星峠の棚田で水鏡が見たい!ロードバイクで棚田クライム!の巻

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6月3日午前0時、完全にド深夜ですがこの日、新潟県十日町へ絶景を見に行くために起床(マジキチ)
そして1時にコーラさんを迎えに行くと言うにわかには信じられない時間設定でこの日のライドは動き出しました。

てか1時に迎えとかただの嫌がらせじゃないのか?むしろ寝る時間じゃないか?と思うかもしれませんが、



私もそう思います。


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棚田の水鏡という絶景

このライドの切っ掛けと言えば去年のGWに私が新潟の実家に帰省して友人とバーベキューをしに行った時の事です。
バーベキューへの道中、いくつか田んぼに囲まれた集落を通るのですが、そこの集落の田んぼの水に青空が写りこみめちゃくちゃ綺麗だったのです。
さらに暗くなった帰り道では集落の灯りが水の貼られた田んぼに反射してとても幻想的な風景が広がっていました。
車ではあっという間に通りすぎてしまいましたが、こういう場所を自転車でのんびり走ったら気持ちいいだろうなぁ。と思った事が棚田ライドの切っ掛けとなります。

この景色があまりに綺麗だったので色々調べて見ると水の張られた田んぼは「水鏡」と呼ばれている事を知りました。
水鏡は字の如く水が鏡のようになっている事を言い、天気の良い日には田んぼの水が鏡のように周囲の景色を反射して写し込んでそれは見事な水鏡になるのだとか。
そして新潟の十日町には全国的にも有名な「星峠の棚田」という場所があり、雪解けから田植えまでの5月~6月上旬の短い期間は田んぼに水が張られて水鏡になっているそうです。
そして特に朝日が写りこむ水鏡はそれはもう絶景で天気の良い日などは全国から多くのカメラマンが押しかけてきて写真を撮っているようです。

※十日町のHPの写真

※十日町のHPの写真


運が良ければこのように雲海も発生して息を飲むような光景に出会えるかもしれません。
こんな絶景を見せられたのと目的地が比較的土地勘のある故郷新潟という事もあれば、これは行かなくてはなりません。

ただこの光景を見るには一つ大きな問題あります。

それは朝が早い事

ただ早いという次元ではありません。
日の出を見るので当たり前ですが水鏡の時期である5月~6月の日のでは4時~5時の間、その時間帯に十日町に到着して自転車で現地へいるには少なくとも我が家のある町田を0時~1時に出発しなければいけません(マジキチ)
宿泊という事も考えましたが「金曜日の夜に出ると結局チェックインは深夜になってあまり変わらないし、まぁなんとかなるでしょ!」とそのまま強行してみる事にしてみました(アホの発想)

そんな深い訳あって、午前1時コーラさんと合流してこれから新潟へ向かいます

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途中、私が東北道へ突っ込みそうになる(若干突っ込んだ)ハプニングはありましたが順調に十日町へ到着。




で、雨である(死)




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実はこの日元々は雨予報からの曇りに好転していたので大丈夫だろうと思っていたのです。
ところがどっこい六日町インターを降りてから永遠と雨のまま現地まで天候は変わらず…。

というか普通なら降水確率が40%で曇りの時点でリスケにするのですが(この日関東は0%の晴天)今回の目的の水鏡が時期的にここを逃すと稲が伸びすぎてただの田んぼになってしまうので「逆に言えば60%は晴れるって事でしょ!?」と一か八かの賭けにでた訳です(プラス思考)

結果、賭けには完敗、天気予報信じればよかったと後悔しても時既に遅し!
時間も午前5時とクッソ早いのでどこかへ行こうにもどこもやっているはずもなく…この雨ではまったく走る気にもならないのでとりあえず車で星峠へ行ってみる事にします。

現地に着いて車から降りてみると。


コーラさん「さむっ!!!!!」


yaki「さむっ!!!!」


なんか外気が10℃くらいしかなくてめっちゃ寒いです。
寒がりのコーラさんは完全に心が折れて「雨以前にこの気温は走る気温でない!」「1月の伊豆より寒い!」と言いだします。
確かに伊豆は冬でも10℃を越えたりしますので天気のいい冬の伊豆ならあながち間違ってはいないかもしれませんwww
そして震えながら棚田を撮影。

理想の星峠の棚田

※看板を撮りました

※看板を撮りました

現実の星峠の棚田DSC05324


これはこれで趣があるのかもしれませんが、雨とこの気温で走ったら苦痛以外のなんでもないのでとりあえず雨がやむまで車で回っていようという話になります。
そして星峠の次は「美人林」というブナの原生林へ向かいます。
真っ直ぐに伸びたブナが美しい事からこの名前になっているようです。
そしてここが大正解。雨でテンションが落ちていた我々ですがここの綺麗さにテンションが上がります。

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相変わらず気温は低いですが林の中は葉っぱが雨を防いでくれて雨が当たらず、雨で濡れた林は瑞々しくて鮮やかです。
コーラさんと「かなり理想的な林ですね」なんて言いながらパシャパシャと写真を撮ります。

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あっという間にやる事はなくなり、道の駅の駐車場へ戻ってきても普通に雨。
GPVと睨めっこして「10時になっても止まなければ諦めましょう」という事にして仮眠をとります。

そして9時頃に目が覚めて外をみると雨はかなり弱くなっていましたが霧雨状態で降ったり止んだり。
こりゃあだめだな…と一人でここから新潟名物の「みかづきイタリアン」へはどこまで行けばいいのか調べます。

するとコーラさんも目覚めて時刻は10時。
温泉や周りの店も開き始めていよいよただの観光になろうかというところで奇跡的に雨があがります。
この時間になると少し気温も上がってきて先ほどまでの寒さも弱まりました。少し様子を見て雨は止んだままなので「まぁ折角来たんだし!」と雨上がりライドを決行します。

ただコーラさんはこの気温でも寒いようで震えながら指切りグローブしかない事を嘆いています。


コーラさん「これはヤバいっす!全然寒いっす!真冬の格好が必要です(T_T)」


yaki「あ!そうだ!そこのセブンで軍手買ってくればいいんですよ!(名案)」


コーラさん「カンパの美学に反しますし、カッコわりぃから嫌です(・ω・)」


yaki「この期に及んで贅沢言わないで下さいwww」

まったくもう!と思いながら準備を進めていると私のバックパックの中にオレンジ色の物体が。


yaki「あ!コーラさん!奇跡です!ディフィートがありましたwwwこれ使って下さい!」

※去年撮った写真です

※去年撮った写真です




コーラさん「おお!ありがとうございます!実は私yakiさんの持ち物の中でこれが一番カッコいいと思っています(//∇//)」


yaki「え!?これがですか!?raphaより!?」


コーラさん「はい!めっちゃカッコいいです(//∇//)」



てか、ディフィートって軍手なのでは…


と、心の中でめっちゃ思いましたが本人が気に入っているので何も言わずに準備を急ぎます。

当初の予定からかなりコースは短くして14時位にはここに戻ってこれるように調整します。
私とコーラさんの中には基本的に「温泉・飯>ライド」という方程式が存在しており、折角新潟のド田舎まで来たとしてもアフターを疎かにする訳にはいきません。
という本末転倒の心意気でルートをサクッと40km程度に削減。

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サクッと準備をして駐車場から出発します。

いざ新潟棚田巡りライド

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走り出してすぐに日本の里山の風景へ変わります。
まるでタイムスリップしたようなその風景は完全にトトロの世界。

渋峠や西伊豆のような大パノラマの絶景も良いですがこういう風景も個人的には非常に好きです。
木の陰から小さな集落や畑が見えたり隠れたり、渋峠のような人の気配が皆無の大自然に対してコチラは人の息づく自然。
どこか落ち着くような癒される道です。

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ちょっと走ると民家や田んぼが出てきます。
この辺は土地柄、農家さんが多いのでしょう。
走っていると至る所に田んぼがあります。

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晴れていればどんなに綺麗なんだろうという思いもありますが、走ってみれば雨上がりの瑞々しい新緑の中のサイクリングもとても気持ちがいいです。


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山間の道を登ったり下ったりしていると魅力的な棚田集落が現れます。
十日町は実は星峠だけでなく、大小様々な棚田群がありそれぞれに特徴があります。
ここは棚田と民家が近い事が特徴的な「菅刈の棚田」です。

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今日周った中では一番好きな雰囲気の道と風景でした。
コーラさんも気に入っていただいたようでテンションが上がって関係ないクソ坂を登ってしまう程です。

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(普通に今通ってきた道と合流していました)

こちらの棚田を堪能したら雨の降っていない星峠の棚田をもう一目見たいというコーラさんの要望を叶えるべく今度は自転車で星峠を目指します。とは言っても広い国道を通ってサクッと行ってしまっては面白くありません。
私も美食倶輪部の端くれとして、しげさんルートを見習い盛大に脇道へ突入していきます。


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脇道へ入るとそこはまた棚田集落ゾーン。
大通りと違って車通りはほとんどなくのんびりと走れます。

そんな集落の中に佇む苔むした神社を私のセンサーがビビッととらえて思わず停車。
コーラさんには申し訳ありませんがしばし私の感性に付き合って頂きますw

見て下さいこの苔!良い感じの苔!!

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何十年もここにあるんだなぁ…と苔むした狛犬を見ながら年月の経過を感じます。
まるで夏目友人帳に出てくるような神社でした。

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フォトジェニックな神社を堪能したらまたゆっくりと先へ進みます。
なんだかここまで乗っている時間と止まっている時間が半々くらいな気もしますがたまにはそういうライドもいいと思います(^p^)

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ダラダラと進んでいると先ほど雨の中で凍えながら見た星峠の棚田が現れます。

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う~ん。やっぱり晴れてた方がいいですねw

そして時間的に2時には車に戻りたいのでここで撤退。
帰りはスパッと国道を通って車に戻ると走行距離は37km程の御近所ポタレベルのライドになりました(笑)

この後はしっかりと十日町で有名な小嶋屋総本店でへぎそばとタレカツ丼を堪能して温泉に入って帰りました!
この小嶋屋のへぎそばは皇室献上の実績もあり、さすがとても美味でした\(^o^)/

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まとめ

今回は残念ながら天候に恵まれませんでしたがそれでもこの風景の中走るのはすごく楽しくて、晴れてたらどんなに気持ちいいのだろうと期待値は高まりました。次は確実に晴れの日の走りたいと強く思います。

コーラさんにはアホみたいな時間から付き合っていただいた上に、たいしてライドできず申し訳なかったです・・・。
次は天気予報を見て絶対に晴れの日に行くのでこれに懲りずにまた御一緒して下さいm(__)m


ちなみに登り嫌いな方は基本的に10%程度の斜度のアップダウンしかないのでご注意ください。
長い登りはないですが私が普通に棚田巡りのルートを引いたら細かいアップダウンだけで90km2500mアップという中々の走りごたえルートになりました。
十日町市総合観光案内所では電動アシスト付自転車のレンタルもやっているようなのでロードバイクをお持ちでない人はレンタサイクルで楽しむのもありだと思います。近くを周るだけでも十分に棚田を満喫できますのでオススメです\(^o^)/

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