The PEAKS ラウンド4を完走~194km6176m~

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こんにちわ!最近「めぞん一刻」にハマっているyakiそばパンです。
そんな私ですが今回、日本最強・最悪と名高いデスイベント「The PEAKS(Round4)」へ参加してまいりました。

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The PEAKSとは

キャプチャ

「to hell」って書いてある気がしますが気のせいではありません。
2014年の9月に第一回を開催した坂好き変態ローディのためのヒルクライムイベント。
私が初めて知ったのは去年の7月、チームの人が赤城のヒルクライムイベントに参加すると言っていたのでどういう物なのか聞いたのが始まりでした。

とにかくだいたい150kmくらいで5000mくらい登るイベントそれが「The PEAKS」という認識で間違いないかと思います。
第三回の前回は伊豆で行われており、コーラさんの試走にお付き合いさせていただいて初めての3000mアップを達成した事やコーラさんの超人ぷりに驚いた事も記憶に新しいです。

今回のピークスは第4回目、開催地は奥多摩で194km6176mと今までをさらにキツくアレンジされています。
※こちらルートラボの表記ではこの数値ですが実際に走った後ストラバで確認すると5600~700mアップほどになります。どうやら上日川、柳沢峠辺りの獲得標高がルートラボでは多めに出てしまうようです。どちらが正しいのかはわかりません(´ω`)

距離も獲得標高も未体験ゾーンでこれでは記念受験になってしまいますが、今年はイベントに一つも出ていないのとコーラさんやと~るさんも出るとの事と、今回は時間たっぷりとの事なので「社会経験で楽しめればいいや!」と思い切ってエントリーしてみました。

そしてコーラさん、私、と~るさんのエントリー後、試走でご一緒する事となるスガロさん、とりにくさん、バターさん、一度パンパティでお会いしたたいっちゃん、もエントリー。
また、お会いしたことはありませんがツイッターのフォロワーさんなど予想外にたくさんの人がエントリーしていてとても楽しみでありました(*´ω`*)

PEAKSラウンド4への道~当日まで~

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キャプチャ


コースはこんな感じ。


クソすぎワロタwww


色々な峠に詳しい美食倶輪部のしげさんと輪たろうさんに見せると「狂ってる」の一言。
そして今回は時間たっぷりと聞いていましたが私はあることに気づきます。
今回のピークスですが4時30分からスタート、制限時間18時07分59秒までが完走認定との事ですが途中に「足切り」という物が存在します。

この最初の足切りが約140km4200mほど登ってきた後に道の駅小菅であるのですがその時間が2時(後に2時20分に変更)出発は先頭で出走できたとして4時30分。つまり休憩込み9時間未満で140km4200mをクリアしないといけません。
仮に休憩を1時間取ったとすると平均17.5km/h以上で走り切らないといけません…。
私の普段のライドの平均速度がだいたい17km/hくらいなので斜度も距離も獲得標高も多いルートを普段よりも速い平均速度で頑張り続けて走らないといけません。そしてその足切りのあとも18時07分59秒までに50km1500mアップが待ってます。


あかん(*´ω`*)


という訳でポイントは「CP1」の最初の足切り。逆にそこに間に合ってしまえば残りはゆっくりでもなんとかなりそうです。

ただ、このままでは間違いなく足切りになってしまうので特訓あるのみです。
まずピークスまでに何をやったかというと
7月はかなり頑張って実走を増やして半原越を4往復、ピークスのCP1足切り地点までの試走など、過去最高に走った月となりました(と言ってもローラー込みで700km程度ですが…)

試走時(上日川峠にて)

試走時(上日川峠にて)



私の課題は峠をいくつか登っていると脚がすぐに売り切れてしまう事です。
その対策として7月は実走多めにして半原越4往復やローラーも40分、20分一本から20分×2本のメニューへ変更。
一度足を止めてから連続してやってくる負荷に耐えられるようなトレーニングを意識していました。

8月は悪天候とモチベーションの低下で実走たった2回と後はローラーでほとんど登る練習はしていませんでした(←!?)
ですが、週3日~4日はローラーをやっていたのと結局モチベーションがあっても毎週雨だったのでどのみちこんなもんだったと思います(希望的観測)

あとは悪あがきで3日前くらいからなんちゃってカーボローディングを意識してご飯を多めに食べるようにして2日間は完全休養日にしました。
そして前日はバターさん、コーラさんと小菅村に宿を取って前日受付を済まして9時頃には寝て体調を整えて参加するように動きました。

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なんだかんだ勝負ジャージのコーラさん

なんだかんだ勝負ジャージのコーラさん



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ちなみに今回宿泊したのは小菅村役場前の交差点近くにある「かどや旅館」というところです。
昔からの木造の旅館で泊っている人はおそらく全てピークス参加者、なんだか部活の合宿を思い出して楽しいです。

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ご飯は川魚をメインとした料理でとても美味しかったです(*´ω`*)
ご飯を自分で盛るあたり益々合宿ですwww

最後の作戦会議

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さて、ご飯も食べて部屋に戻ったら明日の作戦会議。
バターさんとここでの議題はやはり「どうやって足切りに間に合うか」という1点につきます(コーラさんは余裕なので必要なし)。
スガロさん、とりにくさんと走った試走のタイムと見比べて緻密な計算をします。


yaki「え~っとここが30分で下りがクソだから40分で…」


バターさん「ここの登りはクソだから1時間半…と…」


コーラさん「そんなかからないってwww」


yaki「カチャカチャ(電卓で計算)」


yaki「あ。だめだwww好き勝手にタイム考えたら1時間くらいオーバーして全然間に合わないw」


バターさん「あかん(T_T)」


yaki「頑張ろう!とにかく頑張ろう!(早くも根性論)」


バターさん「結局タイム気にして急げって言われても急げませんしね(マジキチスマイル)」


コーラさん「結局意味ないじゃないですかwww」


yaki「と…とにかく!明日は前回のように今川峠で心拍180以上でぶっ飛ばすとかはやめて少し抑えていきましょう!160~170くらいに!あと休憩はエイドで基本5分以内!そうすれば理論上行けます(たぶん)」


バターさん「わかりました!」

このあと、大浴場でバターさんが全裸で(私も含め)脱衣所のドアを全開にするアクシデントはありましたが(←!?)特に何事もなくスズムシやマツムシの声に包まれ「もう秋だなぁ」とか思いながら全員床につきます。


~9時に消灯~


( ˘ω˘)スヤァ…


~深夜2時ちょい前~


ゴワァアアアゴシャーーーー!!!!(クソうるさい車の音)


(´-`).。oO(うるさい音で起きちゃったよ・・・窓閉めてトイレいってこよ)


そしてトイレから戻ると。

何故かコーラさんが真っ暗な部屋の中で無言で上体を起こしてジッとこっちを見ています。


yaki「ひえっ…!!!!(一瞬小さい子供が立ってるのかと思った)」


yaki「ちょっと!!!驚かさないでくださいよ!なんで起きてるんですか(小声)」


コーラさん「今何時ですか?」


yaki「2時ですね。目覚ましまであと一時間ありますよ!」


コーラさん「目が覚めました(ΦωΦ)」


yaki「早いですってwww」


バターさん「ムクリ…」


yaki「バターさんまだ2時ですから寝てて大丈夫ですよ」


コーラさん「カップラーメン食べます(ΦωΦ)」


yaki「ちょwww」


(´-`).。oO(やばい…寝ないと)


バターさん「ムクリ……ガサゴソ…」


yaki「???」


バターさん「私もカップラーメン食べよ(マジキチ)」


コーラさん「yakiさん、電気は消してるので寝てていいですよ(ΦωΦ)」


yaki「寝られるかぁい!!!!」


という訳で2時に起床。
朝ごはんのカップラーメンとバナナとパンとおにぎりを食べます。

The PEAKS運命のスタート

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クッソ早く起床したのでほぼ一番乗りで4時前にスタート地点の道の駅小菅に到着。
さすがに辺りは真っ暗です。
そして、なんと私とコーラさんより少し早く来ていたバターさんがピークス今川組のポールポジションをゲットwww
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私も2列目をゲットしてと~るさんと合流します。
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お互い頑張りましょうね!
そしてコーラさんの話によく出てくるお友達も紹介していただきました。

何やらチェックしているコーラさん

何やらチェックしているコーラさん



こんな真っ暗なうちから皆さん元気に集まっているとなんだか非日常感にワクワクしてとても楽しい気分になります。
少しテンションが上がりつつうろうろしてるとKSKさんと遭遇。
なんとKSKさん深夜に家を出て自走でここまで応援に来てくれました。
これは頑張らねばなりません!より一層気合をいれてスタート地点でスタンバイします。

スタートは6人横に並んで10秒ごとにスタートです。
バターさんは一列目、私とと~るさんは二列目でスタートです。

KSKさんが撮ってくれたスタート時の私

KSKさんが撮ってくれたスタート時の私

1:今川峠

4時30分に一列目から順次スタート!
スタートしてすぐ始まるのは今川峠。
約3kmで平均斜度10%の短い峠ですが斜度は中々侮れません。
寝た体勢が悪かったのか走り出してすぐ腰に痛みを感じますがダンシングなどでストレッチしながらならなんとかなりそうだったので騙し騙し進み、とりあえず前を走るバターさんについていこうとと~るさんと追いかけます。
が…何故かバターさんが加速、先頭へでます(←!?)

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作戦は!?



バターさん追いかけてたら心拍180なんですけど!?


~その頃バターさん~


「ひゃっはー!先頭気持ちいいいい!!!!」


~~~


バターさんの謎の加速で少しと~るさんと離れてしまいましたが近くにいるので自分のペースに切り替えて走ります。
ただ、パワーメーターなどの指標がないとどうしても周りに影響されてしまい周りの速度に合わせてしまいます。
しばらくすると疲れたのか作戦破壊した事に気づいたのかバターさんが下がってきます。


バターさん「先頭がめっちゃ気持ちよかったです(*´ω`*)」


yaki「もう心拍作戦は消えました!このままいきましょうwww」


という訳で開始数分で作戦は崩壊。今川峠はバターさんとと~るさんと三人揃ってPR(新記録)を出して(←!?)ダウンヒルに入り次の柳沢峠へ続きます。
今川峠は真っ暗闇の中登ったのですが皆さんのライトが連なって幻想的、非現実的でとても楽しかったです(暗闇ダウンヒルを除き)

2:柳沢峠

お次は柳沢峠

約17kmで平均斜度5%です。
ここは都民の森みたいに最初はアップダウンで後半5kmくらいから平均斜度が7%くらいまで上がって辻褄を合わせてくる峠です。
長いですが10%を越えるような場所はなかったと思うので落ち着いていけば特に問題なくクリアできます。

ここで私、猪野学さんがやっていたサップボードを意識した脱力走法を実施。
サーフィンやスノーボードに乗っている時の体幹を意識して肩や腕、脚の力みを極限までなくして脱力してみました。

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するとこれが大成功。
まるで別人のように登りでクランクを回せます。
さっきまでゼーハーしていたであろう強度でも脱力と体幹を意識した結果、息を切らさずにやや重めのギアをクルクル回せます。
自然と前に追いついていきます。
下りや平坦で抜かれた人を登りで斜度が上がると特に頑張らずに追いつき追い越せるほどです。
こりゃいいぞ!と集中力を高めてそのままのペースで一気に頂上のエイドまで登ります。
苦しさはなく少し息が弾む程度で登ったのにPR、初めて純粋に登っている事を「楽しい」思えた瞬間でした。

エイドでリアルゴールドとバナナを補給してバターさんを待ちます。
数分休憩してバターさんが補給したら上日川峠へ向けてダウンヒル!
ここから霧の向こうにそびえたつ富士山の絶景が見れて思わず「すげ~」と声がでます。

さて、絶景も束の間ここのダウンヒルは9kmくらいなのですがめちゃくちゃ寒いです。

バターさんとも「クッソ寒い!!!」と叫びながら我慢のダウンヒル。


バターさん「これコーラさんヤバいんじゃないですか?www」


yaki「雨合羽みたいなの持ってませんでしたっけ?」


バターさん「持ってなかった気がしましたけど?」


yaki「むむむ?」


~駐車場での回想シーン~

コーラさん「今日本当に暑いんですかね?カッパいりませんかね?」


yaki「いらないっすよ!むしろ暑くて死んじゃいますってwww(ヘラヘラ)」


コーラさん「まぁ、今寒くないから大丈夫ですよね?」


yaki「もう、今が一番寒い気温ですよ!それで寒くないんだから余裕っすよ余裕(*´ω`*)」


~回想終わり~


yaki「あ。やべ。俺がそんなもん置いていけってコーラさんに言っちゃってましたwww」


バターさん「コーラさんブチ切れてるんじゃないですかwww」



~一方その頃、ダウンヒル中のコーラさん~


コーラさん「やきそばーーーーーー!!!!!」


コーラさん「やきそば絶許!!!やきそばぶっ飛ばす!!!!」


~~~~~~



yaki「へっくしょん!」


(´-`).。oO(風邪かな?)

3:上日川峠~私の覚醒は終わらない~

お次は上日川峠。
おそらく今回のピークスの中でもっとも厄介な奴がコイツだと思います。
行きは長くてまぁまぁの急勾配、登り返しはクッソ長くてちょこちょこ急勾配というクソ仕様でございます(^ω^)
とりあえずこれから登る側は9kmの平均斜度8%程度。
ですが最初の1~2kmに12~3%が表れて後半は次第に緩くなっていく仕様です。

ただ今日の私は違います。
究極の脱力走法で「斜度がキツイ時ほど脱力だ!」と自分に言い聞かせて淡々と登ります。

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激坂を制するは静水(脱力走法)はやはりここでも大成功。
体的にはキツくなく息切れしない程度でずっと登っていけます。
そして淡々と登りあっという間に頂上へ。


これは来たんじゃないの!?完走できる気しかしないよ!?(←今回一番楽しい時)


上日川峠の頂上でもエイドがあるのでここでもリアルゴールドとバナナ、そしてジャムを付けたパンを頂きました。
そしてこれからクッソ長いダウンヒル(約18km)

18kmのダウンヒルってめちゃくちゃ長いです( ;´Д`)
そしてバターさんを待ってる時にふと思ったのが、ダウンヒルの遅い私は先に下っててバターさんに追いついていただいた方が効率がいいんじゃないかという事です。
こんな長いダウンヒルでは確実に追いつかれるのでバターさんがエイドに到着したら「先に下っていますね。」と伝えて下り始めます。
ここも極寒で道も狭く荒れてる場所もあるので比較的ゆっくり下ります。
すると想定通り、半分過ぎたくらいのところでバターさんが合流。

完璧です!

4:上日川峠~地獄の登り返し~

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約18km平均斜度5~6%と長~い登り返しです。
試走の時はメンタルからやられて途中で休憩しながらダラダラと登りました。
しかし今!上日川を余裕で越えられる気がする!!!!試走の時からずっと億劫になっていた上日川の登り返しですがなんだか楽しんで行けちゃう気すらする!(気のせい)

意気揚々とチェックポイントのタグをもらって登り返しました。
ちなみにこの後どうなったかというと・・・


覚醒終了


え~。このまま最後まで行ける!とかバターさんに言ってすみません。調子に乗りました。

だってなんかこないだクリートを洗った時に適当に戻したからなのか左足首が痛くなって腰の痛みもウザい程になってきたんだも~ん(ウザイ)

そして何よりも慣れない筋肉を使い続けたからだと思うのですが脚の付け根の筋肉が痛くなって脱力走法が不可能に!
最初の5kmくらいはまだよかったのですが結果、いつもの走り方に戻り普通にゼーハーして残りの10kmくらいを登り返す事に(›´ω`‹ )

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登り返しの頂上ではカレーが振舞われるようですのでそれだけを楽しみにクランクを回します。
ちなみにここを登り返してすぐにと~るさんとすれ違ってお互いエールを送りあいました。
そのあと覚醒終了した後にコーラさんとすれ違ったような気がしますが

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たぶんこんな感じの返事しかできてなかったと思います(確信)

そしてなんとか上日川峠登り返して2度目の頂上へ。
バターさんも筋肉に限界がきているようでカレーを食べてよくストレッチして柳沢峠の登り返しへ向かいます。

5:柳沢峠~登り返し~

上日川峠を下り切ったら柳沢峠の登り返しが容赦なく襲ってきます。
距離約8.7km平均斜度6.6%、長い!!!ここにきて長い!!!

いよいよピークスが容赦なく襲ってきます。
何が恐ろしいってこの主役級の登りをクタクタで終えた後に、今川峠、松姫峠、風張峠×2(登り返し)と4つの登りが容赦なく出てくる事。

さすがにメンタルに響いてきます。


バターさん「これ…松姫行って小菅に戻ったら終わりにしますか…。」


yaki「いや!でも今の所はタイム間に合いそうですし、やれるだけやりましょうよ!風張方面は惰性でなんとかなるはずです!」


バターさん「コーラさんにも応援されちゃいましたしこれは行かなきゃいけませんね!」


~しばらくして~


yaki「…やっぱやめます?w」


バターさん「コーラさんに応援してもらったんだから頑張りましょう!」


と、ギリギリのメンタルをお互い励ましあってジリジリと進んでいきます。
なんか脚に攣る気配を感じたので慌てて漕ぎ方を変えてだましだまし登ります。
そして脚がプルプルしながらようやく柳沢峠クリアです。

エイドで休憩したら長いダウンヒル。
ですがここは道も広くて綺麗なので少々スピードアップで今川峠の登り返しを目指します。

6:今川峠~登り返し~

今川峠の登り返しは少し距離が長くて4.5km平均斜度7%くらい。
ただ正直こちら側は最初のローラー滑り台の前の18%近い激坂と最後の最後に出てくる12%くらいの部分を除けば大した事ありません。
距離も今までの主役級の峠と比べれば短いので耐えて無心で登り切ります。
そしていよいよ足切り前最後の峠、「松姫峠」へ突入です。

7:松姫峠

さてやってきました足切り最後の峠、松姫峠。
約9km平均斜度6%くらいで数字だけみたら普通にあんだけヤラレタ柳沢登り返しよりキツイ峠がここにきて現れます(マジキチ)
どんな峠だった?と言われても

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としか言えませんが…ここまでくると身体の何かが限界に達したのか心拍120とか130から上がらなくなってきていました。
高くても140台とか普段の自分からは考えられないくらい低い状態です。
その分脚も動かずに速度はグングン落ちて松姫峠は10km/hに満たない速度で登っていました。

足首も身体も結構痛くて実はここで一瞬真面目にリタイアを考えていました。
ただ、皆さんがツイッターで送っていただいた励ましの言葉や期待の言葉、すれ違うたびに励ましてくれた仲間の言葉が脳裏をずっと浮かんでいました。
諦めるな諦めるなと自分に言い聞かせながら無言で脚を振り下ろすだけのマシーンと化して数十分…なんか意識が戻ったら頂上に着いていました(ある意味すごい)
ここで、ブログを読んで下さってツイッターでもお世話になっているピークススタッフのTaguchiさんに「もしかしてyakiそばパンさんですか?」と声をかけていただき、

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と、相変わらずこんな返事しかできない私に、「大丈夫!完走できますよ!」と元気づけていただきました。
それに下っている最中にと~るさんともすれ違いました。
と~るさんの位置的に足切りにはギリギリ間に合いそうです。
そしてと~るさんはきっと諦めずに絶対後半へ行くでしょう。

もうこうなったら行くしかありません。
バターさんと「俺たちは今ライドスタートしたんだ」「俺たちは今フレッシュな状態なんだ」「今からゆるポタライドなんだ」と自分自身に言い聞かせてメンタルを復活する作戦を決行しながら足切りチェックポイントの道の駅小菅へインします!

足きり回避の奇跡。後半戦へ

ヘロヘロで完全に精神が肉体を支えている状態で小菅へイン!
通過の許可をもらって時間を確認するとなんとまだ13時30分。
足切りから50分の貯金、当初の14時の足切りでも30分の貯金ができていました(テンションアップ)

そして丁度スガロさんがいたので励ましあってスガロさんを見送ります。
貯金があるので少し長めに(10分くらい?)休憩を取り、「俺たちは今来たんだ!」「今きてただ風張峠へゆるぽたして帰ってくるだけなんだ!」とマインドコントロールと大きな声で気合を入れていると近くにいた方が「そう!いつものトレーニングコース!」と一緒に気合を入れていただき後半ルートへ出発します。

8:風張峠

登りらしい登りの部分は10kmくらい?道の駅からは最初下りがあって22km程あるようです。
登りの部分の斜度は平均5%程度ですがさすがに長い。
今までの峠と比べれば後半は貯金もできている事から足切り時間も緩く峠事態も楽かもしれませんが、残り50kmで1500mほどアップするんですからそれなりのビッグな登りなのです・・・。
道の駅で長めに休憩したからか、もうここを登って登り返せば終わりだ!という精神的なゆとりのおかげか松姫よりは気持ち脚が回ります。
ただ、ここで調子に乗って脚が攣ったりしてはいけないので急がずゆっくり確実に登っていきます。
登っている最中にコーラさんともすれ違ってパワーをもらいます。
そして確か15時10分頃、最後のエイドに到着ここからは都民の森側へ蛇の湯温泉まで下って登り返せば後は大きい登りはほぼありません。

蛇の湯温泉へ下っている最中にスガロさんとたぶんチコすけさんを発見!
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相変わらずこんな返事しかできませんが、なんだか嬉しくなってテンションは上がっていきます。

9:風張峠登り返し

いよいよ正真正銘最後の風張峠の登り返しです。
だいたい6kmで平均斜度7%程度で、斜度は少しありますが今まで10km以上の峠を登ってきた身からするとこの辺麻痺して6kmなんて一瞬です!(気のせい)
足首の痛みも靴を脱いで揉んだらマシになっており、バターさんと6kmなんて一瞬だ!と励ましあって進みました。

そして蛇の湯温泉のチェックポイントにド変態割引(1時間遅れスタート)で参加している雑兵のおもてさんと応援に来ていただいたMATさんがいらっしゃいました。かなり不安になっていた私に「もうこの時間なら普通にいけばもう大丈夫だよ」と言っていただき精神的に安心できました。
笑顔で登っていくおもてさんを見送り、私とバターさんもチェックポイントのタグを受け取ったらスタートします。
MATさん応援ありがとうございました!

そして登り返してすぐの都民の森の手前辺りでなんと、と~るさんとすれ違います。


と~るさんめっちゃ巻いてきてる!!!!


松姫から足切りに間に合ったかちょっと心配していたのでバターさんと驚き喜び再びクランクを回す脚に力が入ります。

そして登り返したエイドはスルーして確か16時15分に風張峠の頂上を通過します。
最終ゴールは18時07分。この時点であと1時間50分ほど時間があります。
制限時間が18時だとしても流石にあと20kmくらいの下り基調を1時間45分もあれば余裕でしょ!?とバターさんと完走をほぼ確信した瞬間です。
とはいってもまだ20kmあります。気を緩めた油断から落車やパンクや時間のかかる機材トラブルになってしまったら一気に形成は逆転してしまうので「喜ぶのはまだだ!」と気を引き締めてダウンヒル!


ひゃっふーーーーー!(油断)

完走を確信した時~ウイニングラン~

風張峠を降りてきていくつかのアップダウンを越えたら見慣れた最後の道の駅小菅への登り坂が見えてきました。
残り距離はあと数キロ。
さすがにここまでくればウイニングランといっても良いでしょう。完走を確信しました。
バターさんの「もう喜んでいいですよね!?」という問いにもOKサインを出します。
最悪パンクしたらそのままブリブリ行くか押してゴールします!

そしてスタッフの方が迎えるゴールが見えた時、二人で大喜び。


バターさん「うわああ!!ゴール前応援してくれてる(歓喜)」


yaki「着いたーーーーー!!!長かったーーー!!!」


スタッフがカメラを構えていたので近くにいた女性ローディに先に行ってもらい私とバターさんは後からゆっくりゴールへ向かって登っていきました。

これは写真を撮ってくれるのかな?と思い。


yaki「バターさんバターさん、横一列で同時ゴールしましょうよ!」


バターさん「面白いですね!」


そうです。ピークスに順位なんてないんです。ド変態や変態スタートの方などわざとスタートを遅らせているのです。
それぞれが自分には自分のゴールがあって、ギリギリまで頑張って最後まで諦めないでそれでゴールができたらみんなが一位なのです。
ゴールする事自体に意味がある。
素敵なイベントだna


クソバター「スプリントじゃぁあああ!!!」


yaki「なにーーーーー!!!」


ゲスバター「うえっへっへっへ!勝ち~~~!」

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ゲスバター「なんやぁ?やきそばくぅ~ん?ロードレースは先にゴールした方が勝ちやよ?勝利こそ全てやよ?(ニヤニヤ)」


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yaki「氏ねっ!!!!!」


彼は今日の車での帰り道に上日川峠の下に降ろそうと決意した瞬間でした。


ゴールタイム:17時00分(くらい)
スタートタイム:4時30分
総経過時間約12時間30分(くらい)
※休憩は各エイドで5分程度を基本


さて、折角の感動のゴールを台無しにしたゲスバターは放っておいてスタッフの方がフィニッシャーズタオルをかけてくれます。
そして嬉しい事にゴール横にコーラさんやツイッターでお世話になっているチコすけさん達が待っていて喜んでくれました。
これはとても嬉しくて感動しました。

ありがとうございます!ありがとうございます(涙)


コーラさん「おめでとうおめでとう!」


チコすけさん「ワシが育てた( ー`дー´)キリッ」


yaki「ありがとうございます(涙)ありがとうございます(涙)」


チコすけさん「お?これが噂のアルミかどれ。」


yaki「ありがとうございます(涙)ありが…ん?」


チコすけさん「重っ!!!!お嬢!お嬢!これ持ってみ!」


篠さん「重っ!!!うめちゃん!うめちゃん!」


UMEさん?「重wwwwww」


全員「ママチャリより重いんじゃね?wwwwww」

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帰れ!家に帰れ!!!


いじめっ子たちは放っておいて記念撮影タイムです。
憧れのフィニッシャーズボードにも文字を入れる事ができました(感動)

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そして次はと~るさんです。
どうやら17時15分に風張峠をこちら側へ降り切っているようで間に合いそうと連絡が入っています。
ここまで来たらなんとか間に合ってほしい!

祈るような気持ちで待ちます。


そして17時40分。


バターさん「キターーー!と~るさんきたーーー!!!」


yaki「うおおおおお!!!すげーー!!!」


コーラさん「やったーーーー!!!」


と駆け寄って大喜び
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いや~よかった本当によかった(涙)

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ただ今回残念ながら私の知り合いでDNF・DNSになってしまった方もいました(T_T)
特に一緒に試走した仲間はゴールで待っていたかったので残念でなりません。
DNSした方も一度ご一緒したかったところでした…。
どちらも悔しいお気持ちお察しいたします。
リベンジの際は教えてください!お付き合いするか応援に行きます(*´ω`*)

ピークスを振り返って

無題

今回完走できた勝因はおそらくですが気温が低かったことと、最初にペースを上げて貯金を作れた事によってメンタルに余裕が生まれた事、近くにと~るさんやバターさんがいて励まし合えた事が大きいと思います。

結果、死ぬかと思うほどキツくて辛かったですが、すべてをひっくるめると楽しかったです。
また走る?と言われると当分は結構ですがw
半年以上経ってまた皆さんが出るなら考えるかもしれません…たぶん…きっと。

今回のイベントを通して応援の楽しさを知ってチームプレイのヒルクライムというのにちょっと惹かれています。
コーラさん大好きなCSC修善寺やその他のチームで楽しめるヒルクライベントに興味津々です。
来年はそういう方向でも楽しんでみようかなと考えています(*´ω`*)

ちなみに一般人の私達はこんなに完走を喜んでいますがコーラさんクラスになると「これからテニスの試合ができるくらい脚は残ってます(*´ω`*)」というちょっとよくわからない状態の方もいるので人生色々です(本人曰くゆるゆる走ったから平気との事です…。)

ピークスはコーラさんに言われてた通り、順位を競うものではなく、みんなで励ましあって根性さえあれば完走できる。確かにそんなイベントでした。(足切りタイムが厳しいと根性だけではどうにもならないようですが…)
体重が重い方でも根性さえあれば完走できるそんなイベントをコーラさんは望んでいるようで、今回みたいに変態カテゴリなど作って遅い人でも根性で完走できる、速い人は速い人で楽しめるというのは狙いとしてはいいんじゃないかなと思いました(謎の上から目線)

何はともあれ泊りでみんなでワイワイ励ましあってとても楽しかったです。
ツイッターの皆さん、応援に来ていただいた方、道行く車の方々の応援や期待はめちゃくちゃ力になりました。
なによりも一緒に参加した皆さんや最後まで一緒に走っていただいたバターさんには特に力をもらいました。


改めてありがとうございました(*´ω`*)


そういえば、スタッフの方々はみんな優しくてやる気があって、お祭りみたいで見ているだけで気持ちが上がるのもピークスのいいところなのかな?と思います。

普通の私のような人間からしたら正直楽なイベントでもなく、誰でも完走できるイベントではないと思います(毎月1000km以上走っているような方や、ポテンシャルの高い方は除きますw)
でもだからこそ、挑戦するだけで価値はあると思いますし、完走できたらそれはそれは最高の達成感です。
ダメだと思ってからのボロボロになりながらの達成は、トレーニングしまくって余裕をもってのクリアとはまた違った達成感を味わう事ができると思います。
この出し切ったギリギリ感と達成感を楽しめるのは自分の力が弱いうちの特権ですwww

少しでも興味のある方は是非「無理かな~?」と思っているところを勇気を出して1度出て見てもいいかもしれません。
結果はどうあれ、きっと素敵な思い出になると思いますよ(*´ω`*)

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おまけ~ラーメン屋を求めて~

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小菅から八王子へ向けて出発(ナビの最短距離をチョイス!)


yaki「と〜るさん!バターさんにラーメン屋探してもらうので私の車に着いてきて下さい!」


と〜るさん「オッケーです(*´ω`*)」


〜1時間後〜


yaki「おかしい…。なんでピークス終わったのにさっきからピークスみたいな道走ってるんだ…」


バターさん「と〜るさん不安でたまらないんじゃないですか?www」


yaki「だまーって着いて来てますけど、絶対おかしいって思ってますよね?w」


ここでホントに合ってんの?とナビを確認すると、道の先に「和田峠」が出現。


yaki「あかんwww」


慌てて道を変更して何がどうなったのかは分かりませんが、甲武トンネルをくぐってピークスでも下った都民の森を下りきって檜原村役場前を通過して無事、八王子のラーメン屋へ到着しましたとさ。

めでたしめでたし(*´ω`*)

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コメント

  1. 謎のパピヨン より:

    お疲れさんd(‘∀’*)
    PEAKSの時間はあれでいいのよ 誰でもゴール出来るような設定ならアルミたちの一週間前までのグダグダと愚痴と不安とそれを超えて達成した感動があるわけ 読んでて一番よかったところはチコすけさんと言うヤングボーイが最後の波紋でシャボン玉を作る所でした

    • yakiそばパン より:

      謎のパピヨンさん

      ありがとうございます!
      もうダメだ!と思ってからの達成が一番テンション上がりますし感動もひとしおですからね(*´ω`*)
      チコすけさんと言う方が最後の波紋のシャボン玉の中にR5を入れて私にくれるようなので、彼の最後を楽しみにしてます(*´ω`*)

  2. チェリオ より:

    坂道嫌いの平坦スキーな《チェリオ》と申します(o^^o)

    ピークス挑戦の記事楽しく読ませていただきました(//∇//)
    完走の達成感はさぞや素晴らしかったんだろうと羨ましいです☆彡

    キツいライドは到底無理ですが( ̄∇ ̄)ゆるぽたもされているようですので(≧∇≦)何かの機会がありましたらぜひご一緒させていただけると嬉しいです\(^o^)/

    完走おめでとうございました☆彡☆彡☆彡

    • yakiそばパン より:

      チェリオ(コーラ)さん

      ご拝読ありがとうございます!
      久しぶりにこんな達成感を感じることができました(^-^)

      基本的にはいつもゆるポタをしているので是非よろしくお願いします(*´ω`*)

      あと、平坦スキーは大嘘ですよね?www

  3. jtag より:

    ピークス完走おめでとうございます。
    自分の名前が愛読しているブログに載って、浮かれています。
    ピークス参加者の頑張っている姿やゴール時の達成感を見て、最高にカッコ良いと思い、自分は貧脚でメタボおやじだから出走参加は無理だから、ボランティア参加と逃げていました。最高にカッコ良い凄いと思ったからスタッフも盛り上がったのだと思います。
    自分もDNF当然でも次は!と思いました。
    yakiそばパンさんのゴールの前での落ちが無かった事になっているのは?他の落ちがあった様ですね。

    • yakiそばパン より:

      jtagさん

      その節はありがとうございました!本当に力が湧きました。スタッフの方々も本当に最高でした!
      ブログでも出ているコーラさんのご友人は大きな身体の持ち主ですが、ラウンド1を完走し、ラウンド2からは残念ながら足切りになってしまっているようですがそれでも今回も参加して楽しんでおられました(*´ω`*)

      趣味ですから完走だけがゴールじゃないと思います。是非、jtagさんの楽しみ方で楽しんでしまえばいいと思います(*´ω`*)

      だめじゃないですかwwwゴールゲート前での、立ちゴケの事は秘密だって言ったじゃないですかw

  4. にゃにゃき より:

    ピークス完走おめでとうございます
    あのコーラさん一派の方なんですね✨憧れちゃいます

    • yakiそばパン より:

      にゃにゃきさん

      ありがとうございます!コーラさんとはよくご一緒していただいております(*´ω`*)
      ただ、私には憧れるようなパワーもキレもありません( ;´Д`)

  5. コーラ より:

    にゃにゃきさん
    yakiさんはおいらの知ってるチャリダーさん達の中でも有数のポテンシャルを秘めている逸材てあります(^^ゞ
    おいらは結局にゃにゃきさんに勝てませんでしたが(T_T)yakiさんが何時か仇を討ってくれると思ってます\(^o^)/

    yakiさん
    高橋留美子作品は初期から中期頃までは全部持っている元漫画好きで引きこもりのおいらです(^^)v

    あっさり完走されてしまい気持ちはちょっと複雑ですが( ̄∇ ̄)流石のポテンシャルでした☆彡
    更なる高みで何処を目指すのか楽しみにしております(^^ゞ

    • yakiそばパン より:

      コーラさん

      高橋留美子さんは私と同じ新潟市の出身で彼女の作品には地元の風景や方言が出てきてとても懐かしい気持ちなるので好きです。
      めぞん一刻の五代君の実家の設定が思いっきり私の実家の近所っぽくて近所の街並みや神社が出てきてテンションが上がって一気読みしてしまいましたw

      初めてのヤビツのタイム(太っている訳でもなく、途中でサボった訳でもなく1時間8分)からもわかるように、逆に私のポテンシャルはかなり低い方ですよ(*´ω`*)
      そんなポテンシャルの低い私でも努力すればピークスも完走できるんだと、同じように「なんでこんなに自分は走れないんだろう?」と悩んでいる方に伝わればいいなと思っております。

      あと、私の完走をもっと喜んでくださいwww

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