皆さんお久しぶりですyakiそばパンでございます。
かなり久しぶりの更新になってしまいましたがロードバイクをやめた訳ではありません!
ちょっと仕事の多忙さやなんやかんやでここ2ヵ月くらい乗ってないだけで、暖かくなったらまた乗り始める予定です。
しかしここ数ヵ月私も何もやっていなかった訳ではありません!
実は私、とあるカーボンロードバイク(今もフルカーボンだけど)を10月くらいに購入しており、2月には突然お披露目して皆をビックリさせれるかなと温めておりました。
そりゃあもう、サドルからハンドル、ステム、コンポなど色々考えて楽しい日々を送っておりました。
が…、そんな私のモチベーションを大きく左右する問題が勃発。
そのカーボンバイク(今もフルカーボンだけど)を購入した際に「入荷わかったら連絡します(^ω^)」と言われて待っておりました。
あれから半年。
なんの音沙汰もありません(遠い目)←!?
そしてまずい事にあんなにお熱だった私のハートも、この長期間の間に冷めてしまい乗ってもいないカーボンバイク(今もフルカーボンだけど)に飽きるという持ち前のフレキシブルさを発揮!
心は次のチタンバイクを欲しています(クソワロタ)
まぁ、連絡がこのままずっと無ければ無いでいいんですけどね。笑
と、まぁそんな事が起こっていたのですが今回はそんな中、伊東へライドに行った記事となります。
Contents
しげさん「今回は景色重視のゆるいライドです」
ルートナビゲーターは安定のしげさん。
しかし、最近ライド前にルートを隅から隅までチェックして「あと〇〇kmで斜度が10%になってそれが1km続きます。そのあとは一旦下った後5kmほど5%程度の登りが続きます」というようにチェックしまくってナビゲーターのしげさんより詳しくナビゲーションしていた結果、しげさんがルートを渡さなくなりました。
ルートを聞いてもこんな感じでアップダウンを隠して送ってくる始末でございます。
こうなってしまってはお手上げですがそれは素人。
私のようなプロになるとルートの形でクソ坂を感じ取ります。
「西伊豆スカイラインですから大丈夫ですよ(^-^)」
という言葉を信じていましたがこれは間違いなくクライマックスが別にあるのでしょう。
とはいっても天城ハイランドクラスのクソ坂なんてそうそうあるものではありません。
前日の天気予報では降水確率は0%!勝利を確信して当日を迎えます。
いざ!伊東ライド
早朝に集合して伊東へ向けて出発。
平日の早朝は道もすいすいであっという間に目的地の駐車場に到着です。
クソ坂も紛れ込んでる事は確実ですが久しぶりの西伊豆スカイラインはとても楽しみで冬は空気が澄んでいてきっと富士山や海の絶景を拝めるはずです(*´ω`*)
雨が降っていなければ。(ガチ雨)
なんでだよ!0%だろ!?どうした0%!
しげさん「GPVではどうなっていますか?」
輪たろうさん「雲一つありません(^ω^)」
(現実)
クソがッ!!!!
お天気詐欺にあって我々のテンションはダダ落ち。
しげさん「こりゃダメですねw」
yaki「温泉探しておきますね(^ω^)」
輪たろうさん「車で移動しましょう(^ω^)」
と、誰もがライドを諦めかけたその時トイレから戻ってきたコーラさんから衝撃の一言。
コーラさん「じゃぁ行きますか( 〃▽〃)」
輪・し・yaki「えっ!!??」
コーラさん「なんだか今日は雨でもやる気です(ФωФ)」
しげさん「珍しいですねw」
yaki「そしたら後半をカットしてお昼食べてサクッと戻ってきましょう!」
輪たろうさん「そんな感じでいきましょう(^ω^)」
元々100kmくらいのルートを40kmくらいに大幅ショートカット。
ルートを再構築してしげさんに続きます。
しげさん「ガーミンがうごきません(;´_ゝ`)」
yaki「しげさん背中から哀しみが溢れていますよwww」
※最近流行りのしげさんの哀しい背中シリーズ「伊東の雨編」です(^ω^)
しげさん「丸善ランドというところへ行きます」
雨上がりというか雨の中、しげさんの不穏な笑みに危険を感じつつ出発。目的地はもちろん教えてくれません。
しげさんの「すぐ登りは始まります(´_ゝ`)」という言葉にビクビクしながら進んでいくと…
しげさん「着きました(´_ゝ`)」
コーラさん「楽しそうな名前ですね( 〃▽〃)」
輪たろうさん「丸善ランド…。」
yaki「なんかもうダメな感じしかしません…。」
名前からしてダメな感じをヒシヒシと感じつつも登り始めます。
すると確かに10%程度とキツイ斜度ですが天城ハイランドのような殺しに来る坂ではありません。
これならヘラヘラいけるかもしれない!(フラグ)
と思ったのも束の間、ある個所を境に急激に斜度が上昇。
前を見るとなんか壁のような道がそそり立ち、上の方をしげさんが、そのさらに上の方をコーラさんが登って行く姿が見えます。
この時点で斜度は20%を越え歯を食いしばらないといけない状態に。
体中が「これはただ事ではない」と状況を察知。
なるべく無駄な力を使わないように無言でただクランクを振り下ろします。
「少し休ませてくれ」
そう願う私の願いとは裏腹に無情にも斜度は緩むどころかさらに上がっていきます。
こいつはヤバい!あまHLくらいヤバい!!!
いよいよヤバくなってきた私の筋肉が「これ長い事は無理だよ!」と私の脳へメッセージを送ってきますが特に打つ手はありません。
そしてグイっとまたさらに斜度が上がる箇所でピンポイントで積雪。
マジかよ!と思ってどうやって通ろうか考えていると前を走っていたしげさんが自転車を降りています。
それを見た私も躊躇なく足つき。滑って転んだら危ないですからね。無理せず安心安全がモットーの美食倶輪部ライドです(^ω^)
後ろを見ると歩いている私達を見て輪たろうさんも躊躇なく足つき。
滑って転んだら危ないですからね。無理せず安心安全がモットーの美食倶輪部ライドです(^ω^)
歩いてみればあとちょっとでゴールだったのですが歩くのもキツイ坂です。
たぶん一番キツイ箇所は30%を超えていたと思います。
天城ハイランドとどっちがキツイ?と言われると中々難しいですが、ある程度の斜度が2km程続く長さを評価して天城ハイランドの方がキツイでしょう。
ただ、瞬間的な斜度によるキツさは丸善ランドが上回っているような気がします。
物好きな方は逝ってみて下さい(*´ω`*)
ちなみにゴール地点やその手前の道は30%前後はあろうかという斜度に雪が薄く積もってたりグレーチングがあったりしてカオス状態。
そんな中、コーラさんは降りずに最後まで登ったようです(!?)
なんでそんなことができるのだろう?とコツを聞いてみると「摩擦係数が~」とか何か難しい事を言っていましたが、要約するとコーラさんは地面からちょっと浮かんでるという事のようです(^ω^)
ちなみに私は斜度が20%を超えてくると「キツさ」というより後ろにひっくり返りそうな「怖さ」の方が嫌です。
その怖さゆえにガチガチに全身に力が入り重心を過剰に前に乗せた変なフォームになり余計疲れている感も否めません。
その点もコーラさんに聞いてみたのですが「特にそういう怖さは感じませんねぇ。」と言っていたので要するにコーラさんは地面からちょっと浮かんでるんだと思います(^ω^)
コーラさんの秘密がわかったところで自転車を置いて(放置して)さらに奥へ進みます。
この先には「馬場の平」という絶景スポットがあるようです。
しげさんが言うのだから間違いないのでしょうけどいかんせん道が悪いです(笑)
歩いているとクリートにどんどん雪がくっついて身長が20cmくらい高くなります。
クリートの裏についた雪を取るとこんな塊がとれました(笑)
10分くらい歩くと「馬場の平」へ到着。
予想を上回る絶景に一同のテンションも上がります。
※はしゃぎ過ぎ
ひとしきり楽しんだら寒くなってくるので下ります。
全然下れねぇwww
ひとえに下ると言ってもここまでのクソ斜度の上、雪が積もっているので怖くて自転車に乗れません。
というかそもそもクリートに氷が詰まってペダルをキャッチできません。
激震地はある程度歩いて斜度と路面が少しマシになった部分からクリートの氷を除去して自転車に乗ります。
SPDの時はこんな事なかったのですがSPD-SLではやはりガッチガチに氷が詰まって大変でした。
こうやって歩く事のあるライドではやはりSPDが楽だなぁと思いました。
※しげさんの哀しい背中シリーズ「まるLA編」
しげさん「もう登りは終わりです(^-^)」
しげさん曰く、もう本日の登りは終了。
お昼を食べて駐車場へ戻るだけという事です。
人によってはちょっと物足りないのかもしれませんが天気が悪い日なのでこんなもんで丁度良いと思います(*´ω`*)
ライド後の温泉を楽しみに昼食のお店へと向かいます。
到着したお店は「宮城」という定食屋さん。
なんでもロース豚丼が美味しいとか。
ボリュームはあるようですがお腹空いてるのでまぁいけるだろうと注文。
おばちゃん「はい豚丼ね。」
でかすぎワロタwww
おばちゃん「ご飯足りなかったら言ってね」
yaki「大丈夫です!」
ご飯は追加してくれるらしいですが既に2合くらい入ってます(白目)
ちなみにこの豚ロース丼ですがなんとワサビがついてきますので摩り下ろして丼と一緒に食します。
ワサビの産地である中伊豆ならではの贅沢ではないでしょうか。
一点予想外だったのが何故かバターが乗っかっている事。
ボリューミーなロースが胃袋にジャブを打っている隙にバターがとけていき、気付いたらバターライス丼になっているというフードファイト仕様。
豚ロースのジャブと右ストレートを何とか耐えきったとしても最後にバターライスの寝技に持ち込まれます(意味不)
私が予想外のバターライスに苦戦している間にコーラさんと輪たろうさんは完食。
ヒルクライムも飯クライムもメンタルが重要です。
私が肉一切れなんとか食べて前をみたら既に輪たろうさんとコーラさんは3切れ目にさしかかっているので彼らはもう次元が違ってメンタルがやられるだけなので見ちゃダメです。
救いのしげさんを意識してみますが肉一切れの差がどうしても縮まらずに結局しげさんの方が先に完食。
みんなから千切られて一人残されると一気に辛さが襲ってきますがお残しする事が許される雰囲気ではありません。
この辺、ヒルクライムと一緒で辛いところです(哀しい目)
コーラさん「yakiさん!ペースがダダ落ちですよwww」
yaki「バターがいりません!」
しげさん「バターさんじゃないですか!」
輪たろうさん「バターさんを思い出して!」
yaki「まじクソバター」
肉を持っては戻して持っては戻してを繰り返しながら皆から遅れてなんとか完食。
クソバター(思い出し怒り)
若干の気持ち悪さとバターさんへの怒りを抱えてお店を後にしますが間髪入れずにスイーツのお店へイン(マジキチ)
輪たろうさん「お。yakiさん、ランチもありますよ(^ω^)」
yaki「想像しただけでキラキラ出そうですwww」
コチラは「バニラビーンズ」というカフェ。
中に入ると地元の奥様方の憩いの場になっているようで楽しそうにお話されていました。
ケーキセットはこのショーケースから好きなケーキを選ぶスタイルです。
私は小さめのパフェを注文しましたが、パフェに乗っているバニラアイスが絶品。
食通のしげさんもバニラアイスに感動していましたので本当に美味しいんだと思います。
近くに来た際は是非寄ってみて下さい(*´ω`*)
目的は達成。いざ駐車場へ
さぁ、あとは駐車場へ戻るだけです。
しげさん曰く西伊豆スカイラインの横の道を通って帰るとの事。
西伊豆スカイランがあるのにわざわざ横の道を通る辺りが素敵です。
しげさん「このまま街まで下ったら終わりです(*´ω`*)」
yaki「了解です(*´ω`*)」
!!!???
雪道www
車通りを嫌い裏道を通った結果、選んだ道が裏道過ぎて全然車が通ってなかったようで雪がダダ残りでした(ワロタ)
この後、クリートに詰まった雪を除去し
そのまま行けると思ったらまた歩き(しげさんの哀しい背中シリーズ「雪道編」)
そしてまたクリートに詰まった雪を除去し(フラグ)
もう行けるだろと思ったらまた歩き…
を2~3回繰り返して1時間くらいかけて雪ゾーンを脱出しました(マジキチ)
雪ゾーンを抜けるとそのご褒美と言わんばかりのいい景色!
ずっと森の中を歩いてたので一際感動しました(笑)
しげさん「そこは右です(´_ゝ`)」
さぁ、あとはこのまま下り切れば伊東の駅前。駐車場へ戻って終了のようです。
前方に踏み切りも見えてその先にあるのは駅前の街並みでしょうか。
ショートカットしたけど色々あって旅のボリュームも出て楽しかったなぁと今日の思い出に浸っていると…。
しげさん「ここの踏切は右です」
輪たろうさん「え!?」
yaki「いや、あの踏み切は左ですよね!?あれ駅ですよね!?」
しげさん「いえ、右です」
右に曲がったらクソ坂が出てきたんですけどwww
yaki「しげさん!?」
しげさん(モナリザの微笑み)
yaki「しげさん!あそこ絶対左でしたよね!?これただクソ坂盛ってるだけですよね!?」
しげさん(モナリザの微笑み)
yaki「しげさ~~ん!!!」
私の叫び声はしげさんの耳へは届かず伊東の街へ消えていき、無常にも私の心拍と獲得標高だけが上がっていきます。
yaki「というかこれどんどん斜度上がってるんですけどwww」
yaki「この後どうなるんですかwww」
しげさん「実は僕もよくわかりませんwww」
yaki「そんな馬鹿なwww」
コーラさん「これはいい道ですねぇ!( 〃▽〃)」
そしてここで左前方に大きな壁がチラッと見えたのでビックリして二度見したらそれは大きな壁のように見えるタダの直登クソ坂。
yaki「ゼェ…ゼェ…しげさん!まさかここを左なんて言わないですよね!?右ですよね!?右っていって!!!」
しげさん「左ですwww」
こうなったら覚悟を決めるしかありません。
斜度と見た目はヤバいですが距離は短そうなので一気に行くしかありません。
コーラさん「アッヒャッヒャッヒャ( 〃▽〃)」
コーラさんが笑いながら登って行きましたが気にせず気合をいれて激震ゾーンへ突入します。
すると目の前のしげさんがギア選択をミスったのか「あ。だめだ(;´_ゝ`)」と着地。
自らの策に溺れたようです。
私は途中で脚つくと落車しそうだったので、途中で歩いているおばあちゃんに必死の形相を笑われながら一気に上へ。
振り向くとさっき目の前だった駅前の街並みが眼下に広がっております(なんでやねん)
※自らの策に溺れたしげさんとそれを見て笑う激坂のおばあちゃん
yaki「しげさん、これ絶対知ってましたね!?わざとですね!?」
しげさん「いえ、僕も驚いてるところです(迫真の演技)」
尚、このおばあちゃん坂事件はそのまま帰りの車内まで持ち込まれたが被告は「案内はしたが何も知らなかった」「登るとは思わなかった」などと供述し起訴内容を一部否認している。yakiそばパン氏は「被告は、左に曲がれば駅だったところを右へ曲がったのではないか」と指摘している。
まとめ
おばあちゃん坂の後は特に何事もなく全員無事に車に戻って温泉へ行きました。(何故かクソ坂を歩いて)
この日の走行距離は約40km、獲得標高1160mとなりました。
久しぶりの伊豆は初めての道で終始クソ坂の連発でしたが40kmという短い距離をバカ話をしながらたっぷりと時間をかけて走れてとても楽しいライドでした。
伊東は都内からも比較的近く、車も少なく登り好きには楽しい道がたくさんあるようです。
あと食べ物屋さんが豊富という点も伊東のいいところです。
山のライドでは大体食事の場所や補給場所に困りますが伊東は比較的食べ物屋さんが散らばってるのでルート上に設定しやすそうに感じました。
初心者や登り嫌いな人を連れてくるのは危険ですが、ある程度登りに慣れていて景色が好きな人にはとてもいい場所だと思います。
今回は天気から路面と色々とアクシデントだらけではありましたがアクシデントも笑って楽しめるメンバーでとても楽しかったです(*´ω`*)
しげさんはいつも運転もルートナビゲートもありがとうございます!
おかげで久しぶりのライドはとても楽しいライドでした。次回のライドも楽しみにしております(*´ω`*)
ちなみに降水確率0%のこの日の天気は雨時々雪時々曇りのち晴れでした。めでたしめでたし(^ω^)
コメント
たまには真面目なコメントを♪
おいらは趣味に対して嫌なことは一切したくありませんので\(^o^)/《パワーの向上》やれ《心肺機能の向上》は努力をしなくてはいけないうえに、折角向上させてもサボれば下降しますし、下降や停滞がモチベーションの低下に繋がって辞めちゃうきっかけになることも分かってるので(笑)速くとか強くではなく《巧く》走りたいんです♪
自分を向上させるのではなく、今の自分を上手く使って《スムーズにフレームを進ませる》チャリダーになりたいんですよね(^^ゞ
200w・30km・1時間を300w・40km・1時間にしたいんぢゃなくて、195w・30km・1時間にしたいんです。
大きいことは良いことだだった自動車が今のコンパクトカーになったみたいな感じですかね♪
摩擦係数の話は分かり易いと思ったんですけどね~www
まぁ未来の自分に何の期待も持てないおさーんチャリダーのごまかしですので/(^o^)\yakiさんは正々堂々努力の先にある強さを目指して下さいです(^^ゞ
ご一緒出来るうちはお供したいと思っておりますΨ( ̄∇ ̄)Ψ
コーラさん
コメントありがとうございます(*´ω`*)
努力しなくても…というのは現状特に不満なく走れる方の言葉ですねw
効率のお話もよくわかりますが、私の場合効率の前に絶対的な性能が不足していましたので努力は必須ですwww
自転車を続ける限りはどんなライドもそれなりに楽しめる程度になりたいと思っているので今後もそんな感じに努力はする予定ですので、私の体力と気力が続くかぎりよろしくお願いします(*´ω`*)
今は半原越に早く復活してほしい一心です!