って前半を突き進む事がタイムを出すには不可欠のようですがウェーブ最後尾の私にそんなものはなくスピードの合う人もいないので切り替えてペダルに力を入れます。

しばらく無心で走っていましたがやはり誰かについて行くとか「ここを何分以内に」などのラップ目標がないと「まだ先は長いしな…」とどうしても思ってしまいセーブしがちになってしまいます。



その時



???「どうも!お久しぶりです!」


yaki「おお!TOMさん!!!」


TOMさん「晴れて気持ちいいですね(*´ω`*)」


yaki「私もうダメっスw このまま沈みますので先行っちゃって下さい(^^;)」


TOMさん「え~~!?頑張りましょうよ!」


yaki「じゃぁ…もう少しだけ!」



ここで私が所属しているチームのTOMさんが偶然後ろから追いついてきて話しかけていただき「頑張りましょうよ!」と言われた事によって再度復活。

実は私、一つの目標としてHINOHARAステージのコース上にある都民の森までの区間で1時間切りという目標もこっそり掲げておりました。
その件もあって「都民の森TTなんて滅多にしないしこのままダラダラ走ったら絶対後悔する!」と、思いなおして坂になったところで再度ペダルを踏みこみます。いい訳して脚を緩めるのは簡単ですけどそんな事するために今日キツイ思いしてここまで来た訳じゃありませんしね!(自らを鼓舞)

不思議な事に「行くぞ!」と思うと今までより脚が軽くなり心拍数の割りに呼吸も辛くありません。
そしてそのまま一気に都民の森を通過、時間を見るとどうやら都民の森までは1時間は切れてそうです。
内心嬉しくなって「よっしゃ!このままペースアップしてゴールまでいくで!」とさらに気合を入れてクランクを踏み込みます。
そして風張峠のゴールまであと3kmくらいのところまでやってきたところで事件発生。

慣れない長時間の負荷に右足のふくらはぎがピクピクいっています。
ペダリングがへたくそ故の現象で、実は去年もこの場所でふくらはぎが攣ってしまった私。

テンションが上がっていた事もあり、「またかよ!」と若干イラっとしながら「気合が足りねぇんだ!」と無理やり踏み込む荒療治(ショック療法)を展開。

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ところがこの行為が裏目に出てしまいピキーン!と電撃が走って悶絶。

キャプチャ

「ごめんなさいごめんなさい(T_T)」と頭ん中で猛省しながら片足を外してもみもみします。

色々試してみたところどうやら軽い力で牽き足を意識しないでいれば攣ることは無さそうなのでしばらく力をいれないように走ります。
そして最後の数百メートルだけ加速。無事「1時間13分」程でゴールラインを割りました。

ちなみに密かに掲げていた都民の森1時間切りも達成。「58分」でした(*´ω`*)

キャプチャ2

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さて、ゴールして息を整えたらダウンヒルですがその前にT氏を待ってみましたが中々現れません。
その間にTOMさんもゴールしてみんなどんどん下っていきます。
さすがに20分も頂上にいたら寒くなって来ましたし時間的にも「これは足切りされちゃったかな…」と諦めて私もダウンヒルへ。

一応、反対車線を登ってくる方の中にT氏がいないか確認しながらゆっくり下っていきますがT氏の姿はありません。
恐らく最後の一人であろうローディと擦れ違ってから暫く誰も登って来ないしもう次のカーブで都民も森なので「あー。T氏は完全に足切りされたな。残念…。」


と思ったその時。


なんとカーブを曲がるとT氏の姿が!

感動して少し鳥肌が立ちました。
すかさず「頑張れ!T氏頑張れ!」と声をかけて擦れ違います。

そのあと足切りポイントまでは一人もいなかったのでまさかのT氏が最後の一人。
なんともドラマチックな展開になりましたw

そのまま無事T氏もゴール(タイムは1時間47分くらい)。

なんとか二人ともフィニッシュすることができました(^-^)

今回は途中でTOMさんに声を掛けていただき頑張る事ができました。
T氏も私が最後声を掛けたあと頑張れたようで、ピークスの時もそうでしたがヒルクライムは本当にメンタルが結果に結びついてくるなぁと思いました。
前日までのトラブル(いい訳とも言う)はありましたが、きちんと今の全力を出し切れたと思いますし、都民の森の1時間切りを出来たので満足です♪
脚が攣る程頑張れたので悔いもありません(*´ω`*)

まとめ

1年ぶり2回目のHINOHARAステージでしたがやはり沿道の応援や美味しい食事、お祭りっぽい雰囲気など、村の人たちが一生懸命なのが伝わってきて去年と変わらず楽しい時間を過ごせました。
道も綺麗で気持ちいいですし、郵送で済ませて受付がないのもGOODです。
また来年もでたいと思います(*´ω`*)

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ちなみにタイムを狙いたい人は私のようにギリギリで行ってウェーブの最後尾についてはダメなようです。
できるだけ早めに着いて先頭を確保。
そして前半のアップダウン部分はとにかく集団を形成していく事が重要なようです。
こういう戦略もただのヒルクライムとは違い、ロードレースのような雰囲気も味わえて楽しいと思います♪

来年は私も早く到着して全てを利用してタイムを狙っていくぞ!と思わせてくれるライドでした(*´ω`*)

もし、ヒルクライムのレース出てみたいな…。と興味のある人がいましたらHINOHARAステージはオススメです!
チーム参加もあり、友達とチームで参加してトレインを作っても十分意味のあるコースなので弱虫ペダルのようにお互いを引き合って楽しむ事もできますし、神奈川、東京在住なら前泊の必要もないので家族持ちのお父さんにも優しい大会です(^ω^)
普段は車に注意しながら走る道を通行止めにして大勢が一つの目標に向けて全力で走れるのは非日常的でとても楽しく貴重な経験でした。
T氏も「すごい達成感あって楽しかった!また出たい!」と言ってくれたのでよかったです。


もし興味を持っていただいたなら是非!来年のHINOHARAステージでお会いしましょう!

コメント

  1. 謎のパピヨン より:

    来年はワシも出てアルミ大酋長を煽るぞ\( ‘ω’)/

  2. ぶどうぢる より:

    あとはヤビツだけですね!!
    頑張って下さい!!

    • yakiそばパン より:

      ぶどうぢる(しげ)さん

      ヤビツ40分切りのイメージがまだわきませんが実走増やして頑張りたいと思います(*´ω`*)

      あと、名前を偽らないでくださいw

  3. きくと より:

    お疲れ様でした!!今日、実は都民の森、風張峠行ってました(笑)
    自分も都民の森、1時間切り狙ってましたが12分オーバー、、、、風張峠は1時間27分でした。
    まだまだ修行が足りないみたいです(笑)
    私もyakiそばパンさんを見習って!!
    追い込んできます!!

    • yakiそばパン より:

      きくとさん

      お疲れ様でした!
      都民の森1時間は日々の努力で確実にいける範囲と思うので頑張って下さい(*´ω`*)

      それか純粋に自分の力のみでは無くなるのできくとさんの美学に反しなければの話ですが、何人かでトレイン組んで前半部分を行くとタイムはかなり縮まるようです(≧▽≦)

      お互い頑張りましょう!

  4. コーラ より:

    自転車乗る気がこれっぽっちも無くなったおいらです(笑)

    真面目に走るとこれだからwww
    いい加減なおいらは何事もへらへらな位が丁度なんですよね~♪

    みん森ワンナワーおめでとうございます☆
    もう立派な《速い人》だと思いますです

    こらからもっともっと速くなるyakiさんがどこまで登っていくのか楽しみにしております

    • yakiそばパン より:

      コーラさん

      コーラさんの場合は真面目もヘラヘラも経験してからの意見なので説得力がありますw
      とは言ってもた~まに真面目に走りたくなるみたいですが、これからもヘラヘラの時にご一緒お願いします(*´ω`*)

      都民の森1時間切りはそんな自慢するようなものではございませんwww
      50分切れたら大いに自慢したいと思います(*´ω`*)

  5. 謎のパピヨン より:

    年内50分切り宣言来ちゃったよ:(っ`ω´c):