先日、生まれて初めてサイクルモードという自転車イベントへ行ってきました。
サイクルモードは千葉の幕張メッセで開催される日本最大級のスポーツ自転車イベントだそうです。
弱虫ペダルの限定グッズやサイン会もあるようです(抽選が必要)。
当日は10時開場で10時半頃到着したのですが、会場は既に人でいっぱい、CanyonやピナレロのDOGMA等の試乗は長蛇の列。
私としては特に新しいフレームを買う気もないのでのんびりみていきました。
サイクルモード~2015~の見どころ
やー、いいわー。黄色のピナレロいいわー。
ぶっちゃけ今年のサイクルモードはピナレロやデローザはあるものの、ほとんどの有名メーカーは参加していません。
そんな中、個人的に一番の目玉だと思っているのはCanyon(キャニオン)です。
このメーカーはドイツにあるのですが購入する場合は代理店を通さずに直接メーカーから通販で購入する事になります。
代理店が無いので中間マージンがなくコスパは最高ですが、自転車を自分で組み立てないといけないというのと現物を見て決めれませんし、もちろん試乗もできません。
私的には趣味の一環であるロードバイクでは見た目や質感はお気に入り要素の8割を占めているので現物を見ないで購入というのはちょっと考えられなく、さらに数十万する買い物を試乗なしで購入するのも勇気がいります。
今回のサイクルモードではキャニオンが参加しているので現物の確認はもちろん試乗も可能です。
そりゃあみなさん2時間近く並ぶわけです(私は結局並びませんでしたが)。
他にも、日本の店舗では見られない海外のウェアやキャップ等もあり直接手に取って、「思ってた質感と違うな。」とか確かめられるのはとてもいいと思いました。
あとは有名メーカーが全然ないという事はそれだけマニアックなブースが多いという事。
旅行と一緒に各地のサイクリングルートを宣伝しているツアー会社もたくさんあり、「おお。今度はここいきたいな。」とか新しい発見と目標が見つかって楽しいものです。
また、自転車のデザイナーを養成する専門学校のブースもあり色々な自転車もあったり、ハンドメイドのクロモリがあったり・・・。
普段は自分1人では見る事のない世界が見れてそれだけでも来た価値はありました(^_^)
また、自転車を漕ぐと画面の映像も進むというバーチャル固定ローラーなる物や、3本ローラー体験等もあり退屈することはないと思います。
しばらくするとステージで団長や新城選手のトークなども始まり、横目に見ながら会場内を回ります。
弱虫ペダルのブースもしっかりと設営されており、私が行ったときは限定タオルが販売されていました。
あと14:00から作者さんのサイン会等も開催するみたいでファンの方は一見の価値ありです。
折角だから色々と試乗してみた
あらかた会場内も回ったし折角なので試乗する事にして自転車を探しました。
このイベントの凄いところは、幕張メッセ内に特設コースが設けられていてそこを自転車が走るのですが、各ブースから直接自転車を持って行ける事。
ブース内に「試乗車」と記載された自転車があればブースの人に言えばヘルメットを貸してくれてそのまま渡されます。
それをコースまで会場内をひいて歩いて移動して飽きたら返却というシステム。なので会場内は当たり前のように自転車をひいた人がたくさん歩いています。
なんだか建物の中を自転車ひいて歩くって体育館に土足で入る快感に似た物を感じます。
人気の自転車は列ができて待たないと駄目ですがそうじゃない自転車は待ち時間なしで自由に乗り放題で楽しめます。
しかも、マウンテンバイクやシクロクロス用にでしょうか、デコボコやアップダウンを作ったコースも。
何この無敵感・・・wwww
まさに世紀末、199X年。
普段ロードバイクでちょっとした段差にすらパンクするんじゃないかとビクビクして走っていた私としてはこれは中々快感です。
某アニメのモヒカンの如く、ヒャッハー!!!水だーーーー!!!!
と会場内をひとしきり暴れまわったら返却します。
この自転車驚いたのは意外に軽い事。たぶんママチャリより軽いんじゃないかな・・・。って感じでした。
てゆーか、メインはロードバイクなんだからロードバイクも乗れよという事でコチラ。
選んだ理由は一人も並んでいなかったから。
DOGMAの列の横をまるでファストパスの様にスルーしていきます。
この子の名前はピナレロのプリンス!私の愛車のラザの上の上位のグレードです。
まずは係りの人から渡された瞬間にその軽さにビビりました。
確か完成車で1kg位の違いだったはず・・・。こんなに違うのか。
そして走り出すと硬いというのがよく分かりました。
私が乗ってるラザがレース向きじゃなくてコンフォートよりなのも納得の違いです。
ラザはゆったりもっちりって感じの乗り心地なのですが、プリンスはシャキ!パリッ!カチッとした乗り心地で加速が気持ちいいです。
確かにこれだったら羽が生えたって表現も大げさではないかもしれません。
カーボンの違いでここまで違うのかー。と感心してるとふとホイールはどうなんだと疑問が浮かびました。
私のホイールは完成車についていたやつで所謂、鉄下駄というやつです。
確かホイールで乗り心地は全然変わって自転車が別物になるとよく言われます。
そして走り終えてこのプリンスのホイールも鉄下駄なのかチェックすると。
なんと、泣く子も黙るフルクラムのレーシングゼロ。分かりやすく言うと10万以上のホイールです。
こ・・・これを履けば俺のラザもこんな風になれるかな・・・(震え声)
試乗を終えるとホイールコーナーへ直行。
おお!あるある。どれどれフルクラムはどの子かな?
と色々とチェックしてみます。
ホイールの展示ですが壁にかかっている状態で回すことができるのでスポークに指を乗せてそっと回してやるとホイールの軽さが体感できます。
すげーー!!!めっちゃ軽い!めっちゃ回る!!!
1度体験してしまった10万ホイールの力。私自身、自転車のアップグレードはまずはホイールを買うぞと決めてはいましたがホイール沼に胸位まで浸かってしまった気がします。
あの乗り心地を味わってしまった後、ちょっと頑張って金銭感覚が少し麻痺すれば買えてしまう金額なところが怖いwww
と、ここでツイッタ―でフォローしていただいていて「しおいんですけど」のブログでも楽しませていただいている「へるはうんどさん」を発見!
この時までへるはうんどさんの顔はわからなかったのですが、何気に自転車を見ていたらα7(ツイッタ―でへるはうんどさんがアップしてた)を持っていてメガネをかけた方が横に。
私の頭の中では
いいカメラ+メガネ+rapha=へるはうんどさん
の方程式が成り立っており、周りにいる方もなんかブログに出てくる人っぽいなと思って、思い切って声をかけてみたら御本人でしたwww
みなさんととても楽しそうでいつか自分も一緒に峠に登りたいなと思いました~。
人違いなら全力で土下座だったので本当によかったです\(^o^)/
まとめ
開始前は全然メーカー参加しないじゃんと否定的な意見も多かったですが、行ってしまえば有名メーカーの自転車が少なくても十分楽しめました。
特に今回思ったことは試乗をして乗り心地をチェックした後に試乗した自転車はどんなパーツを使っているのかなと調べて、そのパーツのブースに直行できるのはこのイベントの特権だと思います。
ただし、今回私がホイールに興味津々になってしまったように、物欲にまみれる可能性大ですのでみんなでIYHしましょうヽ(´▽`)/