タイヤをシュワルベ・ワンに変えて1000km走ってみての感想

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9月下旬に完成車付属タイヤからシャワルベ・ワンに変えて約1000km程走りました。
主に山を走っており、ウェットな路面も経験して色々とわかってきた事がありますので記録したいと思います(^_^)

シュワルベ・ワン(SCHWALBE ONE)のインプレ

私がこのタイヤで1000km走って感じた事をなるべくわかりやすくまとめてみました。

耐久性

現在のタイヤの状況。

現在のタイヤの状況。


実は購入する前にネットで調べていると、シュワルベ・ワンは驚くほどすぐに摩耗するという意見もありました。
まだ1000km程なのでわかりませんが、今のところ著しく削れているとは思いませんので耐久性は思ったほど悪くはないかもしれません。

グリップ力

そもそも、下りやカーブで攻めない私にグリップ力なんてわかるはずもなく・・・m(__)m
だがしかし!路面が濡れている時はめちゃくちゃ滑る事はわかりました。
これは溝の無いスリックタイヤだから仕方ないようですが以前のタイヤより明らかに滑りました。

雨上がりで濡れていた子ノ権現では冗談抜きで滑って進めなくなったのをはじめ、風張林道では湿っている場所やちょっと苔のある場所では以前のタイヤより明らかに滑りヒヤッとする場面も。

乗り心地

これはすごく良かったところなのですが、このタイヤはめちゃくちゃ乗り心地が良いです(*´∀`*)
まったく振動がないとかそこまで顕著に感じる訳ではないのですが、ロングライドした後は以前より明らかに上半身の疲労が減りました。
ロードバイクは走っていれば路面からの振動は常に来るものですし、それを腕や体、脚で受け止めています。
今までは長距離を走った後は少なからず腕や肩等はもちろん身体の芯に疲労感を感じたのですがそれが驚くほど緩和されました。
具体的に言うと100km2000mUPのライドでも腕や肩疲労感を感じる事はありませんでしたし、身体の芯にくるような疲労感もほとんどありませんでした(脚は普通に疲れています)。
疲れにくいというのはかなり重要で、また走りたい、もっと走りたいとモチベーションアップにも繋がりました!

軽さ・スピード

軽さは確かに軽くなったのですが、私が鈍感なのかもしれませんが乗っていて実感できる程ではなかったです(^_^;)
タイヤを変えた直後はよく転がる!と思いましたが乗ってふた漕ぎもすれば違いはわからなくなりましたwww
従ってスピードもたぶん、タイヤを変えたことによって速くなってはいないと思います。

ただ、疲労感は全然なくなったので長距離が疲れにくくなったのは事実です。
なのでロングライド等のタイムは結果的に速くなっているかもしれません(^_^;)

まとめ

タイヤを変えてよかったかと言われればめちゃくちゃ良かったです。
もし、初心者の方で完成車付属の適当なタイヤを使ってロングライドに挑戦している人がいたら「とりあえずタイヤを良い物に!」と強くオススメします。

ただ、坂が楽になるとか巡航速度が上がるという事はなく、どちらかというとライドが快適になってロングライドが苦でなくなる。
疲れにくくなる。
といった、自転車を楽しむためのフォローをしてくれる、そんなタイヤなのかな?
というのが1000km乗って見ての率直な印象でした。
ホイールよりリーズナブルですし、海外通販を使えば更に安く購入できますので、完成車から最初に何か一つ手軽にアップグレードしてみたいと考えている人がいたらタイヤの変更はありだと思います\(^o^)/

ちなみに、シュワルベ・ワンの欠点はスリックタイヤであるがゆえに濡れた路面が危ないという点です。
これは湿ってる事が多い林道とかへよくいく私としてはちょっと考え物ですので、次はもう一つストックとして購入している「コンチネンタル GP4000S II」 を履いてインプレしてみようかなと思っています。
このタイヤはスリックタイヤではなく溝のあるタイヤなので濡れた路面も多少マシであってほしいです・・・。



そして・・・いよいよホイールほしいです (^q^)